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お金に無理なく入りたい!30代の子育て世代に勧める保険3選

今日、物価上昇や教育費の高騰が家計を圧迫しています。岸田首相が「異次元の少子化対策」や「賃上げ要請」を23年の展望として掲げられましたが、本年も値上がりが続く見通しです。日々の暮らしにいっぱいいっぱいで、つい後回しにしがちなものが、もしもを救ってくれる「保険」です。
今回は、30代子育て世代の生活を圧迫せず、もしもの時に助けてくれる保険を3つご紹介します。

子どもが生まれたら見直したいー今求められる保険とは?

社会人になった時、あるいは結婚して家庭を持った時、初めてご自身で保険に入られた方が多いのではないでしょうか。私は大学卒業後、信用金庫に入社し、当時金融商品として扱っていた保険にとりあえず加入しました(笑)。
子どもの出生前に加入した保険では、今後のライフスタイルにそぐわないこともあります。子どもの成長を見越してお金を積み立てられる貯蓄保険や、自転車事故や賠償責任などの特約がついた保険もあります。ぜひご家庭で保険について考えてみてくださいね。

30代の子育て世代にお勧めする保険3選

それでは、30代子育て世代にお勧めする保険をご紹介します。類似した保険商品ではなく、3種類の異なる良さを持った保険商品をご紹介します。

▶貯蓄にお勧め!外貨建終身保険

子どもの教育資金を見通して、学資保険を検討される方もいらっしゃるでしょう。実は学資保険は、高くても返戻率は110%前後であり、預貯金よりは増えますが、「満期日前に解約すると、払い込んだ保険料よりも少額になってしまう」リスクも考えると、デメリットも大きい保険です。
そこで、お勧めするのが外貨建ての終身保険です。この保険は、払い込んだ保険料が外貨で運用され、解約しない限りは死亡保障や高度障害保障が一生涯続きます。保険料は、一定の期間を迎えると満了する「有期払込タイプ」があり、例えば子どもの出生と同時に加入し、10年という期間を定めていれば、小学校高学年になる頃には払い込みを完了することができます。積み立てた保険料は、年金などに移行できる場合もあり、日本円より比較的高い海外の金利で運用されるため、成長が期待できます。しかし、保険金や解約返戻金を外貨で受け取るため、その時の為替によって良くも悪くも左右するリスクがありますので、ご注意下さい。

▶最低限の生活費に!収入保障保険

「もしも自分がいなくなったら、妻(夫)や子どもはどうなるのだろう、、、」そんなことを考えたことはないでしょうか。もちろんあってはならないことですが、最低限の備えはしておきたいものです。
収入保障保険は、保険期間中に死亡した時、または高度障害状態になった時、収入保障として毎月一定額の保険金を、保険期間が終わるまで年金形式で受け取ることができます。また、一括で受け取りが可能な商品もあります。生活費に加え、教育費もかかる子育て世代には、夫婦双方の保障がお勧めです。我が家は保障額に差をつけて、夫婦で加入しています(月々の保障:夫10万・妻5万)。
子育て世代に必要な収入保障額は、子どもの成長と共に減っていくのが一般的です。時間の経過と共に保険料も低く抑えられる収入保障保険は、子育て世代の夫婦にぴったりではないでしょうか。

▶働くママの正義のミカタ!CO・OP共済

上記2つの保険では、保険会社を特定しませんでしたが、ここから「CO・OP共済」についてお話します。
CO・OP共済は、暮らしの中で困りことが起きた時に、みんなで支え・助け合うことを目的とした生協(コープ)ならではの保険商品です。大人の保険だけでなく、0歳から入れる子どもが対象の保険もあります。掛金も1,000円~と手ごろで、先進医療や賠償責任保障も付けられますので、各ご家庭にあった保障を備えることができます。
地域により差がありますが、幼い間は医療費が公費となる場合が多いです。ですが子どもは怪我がつきものですから、通院や入院で保険金を受け取れることはとても安心ではないでしょうか。ぜひ大切なお子さまの保険についても考えてみてください。

複数の保険を組み合わせて、お金に無理のない保証を

これまで3つの保険をご紹介しました。30代子育て世代は、生活費だけではなく教育費も重なり、その中で保険に重きを置くのはとても難しいことです。また、期待する全ての保障を満たす保険も存在しません。家計を圧迫しない保険料で、様々な会社・様々な種類の保険を組み合わせてリスク分散することが大切です。これからのライフスタイルに適した保険に出会えることを、心より願っております。

《参考》
学資保険をおすすめしない4つの理由|デメリットを知ろう | 保険のぜんぶマガジン|保険相談・見直しのきっかけに。 (hoken-all.co.jp)
外貨建の終身保険とは │ 知る・学ぶ │ マニュライフ生命 (manulife.co.jp)
わたしと、コープ共済。|コープ共済 公式ホームページ【ケガや病気、災害などを保障する生協の共済】 (coopkyosai.coop)


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