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第二回 南九州統率者戦交流会(南コマ)に参加したゾ

 タイトルの通り、2022年3月12日に行われた南九州統率者戦交流会に参加しました。第一回は急遽開催日程の変更があったため、泣く泣く不参加だったので、今回の参加を楽しみにしていました。
 当日は普段EDHをしているHRKWさん・STUさんの2人を拾っていざ会場へ。

フェス中

 まさかの地域のお祭り(朝市)で駐車場が見つからないというトラブルに見舞われましたが、何とか駐車できたため会場入り。
 行きの車の中で『当日受付のみ定員60人まで』とか、まぁそこまで集まることはないですよ。ガハハ!とか豪語しておりました。

おおすぎ問題

 どこが余裕・・・なんだァ?
 完全に油断しておりました。南コマ、マジで人が多い。主催者のノマサさんに聞いたところ、私たちが到着した時点で既に50人近くいるとのことで大盛況の様子です。舐めておりました。南九州の皆様方申し訳ありません。

 参加費1000円を支払い、マッチングシートを渡されます。これを卓の参加者にそれぞれサイン(と統率者)を書いてもらうことでガラポン大会の参加券になるというシステムになっています。

 ここからはダイジェストでお送りします。

世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor(私)
死体傀儡、ヴェンセール/Venser, Corpse Puppet
ドラゴン・エンジン、レイモス/Ramos, Dragon Engine
不吉な首領、トヴォラー/Tovolar, Dire Overlord

やりたい放題。

 ファイラスが森の知恵血染めの月と動いてトヴォラー以外の動きは止まったかな、と思ったところでレイモスがマナファクトでWW確保して告別で盤面リセット。レイモスが思考の旋風を設置したため、ヴェンセールとトヴォラーがそっちに注意が向いている隙にファイラス→ランパンスペル連打で盤面を再構築。冒涜の行動が打たれて再度リセットされたものの、既に基本地形が15枚もあったので、ファイラス3度目のキャストから破滅の終焉X=10が通って勝利。ヴェンセールがブロッカーのいないレイモスを毒殺しようとし、トヴォラーもブロッカーがいないレイモスに殴ってドローしにいこうとしているなどヘイトがファイラスに終始向きにくい状況だったので勝てた印象です。
 ヴェンセールの方が普段はファイラスを愛用されているようなので、試合後にお互いの推しパーツを見せ合いするという楽しい時間を過ごせました。

カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher
協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord(私)
初祖スリヴァー/The First Sliver
燃えさし爪の使い魔、ケディス/Kediss, Emberclaw Familiar + 永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful

10000円構築で挑む。

 私は10000円構築のイマーラ。初祖スリヴァーとか一見ヤバそうな統率者が一人いるのでどうなるかな・・・と思いつつハンドを確認すると超ドブンハンドだったので秒速キープ。
 2Tイマーラ+Nature's Chosen、3T首領の運転手という流れで一気にヘイトを買いまくる。10体以上のトークンが並び絆魂でライフレースを優位に進めていたところ、義丸から波止場の恐喝者→ウルザの殲滅破(追放除去)が飛んできてすべてを失って白目。とはいえ運よく返しでベニーフラックスを引いたためイマーラで再建を図る段階に。プローシュと初祖スリヴァーは土地事故と殲滅破の影響でマナスクリューに陥ってしまい動いていないので、十分勝機がありそうな展開。

プロテクション(白)付与

 しかし義丸から八ツ尾半。実はイマーラもトークンも全部白いんですよね。そこから三度の再誕、ジェスカが飛んできて、3倍ダメージになった義丸パンチがブロックできない私の方へ飛んできて、統率者ダメージ&ケディスで3人ともノックアウトするファインプレイを見せてきた義丸の勝利でした。ナイスファイト。
 
プローシュの方が事故ってたので同じメンツでもう一戦。

世界を溶かすもの、アタルカ/Atarka, World Render(私)
カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher
工匠の主任、ウルザ/Urza, Chief Artificer
迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking

このアタルカも10000円構築のやつをそのまま使用。
ライフカウンターを私の携帯で行ったため、写真が残っていません。自分がグウェナから順当にドラゴンを展開。アタルカのアタックに併せて狩人の眼識が通ったため、ドラゴンを並べて押し込み勝ちという流れでした。
 最後のターンにプローシュが食物連鎖コンボに辿り着いたのですが、生物が手札になかったので無限マナを生かせず。梓はレン7で土地回収よりトークンを産み続けて防戦に回ってくれたので助かりました。
 試合後にプローシュの方が「あと少しでひっくり返せたのですが」と手札からドラゴンの嵐を公開。デッキの中にはジャンドの暴君、カーサス(全ドラゴンのコントロールを奪う)が入っていたそうです。

昔これでシャクられて負けたことがあるので
実はプローシュが狙ってたことはうすうす気づいていた。

 もし打たれていたら負けていましたが、それで負けるなら、逆に面白い気がしたので私も全力展開していました。結果的にパワーゲームな統率者戦ができたので楽しかったです。

鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge(私)
原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
太陽の先兵、ネヤリ/Neyali, Suns' Vanguard

 1ターン目ゴブリンの従僕からゴブリンの名手→ゴブリンの熟練扇動者を出したところで「終わった」との声が漏れる展開。人目を引く詮索者でトップが魂の再誕が見えたため全力展開して奇跡でキャスト。スカークの探鉱者雲石の工芸品が手に入ったため、ゴブリン・トークンで赤マナを作りながらスカークとラッキーが反復横跳びして残ったライフを削り取ってフィニッシュ。完全にドブンハンドでした。
 2戦目を希望されたため、自分もデッキを変えて参戦。

アニマのメイエル/Mayael the Anima(私)
原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
太陽の先兵、ネヤリ/Neyali, Suns' Vanguard

EDHメイエルを使用して10年超えました。

 私のデッキはパワー5以上がすべてドラゴンで構成されているアニマのメイエル。ファンデッキですがちょっと真面目に作っている感じです。
 序盤はガルタが絡み織りの鎧でメイエルに殴ってくる展開。メイエルがセルヴァラの暴走をプレイし、全員ライブラリーからの踏み倒しを選択。すると画像のような大型ドラゴンが並んで阿鼻叫喚。ダメ押しに法の定めも置いたところでこのまま一人ずつ殴り勝とうと思った矢先にアトラクサから本日二回目の告別。これで一気に盤面を流されメイエルが沈静化。フレンズデッキであるアトラクサがやや優位になる展開。おとなしくしていたネヤリがトークンでの横並び展開を始めますが、ここでまさかのアトラクサから瞬唱の魔道士→告別フラッシュバック。これで一気にゲームが傾いた感じです。ライフが危険水域にあったメイエルがまず退場してしまいました。

脅威の12枚坊主めくり

 最後はガルタがラストターンにトップした壮麗なる創造で調和の中心やマナクリがめくれて連鎖して、なんと残った二人を一気に倒すという激熱な展開。思わず全員で拍手。個人的にこの日のMVPだったと思います。
 ちなみにこのガルタの方がガラポン大会で業務用プリンターを当てていました。この人が今日の人といっても過言ではなかったですね。ちなみにわざわざ山口から遊びに来たそうです。友人たちと相乗りで来たそうで「プリンター乗せるスペースねえよ!」と嘆いておりましたが、果たして彼らはどうやって帰ったのでしょうか・・・。気になります。

原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn(私)
混沌の乗り手、ザルゾス/Zurzoth, Chaos Rider
法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
壮大なるマイラ/Myra the Magnificent

実は初めてUnfinityの統率者に遭遇した

卓チェンジしたけど、アトラクサはさっき対戦した方です。
ザルゾスが世界火を打ち、一番マナコストが軽いザルゾスが出てきてあっけなく終了。ある意味潔くてこれもカジュアルっぽさある展開。
どっちかというとこの卓は試合後の感想戦のほうがメインで、私はマイラのデッキが気になったので色々と中身やギミックを教えてもらいました。Unfinityのカードはステッカーゴブリン以外ろくに知らないので、良い勉強になりました。ありがとうございました。

熊爪のトゥーヤ/Tuya Bearclaw(私)
鋼の魂、ワイレス/Wyleth, Soul of Steel
法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice
隠道のセフリス/Sefris of the Hidden Ways

トゥーヤの拡張アートは一緒に来たHRKWさんが以前描いてくれました!
ありがとう!

 アトラクサはさっきと同じ方。ワイレスは多分フォロワーのバルさんだった気がしましたが、すっかり聞きそびれました。あってるかな?
 この試合は正直あんまり覚えていないんですが、確かアトラクサが卓絶のナーセットの奥義まで行ってたような気がします。私(トゥーヤ)はケディスでダメージを対戦相手にばら撒いたけど結局負けたはずです。誰が勝ったかも覚えていない・・・確かアトラクサだったと思うんだけど。申し訳ありません。

アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg(私)
果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero
アルダー・レイヴンガード大公爵/Duke Ulder Ravengard
魔法の糸のメイガー/Magar of the Magic Strings

この日の最後のマッチング。これまた見慣れぬ統率者たちが・・・。
個人的にはリン姉さん大好きなので嬉しい。

 「ラタドラビックって無尽するやつですよね?」と、メイガーの方から突っ込み。お主、わかるやつじゃな? その通り。最後は奇しくも無尽愛好家同志のマッチアップ。開幕はリンシヴィがコーの戦士を出してループ・ジャンクション(かチョーマノ)っぽい雰囲気を出してくる。その結果かサーチエンジンのリンシヴィがターンを跨げず定着できない展開。ラタドラビックも統率者プレイから機械の母、エリシュ・ノーンをプレイするものの返しに流刑への道されて思うように展開できません。膠着した盤面をメイガーが不気味な教示者を使い、そのまま3/3で戦場に戻す展開。十分にブロッカーを展開しているのがラタドラビックだけなので、この攻撃が通り、気づけばメイガーの盤面に複数の裏向きクリーチャーが並んでしまいます。が、今まで静かにしてきたアルダー・レイヴンガード大公爵がここにきて無尽での猛攻撃に入ります。太陽のタイタンを無尽で増やして舞台座一家の中庭で土地を一気に伸ばしつつダメージを増やしていきます。このままではまずいと思ったメイガーが決死のアタックしたのを見て、ラタドラビックが追放されている裏向き(指定は冒涜の行動)を打たせるために他の裏向きのピン除去カードを排除しに行きます。メイガーが悩んだ末に冒涜の行動を唱えたため、一気に盤面がリセット。これで何とか反撃の糸口をつかんだと思った矢先、既に土地が十分に並んでいたアルダー・レイヴンガード大公爵からブラッドサースターが飛び出してきます。

伝説じゃないので無尽しても残る

 これによって無尽と速攻を得たブラッドサースターが3人に襲い掛かり「3人にダメージが通ったので追加戦闘フェイズが3回発生します」「ちなみに無尽は重複します」という残酷な情報から我々は2回目の戦闘フェイズで最大24点のダメージを喰らい、3回目の戦闘フェイズを経ることもなく一瞬にして全員のライフを摘み取られてしまったのでした。お見事!

 この時点で18時を過ぎ、閉場に向けて片付けが始まったので鹿児島勢と退散。最後はご当地メニューを喫食して帰路につきました。

チキン南蛮

 長丁場でしたが、最後まで退屈せず楽しい時間を過ごすことが出来ました。事前の告知通り、かなりカジュアル寄りの環境でどの試合もプロレスっぽい感じがあり、一試合ごとに普段鹿児島ではお目にかかれない統率者デッキに遭遇できて楽しかったです。個人的にはUnfinityの統率者と対戦出来たのが新鮮でした。そして最後の試合のアルダー・レイヴンガード大公爵は個人的に性癖にぶち刺さったのでちょっと組んでみたくなりました。こういう出会いがあるので野良の統率者戦はいいですね。また別の地域の大会に行きたいなぁと思う切っ掛けとなりました。

 主催してくださったノマサさんや運営に携わった皆さん、一緒に遊んでくれた参加者の皆さんありがとうございました!! 次回もきっときます!!

 なお、ガラポン大会の商品ですが、私は未開封のガンプラを貰ったのですが、家に帰って調べたらラガバン1枚分ぐらいの価値があるものでした。大当たりやんけ、これ・・・。

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