マルチバース

最近メタバースとかマルチバースとか映画やドラマなどで聞かれるようになりました。
「異世界」「並行宇宙」と同じような感覚なのかな。

量子力学の「多元宇宙解釈」が広く知られるようになって、そのせいもあるのかもしれません。

映画などのマルチバースは理論物理学でいうところの多元宇宙とは違う感じですね。
理論物理学でいうところの多元宇宙になるとインフレーション領域が異なるのでお互いに干渉したり行き来したりすることはできないし、物理法則も異なるので、もし行けたとしても瞬間に体が消滅してしまって存在不可能でしょう。

映画などのマルチバースは「並行宇宙」よりも身近な、「山の向こうの世界」「海の向こうの世界」「トンネルの向こうの世界」程度の存在のように感じます。
まあ、船や飛行機のなかった時代、山の向こうや海の向こうの世界ははるか彼方の異世界だったでしょうから、今のマルチバースに近い感覚だったのかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?