「結婚」＝「愛」ではない。「生活」なのだ。

私は、10年の婚活を経て結婚相談所でお見合い結婚(再婚)をしました。
先日、「Yahoo!知恵袋」にこのような相談が書き込まれていました。

私は28歳の女性です。
昨年から婚活を始めました。
合コンやマッチングアプリ、街コンなど様々な方法を試しましたが、なかなかうまくいきません。
人とはうまくいくけど、恋愛には発展しない...このパターンの繰り返しで、疲れてしまいました。
自分はそんなに魅力的な人間じゃないんだと思い知らされ、つらいです。
いつまでこんなことが続くのだろうと、辞めたい気持ちもありますが、あきらめたくない気持ちもあり、どうしたらいいのかわかりません。
経験者の方からのアドバイスがあればお願いします。

Yahoo!知恵袋
より

↑このお悩みに対して、婚活経験者としてアドバイスをしたいと思います。
※私はあくまでも「経験者」という立場ですので、その道のプロではございません。少し辛口になりますが、ご了承ください。

現在、婚活現場ではこのような悩みを持っている方がたくさんいます。

まず大前提として、「結婚」＝「愛」ではない。「生活」なのです。
そして、婚活の世界では「恋愛→結婚」ではなく「結婚→恋愛」という順序になります。
「好きな人」ではなく、「好きになれそうな人」と結婚するのです。

よーく考えてみましょう。

今までまったく違う人生を歩んできた男女が、突然、結婚相手の候補としてお見合いをするのです。
一目惚れでもしない限り、恋愛に発展するわけがありません。
当然です。
好きな人になるには時間がかかります。

だから「好きになれそうな人」と結婚するのです。

恋に落ちるのを待っていたら、４年かかると言われています。(恋愛結婚したカップルのデータでは、交際から結婚まで平均４年かかるそうです）

大恋愛をして結婚した夫婦も、３組に１組は離婚しています。
それはなぜでしょうか？
実は、恋愛感情は２〜３年で冷めてしまうからだそうです。
恋愛感情が消えた後に残るのは、その人の本当の「価値」です。

恋愛感情は「魔法」です。

たとえ相手がギャンブル依存症でも、DV男でも、借金まみれでも、愛があれば結婚してしまいます。
しかし、「愛の魔法」が解けた時、彼はただの借金DVギャンブラー男だった...... なんてことになりかねません。
恋愛という「魔法」には、冷静な判断ができなくなる危険な要素があるんですね。

夫婦とは、恋愛感情が消えた後にお互いが良い意味合いで空気のような存在になるのでしょう。
条件をきちんとクリアしたパートナーと結婚したのなら、「今はもう恋愛感情はないけど、この人は誠実で借金もないし、家事育児も積極的よね。それにきちんと働いているから、結婚して良かったわ。」と思えるのです。

ちなみに、あなたのご両親はどうでしょうか？
「妻への愛が止まらない！」あるいは「今でも夫にキュンキュンしている！」 などと言ってますか？
そんなことありませんよね？

恋愛をしたければ、恋人のままでいればいいのです。
しかし、結婚生活を維持したいのなら、誰でもいいというわけではありません。
冷静に条件をご覧ください。
条件を見ずに好きになってからだと、上記のような最悪なケースもあるのです。

まだ28歳…ではありません！もう28歳なのです。
婚活を始めるには、一歳でも若ければ若いほど有利です。
某結婚相談所のアドバイザーさんによると、婚活女性のゴールデンエイジは、28歳～32歳だそうです。

結婚相談所へ入会しましょう。
既婚者、詐欺師、嘘つきを排除できます。
収入も勤務先も保証されていますので安全です。
アドバイザーさんがいるので、困ったら相談しましょう。
高い料金は、自分の将来への投資と考え、半年で退会することを目標にすれば、安いものだと思います。

以上、婚活経験者である私からのアドバイスが少しでもお役に立てれば幸いです。