デジタル?アナログ?

文章や画像、まあ、本とか絵ですね。
所有するときにデジタルが良いのかアナログが良いのかという話。

ぶっちゃけ好みですとしか言いようがないのですが。。。

自分の場合はアナログ。
本や雑誌、紙媒体で保存、所持するのが好きです。

アナログの状態というのは、
紙や布、板の上に顔料や染料等を付着、のせたもの。
デジタルの状態というのは、
記録端子、素子の磁力・磁界方向を特定の向きにかえたもの。

アナログの記録は「物理的」なもので、デジタルの場合は「現象的」なもの、そう思っています。

アナログ書籍の場合、
例えば1000円払って本を購入すればその本の所有は自分自身になり、
その後たとえ出版社や本屋がつぶれてもその本が消滅することはありません。
物質的に存在し続けるのです。
所有の放棄権は自分にあり、
捨てるなり焼却するなり、または売却なり(売却すればいくばくかのお金が戻る)できます。

デジタルであれば、
1000円でその本コンテンツに対する無期限アクセス権を得たとして、
そのコンテンツ配布先が消滅したり、なにかの都合でコンテンツそのものを削除したりしてしまうことで、
その本がこの世から「なかったもの」として消滅してしまいます。
もちろん手元には何も残りません。
所有権は自分にあるように見えて実は「配布先からレンタルしているだけ」の状態なので、
所有放棄権は配布先にあります。
一方的に契約解除されることもあります。

デジタルのもアナログにもそれぞれ利点・欠点ありますので、
どちらを選ぶかは個人の自由なのですが、
自分の場合、頻繁に使用する書籍等の場合、
アナログとデジタルと両方所有しているものもあります。
用途によって使い分ける感じですかね。

デジタルでの保存・所有は、
ほんの一瞬ですべてが「無」になることがあるので気を付けた方が良いよ、という話。

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