③Blooket:ゲームと学び
今年度、あるクラスで1時間目が英語になる日が「5分の3」だったんです。月・火・水 の3日間、1時間目は英語。
この間、このクラスで今年度最後の授業があったので、こんな風にあいさつをしてきました。
終わってしまえば笑えるのですが、朝から「勉強すっぞーーー!!!」ってパワーはなかなか出にくい。だいたい、眠たい or 重たい空気。
というわけで、授業の最初にBlooketを乱用していました。
Blooketで、できること
ゲームができます。笑
ゲームのネタが英単語っていうだけで、平たく言えば、ゲームです。
全部で14種類あるみたいです。私が授業でメインで使っていたのは、このうち主に①Fishing Frenzy ②Classic ③Cafeの3つ。
他のクラスメイトからアイテムを奪ったりして勝つゲームがあるんですけど(Gold Quest)、一度やってみたらクラスの空気が悪くなっちゃった。他にも、ルールが複雑で理解できなかったり、集合体恐怖症的なものがあったり、男女で温度差が出たり…なので、平和かつシンプルなゲームだけを選んだら、この3つになりました。
Fishingは、ただただクイズに答えて釣りをするだけのゲームなんですけど、なぜかめっちゃ男女ともにウケます。ありがとうございます。
うちのクラスでは7割方、朝から釣りをしていました🐟
「おはよう🌞単語読んで釣りしよか🐟」
週に1回テストがあるので、月・火曜日は単語活動をして、水曜日に小テストをするのをルーティーンにしています。
小テストの範囲を一通り読んだり、ペア活動をやったりしたら、「ほな、タブレット開こか」という流れです。生徒はそそくさと準備します。こういうときは本当に動作が早い…。
生徒は"play blooket"と検索して、ゲームIDが指定されるのを待ちます。
教師がゲームを指定するとゲームIDが表示されるので、生徒はそれを入力します。私は↓この教師側(親機)の画面を黒板に投影しています。
全員が揃うまでの待ち時間に、生徒はミニゲームをすることもできます。生徒が「こんなんあるで」って教えてくれました。ありがとう!
↑ここにあるコントローラーのボタンを押すと、ピョンピョンゲームが始まります。男子はこれでよく競っていました。
このミニゲームのおかげで、みんな早くログインしてくれるので助かります。笑
Quizletからインポートできる
Blooketで使う単語帳は、Quizletから簡単にインポートできるんです!これ、めちゃ楽ポイント!
Quizletで単語帳を作ると、勝手に4択クイズにしてくれますよね。その仕様がなぜかそのまま、Blooketに流用できるんです。
Quizletに作ってある、自作の学習セットからインポートする方法を紹介しますね。まずはBlooket側で[ +Create ]をクリックして、[ Qizlet Import ]を選択します。[ Your Quizlet ]を選んだら、[ Next Step ]。
Quizletの画面が開くので、インポート元の学習セットを選びます。[・・・]を開いて、[エクスポート]を選びます。
そしたら、[テキストをコピー]をクリック。
Blooketに戻ります。
↓の画面になるまで、[ Next Step ]をクリックします。
空欄の中に、さきほどコピーしたテキストを貼り付けます。
英⇄日を入れ替えたい場合は、[ Flip questions and answers ]にチェックを入れます。[ Add Questions ]をクリックすれば、もう出来上がり!
4択クイズの何が面倒って、「不正解の3択を考えて入力すること」なんですよね。その点、Quizletを事前に作ってたら簡単にBlooketでも遊べちゃいますyo!
まとめ
Blooketは時間設定ができるので、いつも5分ぐらいでゲーム終了にしています。生徒は「ふぅ〜やったぜ〜」って顔になります。笑
朝イチの授業ばかりだったので今年度はBlooketを乱用しましたが、来年度もやるかと言われると「うーん」という感想です。楽しいんだけど、ゲーム要素が強すぎる。学んでいるか?と言われると、おそらくそれほど学んでいません!爆
Kahoot!もずいぶん改良されているし、来年度はBlooketとKahoot!を併用しつつ、ゲームの頻度も落としつつ、やっていこうかなと考えています。