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英語の聞き取りにくい単語
英語の聞き取り、難しいですよね。聞き取りを難しくさせるのは、英語には聞き取りにくいアクセントの仕組みがあるからなのです。
アクセントといっても、「地方のくせ」や「単語の中の強いところ」、「文章を読むときに強く読むところ」などとありますが、ここでは文章でのアクセントについてです。
日本語は一字一字の音を落とすことなく発音します。聞くときも、話された音はちゃんと聞こえます。ただ、高くなったり低くなったりと、音の高さが変わりますので、日本語は「高低アクセント」を使用する言語といわれます。
一方、英語は語によって、弱く発音したり強くはっきり発音したりするので、「強弱アクセント」を使用する言語です。例えば、
I bought this banana at the supermarket this afternoon.
という文章があるとき、banana supermarket afternoon は強く発音されますので、聞き取りやすくなります。ところが at、the、this は弱く発音されます。場合によってはとてもあいまいに発音されるので、本当にそう言ってるの?と思うほど聞き取れないことがあります。
こちらのビデオでも説明しています♪
日本人にとっては、英語が全部聞き取れないのと同時に、英語の発音の際にもこれが難しくなります。つまり、高低アクセントに慣れてしまっているので、全部の音をしっかりと、弱めずに発音してしまうのです。
だからといって、それが悪いわけではありません。発音の基本はひとつひとつしっかりちゃんと発音することだからです。ただ、慣れてきたら「強弱をつけて発音する」練習もしていくと、強弱アクセントも身につけることができます!