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読み聞かせ、大げさに読んではダメ⁇

おうちでの読み聞かせ、学校や幼稚園での読み聞かせ、子どもたちはよく集中してお話を聞きますよね。でも子どもは本当に正直なので、つまらなかったりほかに気になることがあったりすれば、すぐに集中がとぎれます。

そうならないための工夫として、声色を変えて大げさに読むということがあります。とくに多人数で読み聞かせをするときは、お話が盛り上がる雰囲気を作れますし、聞くだけではまだ想像力が足りずにわからないという子どもには有効です。

一方で、淡々と読んだ方が、子どもたちのお話を理解する力は深まる、子どもたちの想像力が鍛えられる、という意見もあります。科学的に検証されたりもしています。

読み方の工夫は、対象となる子ども・読む人・読む本・読む場所などによって多種多様です。

つまり、読み聞かせする人がきちんと目的をもって読み聞かせをしてあげるという意識が必要だと思います。


では、英語の絵本の読み聞かせはどうでしょう。

単語をたくさん習得させたい、という目的であれば、指さし+はっきり発音
登場人物の会話を楽しんで読ませたい、という目的であれば、感情+抑揚をつけて
・あとでお話について質問して読解力を確かめたい、という目的であれば、淡々と
ただ寝かしつけたい、という目的であれば、優しい声+優しいお話


同じ本でも、読むたびに読み方を変えてみるという方法も、子どもたちは喜んで聞いてくれることと思います。