波動医療とドイツ

波動医療の紹介で、
「ドイツでは保険適応になっている」
という記述がみられたのでちょっと調べてみました。

どう考えてもインチキなものがなんで保険適応されているのか、アメリカでのホメオパシー的なカラクリでもあるのかと気になったわけです。
*アメリカでのホメオパシーに関しては改めて書きますね。

ドイツでは全国民が「公的保険」と「個人保険」のどちらかに加入する義務があるそうです。
まあ、日本でも公的な健康保険のほかに民間の保険が沢山ありますね。

波動療法は「公的保険」では認められていないようです。
ドイツの公的保険では
・万人に効果の期待できる療法、
・効果(結果)が数字で表せる療法
・手術や放射線治療などの物理的療法
・投薬などの刺激的療法や補完療法
それらのいずれかでなけれは認めないという方針だそうで、波動療法はそれらどれにも当てはまらないということのようです。

ということで波動療法は個人保険でのみ認められているというわけですが、それでもすべての個人保険で認められているわけではなく、いくつかの保険で認められているという状態のようです。

ドイツでは結構民間療法とか自然療法が流行っているようで、それに対応したいろいろな保険があるということでしょうね。

「ドイツでは波動療法が保険適応されている」
というのはウソではありませんが、公的には万人に効果は期待できないし、あったとしても効果は具体的に表せない、そういう扱いであるということですね。

ちなみにドイツでは
「馬に乗って気分転換する(乗馬療法)」
というのも保険適応(個人保険)されているらしいです。
もちろんホメオパシーも保険適応(個人保険)です。

考え方の違いなんでしょうかね。

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