ビギナーズラックなんてものは9割存在しないんだ。
どうも白湯です。
実は先週の日曜日に英検の1級をふらっと受けてみました。しかしあまりの単語の分からなさ故に、受かっている自身が微塵もありません。そして勉強したのが、テスト前日の寝る前と、試験会場へ行く前のバスの中だけだったことをここに懺悔します。
英検を受けたその日のお風呂でビギナーズラックについて考えていました。
「ビギナーズラックで受かっていれば良いなぁ」なんて思っていたのですが、そもそもビギナーズラックなんてもの本当に存在するのか不思議じゃないですか??
「初めてなら初回特典あり!!」
いやいや、神様もそこまで優しくないでしょうよ。
ビギナーズラックなんてもの、実はまじないのような物なんじゃないでしょうか。
例えば初めての料理を作るとき、「絶対においしくなるはず」って思って完成した料理を食べるとする。想像を超えるおいしさなら、「おいしい!私ってすごいかも!」と思うが、予想を下回ると、「ん?思ってたのと違うな。この料理って案外おいしくないんだな」って思う。
じゃあ今度は「本当においしいのかな?」なんて思いながら作ったとする。
期待値はもともと低いから、その基準さえ超えれば「え、意外と美味しいじゃん!」ってなると思う。
そしてこの時に、「ビギナーラックかな」とか考えるかもしれない。
つまり「ビギナーズラック」は心の持ち様。
初めから期待していなかったら、どんな状況でも大抵「ラッキー」って思える。
初めから期待しないことは、意外とポジティブを維持するための心の装置なのかもしれない。
これは、人と接する時にも心がけると良かったりする。
相手に初めから勝手に期待を抱きすぎると、いざその期待を下回った時、勝手に「裏切られた」って思って幻滅する。でもそれは自分が自分の機嫌を取れていないだけ。初めからそんな期待をしなければ、自分も相手も不機嫌にならずに済む。
少し話が脱線してしまいましたね。元から期待しないことは、「良い心の持ち様」ではあるかもしれませんが、英検のような自分の実力に関係するものは少し違いますね。
ビギナーズラックなんていう心の予防線は、それを上回る努力によって、はるかに高くて硬い安心の壁になりますよね。
本当に成長したいのなら、運には頼らず努力で勝ち取るべきですね。
はい、勉強せずに英検を受けて後悔した自分に綴った自戒の文章でした。
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