新庄BIGBOSS采配の問題点

https://twitter.com/onifukkusencho/status/1512774794403782658?s=20&t=_HGmMX-sQbhtwzApKI7m3A

 森本稀哲がこんなことを言っていたので、じゃあ具体的にシバいてやろうと思い立った。


問題点①開幕戦の投手起用

画像1

 開幕投手にオープナーとして北山を指名。これ自体はさほどおかしくない。

 問題は4番手の伊藤大海。本来であれば開幕投手候補、ないし本拠地開幕戦のカード頭を任せたい投手を開幕戦の4番手として起用。しかも投げたイニング数はわずか2イニング。伊藤大海が持つ適正がロングイニングであるにも拘わらずだ。

 結局この小刻み継投が功を奏することは無く、6番手の杉浦が爆発炎上して逆転負け。そのまま開幕カード三連敗で終わった。

 自分が采配を振るうなら、オープナー北山2イニングと二番手の加藤貴之1イニングの起用はそのままにして三番手に伊藤大海を投入して6イニング投げてもらう。もしくは素直に伊藤大海を開幕投手にしてしまうか。


問題点②中心打者・近藤健介の起用法

3/25 淺間 
3/26 近藤 
3/27 近藤
3/29 近藤
3/30 近藤
3/31 近藤
4/1 松本剛
4/2 近藤
4/3 近藤
4/5 近藤
4/6 近藤
4/8 近藤
4/9 淺間

 これは何かというと、日本ハムファイターズが開幕戦から中堅手としてスタメン起用した選手の一覧である。

 どちらかといえば両翼起用、ないしDH起用が本業の近藤健介をセンターのスタメンで10試合起用している。理由はわからない。わかる人がいたら教えて欲しい。

 そしてこの近藤健介が謎のスタメン落ちをする試合が二試合存在する。散発5安打完封負けを喫した4月1日と、3点差で敗れた4月9日の二試合だ。特に4月9日の試合は代打での出場すらなかった。ファイターズの中で現状最強バッターの位置づけにある近藤をベンチで腐らせたり、守備負担の大きいセンターで起用するメリットがあるようには思えない。

 しかも今のファイターズの一軍野手の顔ぶれを見ると、センターを守れる浅間と松本剛の両名が存在する。この二選手をセンターのポジションで競わせつつ、近藤は打撃に専念できるレフトかDHでの起用したほうがチームに好影響をもたらすはずだ。


 問題点③日替わり打線の負の部分

 シーズン開幕前から度々行われていた「ガラポン打線」。そのメリットは対戦相手チームのスコアラー泣かせの変則オーダーが飛び出してくること。デメリットはスタメン起用される選手たちも混乱すること。

 これがシーズン開幕してからも行われているか否かは現状のところ不明だが、13試合消化した時点で同じスタメンを組んだ日は一度もない。要するに日替わり打線状態だ。

 打線を固定化しないことで、選手個人個人の考える力の促成をしたいのは分かる。しかし今のファイターズの一軍メンバーはそれをやるにはまだ若すぎる。自分の打撃の型を持てていないバッターが多すぎる。今は明確な役割を与え、責務を与え、自分の打撃を確立する時期だろう。


 まだまだ重箱の隅を楊枝でほじくるような問題点が山ほど出てくるけど、あんまりいじめるとかわいそうなのでこの辺にしときますね。

PS.近藤健介は三番レフト(DH)で固定した方がいいと思うよ

 

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