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024 梅雨が好きになった日☔

今年の梅雨前線を北の空に見送ったとき、少し寂しくなった。確かに、あのジメっとした空気にはウンザリするし、外で子供も遊べないと親子ともにドンヨリとした。
けれども、今年の梅雨は、"きらめく"瞬間があった。

それを形に残したくて、イラストをココ☝に。

以下、蛇足のストーリー🐍

※※※

朝から雨が降り続いてた日曜。今日も外で遊べないやと意地ける息子。お家遊びも飽きてきた。我慢の限界だ。
「公園行ぎたいッ」by ムスコ(半泣き)

息子の願いが通じたか、雨も少し止み始める。
神よ、そう来たか、よし行くか。

閉園間際、滑り込むように入園した近場の公園は、貸し切り状態。たっぶりの恵みを受けた木々は生命に満ち溢れ美しい。一面緑一色…とは単純に言い表せない深い景色に吸い込まれながら、はしゃぐ息子は雨空の下で眩しく、私もつられて心がオドル踊る。

いつの間にか、梅雨を好きになっている自分がいた。

来て良かった。
抱っこ中の娘ちゃんは若干機嫌悪いけど。
梅雨もいいもんだ。
また雨降ってきたけど。
あの笑顔を見ろよ。
服ビショビショだけど。

風邪引くなよ、愛する子よ。
あと、ちゃんと傘させよ、頼むから。

せば。

🐍
そいえば、新居に引っ越した直後、庭にヘビがでた。ニョロニョロっと。たぶん、この土地を守るヘビ。新参者の様子を見に来たんだなと、息子と話しながら見送った。

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