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#217 昼柔術復活希望

今回は『昼柔術復活希望』について話しました。

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こんにちは、中井祐樹です。
ゴキゲンRADIOはじまりました。
レターが届いています。
コロナも落ち着いてきたので、昼柔術を復活してください。
大きい道場ではコンペ練みたいな呼び方で 昼柔術をやっていますが、 それほど門戸を開放してはいないです。
諸先輩方は口をそろえて「昼柔術はやばかった。行くなら覚悟しろ」と言います。
ぜひ体験してみたいです。

ありがとうございます。
これはちょっと考えておくとしか言いようがないですね、現状は。
同じものが実現できるかどうかはちょっとわからないですが、 考えてみますというのが一応の回答になります。
コンペ練とかプロ練とかパラエストラ程門戸を開放してはいないです。
そりゃそうでしょう。
僕はジャンルも何も気にしないですから。
もっと言うとコンペティション練習ですらなかったと思っています。
これも言っていいのかどうかわからないところなんですけど、 僕の練習から始まって、僕の練習時間ということで、 いろんな他道場のインストラクターの人たちをどうぞみたいな感じで声掛けしていたり、 そのうちに後輩も来てそれが広がってということなんですけど、 私が現役の第一戦を引いてからは、 十数年引いた状態でやっていたわけですね。 その時もうちの選手とか会員さんのためにと思ってやっていたところがあって、 それでフィーを取っていないからこそいろんないじくりができるんです。
これちょっとどうなのかと思うんですけど、 月謝を取るとしますよね。
月謝を取ってきついことを言うというのは、かわいそうという向きもなくはないじゃないですか。
本当のことを言っていいみたいな、そういう耐えうるしとしてしか言えないみたいな。
昔からジムあるあるなんですけど、愛を込めて本当のことを言ったりすると、実は傷つくとか、傷ついたとか、 腐ってきたとか、 嫌なことを言われたというケースもあるあるじゃないですか。
だから本当はきついことを言えることが本当の仕事だと僕は思うんですけど、 でもやっぱり楽しく心地よくやってほしいという気持ちもあるから、 それとも相互に揺れているわけですね。
例えば無料でやっているからこそ、適当にいろいろ変えたりとかして、 ルールも撤廃とか言ったりする。
無茶ぶりがいろいろできるというところがあって、 あと、こんな練習じゃ強くなんないぞみたいなことを言われたりすると、こんな練習じゃ強くなんないぞみたいなことを言えちゃうというところがあったりして、 そういう意味での精神的な開放感みたいなのがあったのは事実です。
ボロクソにできるというかね。
やけど、やっぱり、それはある意味よっかれと思ってやっているところもあるし、やけではないですね。 こういうことなんだよってグサッとしたことを言えるというところがあったりして、 そういったことをもし望んでいるんだったら、 それは僕は有料でやりますよということになっちゃうんですね。
そういうところがあるから、時代的な流れとしては、今クラスも入っちゃっているし、クラスのそこそこ定着率もあるから、 そういう意味では、クラスに別に練習に来てくればいいと思います。
現状、現に昼柔術が消失したというのを知らない方が来て、昼柔術だと思って来てましたよね、 というケースもあるんですよ。
じゃあ今日は〇〇さん、スパーリングだと思ってきたから、スパーリングやろうよってやることもあるわけですよね。
そういう意味では、現状でも対応はできていると私は思っています。
物足りねえやという、黒帯が15人くらいいないとって思っているんだったら、そこはまた違う問題で、お誘い合わせの上に来てくださいと言えないところもあるし、最低限私が言いますから、 私にお願いしますと言えば、時間無制限にしますか、60分一本勝負にしますかと言うだけなので、そういうことはできますよということではあるんですね。
もちろん皆さんの希望に沿ったこともできるし、 ということではあったりするので、 そういったところもあって、コンペティション練でないという言い方もあって、コンペティションに必ずしもそらえられていない、試合が近いときには試合に合わせたことをやってもらい、試合前でなければちょっとハードルを上げるみたいなところがあって、 人数がちょっと多かったりしたこともあったので、 人数を落ち着かせるためにきつくするということですね、 簡単に言うと、 内容をきつくすることによってみんなができないような練習になるということが、 特に後半の最後の10年くらいはそうだったような気がします。
それまではただ単なる時間で流してやってみた感じだったんですけど、 僕も現役を一歩引いてからのほうが見えることがあって、本当はこういう練習必要だったのになみたいなことをやれるようになって、 それが故にうざくなるというところもあるんですけど、 そのうざさ故にきつくなってきて、 きついからこそ練習になるからまた来たい人も増えてということですね。
これをマネタイズするにはどうしたらいいんですかというようなことが、 僕の悩みではあるんですよ、個人的に言うと。 その辺に関しても、 いいサジェスションがある人にお話を聞いてみたいとは思っていますよ。 もちろん用意もありますけど、 現在としてはそういうような心境ではありますね。
確かにやばかったらしい、いけない覚悟をしているというものだったと思いますけど、それでも僕はやりたい。
つまり、練習会、練成会などが出てくる。
500円、1000円、3000円のイベントになっていくのではないかと思います。
主催者が苦しんでいるのは本意ではないので、スポンサーを付けられたり、 プレゼントを出せたりするイベントもあります。
門戸を開放するというのは、白帯、短パン、ノギ、ヒールフック、MMAライクなことがしたいという意味もあると思います。
そういう意味では、僕の開放ほどのものがないのは、そりゃそうだろうなと思います。
だけど、僕じゃないと実現しません。
柔術ルールを標榜している人に、破壊者が来たら困ることになるんだと思うし、僕はその破壊者をどうにかするのが格闘技なんじゃないの?と問いかけをしているんです。
そういう意味では、がっつり言いたいことをぶつけている場ではあったのは事実です。
それも段々場所、場面を変えて、こうやって喋る場もありますし、そういったところで段々解いていければなと思ったり、これからも同行に注視しつつ、お付き合いくださいとは思っています。
最後のほうが特に僕の考えもあって、ルールは撤廃しようということになったり、もちろん柔術ルールでしたい人は柔術ルールで、柔術ルールでと言ったところで、その柔術ルールというのはどの段階のルールなんだい?という、 団体のルールだったり、どのフェーズのルールなんだい?ノギもルールで違うんだぜ?とか、 そういうことだったり、あと所見の人と十字ルールでと言ったところで、そのルールの共有はできているのかい?とか、 実はアップデートされているのかい?とか、そういうことの反応は含まれているんですけどね。 柔術ルールでお願いしますと言ったところで、その目の前にいる選手は柔術ルールを知っているのかい? 世間あるでしょ?知っているのかい?ということも含めてのアピールではあったんですけどね。
そういったところで、こういった空前絶後のことがまた開かれるようになるにはどうしたらいいかというのを、 我々と同時に参加したい皆さんもちょっと考えてもらえると助かるなというふうに思います。
というわけで今日は昼柔術の話でした。

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