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おじさんの男性着物デビュー

私のファッション遍歴

男性着物専門店「Y.&SONS(ワイアンドサンズ)」にて

大人になってから着物って着る機会ありますか?しかも男性で。
私は現在42歳ですが、今まで着物を着た経験は、子どもの頃の七五三と、結婚のときに前撮りした写真の2回のみ。
そんな私が着物の魅力に惹かれ、購入して普段使いするようになったことを、素人目線で体験談も交えながら書いていきたいなと思っています。

着物に興味を持つきっかけになったのは、何となく目にした「着物に興味を持つ海外の方が多い」という記事を読んだこと。そのときは「へぇー、そうなんだ」くらいにしか思っていなかったのですが、調べてみると結構面白いなと思うようになり、鉄は熱いうちに打てということで早速購入してみました。

元々ファッションは好きで、というより知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にファッション界のカリスマだと思っているMBさんのメルマガを購読したことで、ファッションへの興味が爆増して、ファッションって文化なんだと思えるようになり、それから服だとかその作られる過程、背景に興味を持つようになりました。

多くの方が服への興味を持ち始める中学生の頃も特にファッションへの興味はなく、よく小学生の頃いた一年中半袖短パンというまではいきませんが、着られればいいかという程度の関心しかありませんでした。そのまま大学生、社会人へとなり、服の知識がないまま大人になってしまったことで、普段着でちょっとオシャレするには色々な色を入れるとオシャレになれると勝手に勘違いして、しかも結構な原色系を取り入れたり、今思えばあれではモテるには程遠く、それでも結婚してくれた妻には本当に感謝しかありません。

そんなときメルマガの大手で当時急激に読者数を伸ばしていたMBさんを知り、服の着こなし方の基本的なロジックを学ぶことで、ファッションの世界ってこんなに面白いんだと、今ではファッションの沼にどはまりして、家族には言えない小さい中古車が買える程の服を買うようになってしまいましたが、どんどんこの世界にのめり込んでいくようになりました。

いざ着物専門店へ

少し話が長くなってしまいましたが、これが私のファッションへ関心を持つに至った経緯と背景です。

そこで本題の男性着物の話に戻ります。
海外で着物の需要があるのに、着物って着たこと殆どないし、しかも、もし着物について聞かれることがあっても歴史や着物そのものを何も説明できていないなという思いが日に日に強くなり、先ほどのMBさんが昔紹介されていたお茶の水にある男性着物専門店「Y.&SONS(ワイアンドサンズ)」で取り敢えず行ってみようと実際に足を運んでみました。

因みにお店へ行く前にちょっとは勉強しないとと思い、上杉惠理子さん著書の「教養としての着物」と銀座もとじの泉二弘明(もとじこうめい)さん著書の「はじめての男の着物」を読んでから本当に最低限の基礎知識だけ頭に入れてお店に向かいました。

というより最近漸く普通のセレクトショップにも何とか一人で行けるようになったのに、着物屋さんなんてハードル高すぎるし、こんな私でも大丈夫かなと不安を抱えながら、いざ勇気を出していざお店へ行ってみることにしました。

ここから着物を実際に購入して、徐々に普段使いするようになっていきましたが、購入してからの変化や周りの反応については、また次回書きたいと思います。

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