私の好きなアニメ、銀魂

私の好きな作品、銀魂について少し語らせていただきます。


銀魂.ーーー説明する必要のないほど有名なアニメで、みなさんも一度は見たことがあると思います。昨年原作が完結するまでなんと15年間、巻数にして77巻という長編。
この作品の見所はなんと言ってもその作風の多様さ。コメディー漫画よろしく笑いや下ネタはもちろん、迫力ある戦闘も、思わず涙溢れる感動も、息を呑むようなシリアスも全て満載。小学生から大人まで幅広く楽しめる作品となっております。

私自身この作品は、小学生の時アニマックスで初めてみてからずっと追い続けてていて、とても親しみを持っており、私の人生においても大きく影響してくれました。
主人公の坂田銀時は普段はちゃらんぽらんで覇気がなく、頼りない人ですが、ここぞというときには漢を見せて必ずやり遂げるという度量を持っており、逆に銀さんがピンチなときは他のキャラクターみんなが銀さんを助けると言った厚い人望も持ち合わせています。そっけなく、汚い部分もある性格だが、仁義は必ず通す、そんな古臭くとも一本硬い筋の通った銀さんの姿に、私は憧れました。


作品の中で出てきたセリフで、私の好きな名言というのもあります。

「しぶとく 図太く 強かに しなやかに それがあたしたちってもんじゃないのかい。」

四天王編で、銀さんの仲間がピンチになり諦めかけたときに、瀕死の重傷を追っていたはずのお登勢がさっそうと現れ言った言葉です。
自分の中に強い芯をもち、しかし強さを誇示せず、敵すらも受け入れてしまうような懐の広さを表した言葉。作品の世界の歌舞伎町の顔役であるお登勢さんを、そして原作者の空知英秋さんを表した、まさに名言だと思います。


作品自体も素晴らしいものなのですが、それ以外でも銀魂は私にいろいろなものをもたらしてくれました。
中学時代、私はゲーオタで家に帰ればFPSやレースゲーばかりしているような人間でした。当時友達がいなかったわけではないのですが、田舎の中学校ではコアなゲームをしている人はなかなおらず、趣味で語り合うようなことができずにいました。ヲタ友も作りたいなと思っていたのですが、私の中学ではアニメや漫画が好きなヲタクしかおらず、FPSでどの武器が強いか、どんな車が好きかなどと話せる人がいなかったのです。
そんな中、偶然隣の席にアニヲタの人きたのでふと銀魂の話を振ってみると、その人も銀魂ファンで話が盛り上がり、一瞬で打ち解けてしまいました。それからその友達つてで他のヲタ友とも仲良くなり、銀魂以外のアニメに触れることができて、ゲームや車以外の趣味も増えて世界が広がりました。


銀魂は作品内外で私に多くのものを与えてくれ、そして私自身の生き方を変えてくれてた素晴らしい作品です。
他にも、それぞれの偏の素晴らしさや、銀魂の声優ラジオの楽しさ、二次創作を知ってそれがどれだけ楽しかったかなど、語りたいことは山ほどあるのですが、とても長くなってしまうで、ここで一度締めとさせていただきます。


最後までご精読いただき、ありがとうございました。


そして、空知英秋さん、こんな素晴らしい作品を世に出してくれて、本当にありがとうございました。

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