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022 アイデアが生まれる場所

厠・枕・馬は、
古来よりアイデアが生まれる場所として知られている。

馬は、現代でいうと車や電車などの乗り物にあたるが、本質的には変わらない。

3つの共通点は、落ち着ける場であること。

日々の生活の中で、ふと気が緩む。
雑念がぼやけていき、自分の中に沈んでいく。
単調なリズムの中、気持ちが落ち着いてくる。

子どもの寝かしつけも、アイデアが生まれる場である。
寝かしつけるわけだから、当然落ち着いてるし(ハイテンションで寝かしつける人はいない)、トントンと優しくお尻をタップするのも子にも親にもリラックス効果がある。

この投稿も寝かしつけの際に思いついた。

しかしながら、寝かしつけの際はメモがとれない。
スマホを操作できなくはないが、寝る前のスマホは避けたい。
そのため、大抵は次の日あたりに書き留めることになる。
ただ、このタイムラグが功を奏してアイデアが熟成(発酵)する場合もある。

佐藤可士和さんも、アイデアは直ぐ可視化(イラスト)しない。
書いてしまうとソレに縛られる。
と言ってた記憶がある。

外山慈比古さんの『思考の整理学』でも、
アイデアの"発酵"について、述べている。

おっ!、
と思ったアイデアは寝かしつけした方がよいらしい。
トントントン…

寝かしつけアイデア発想法。
いいかもしれない。
子どもとも触れ合えて一石二鳥。

ただね、泣いてるときは、
それどころぢゃないね。やっぱり。

せば

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