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パイン 〜バッチフラワーエッセンス〜

※写真はHealing herbs社よりお借りしています

キーワード

・本来の美しい姿

気配り、自分が幸せで在ることで他者を幸せにできる、自分を慈しむ

・バランスが崩れたとき

罪悪感、自責、無価値感


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パインのエッセンスについて

パインはバッチ博士が生み出したエッセンスの中で『セカンド19』に分類されているエッセンスです。
セカンド19のエッセンスに示される感情や状態は、人生の出来事に対する私たちの反応と説明されており、12ヒーラーズや7ヘルパーズより表層のもの、あるいは『慢性ではないもの』ということをバッチ博士は考えていらっしゃったのだろうと推察するのですが、人生において苦しいことが沢山あった人であればあるほど、このセカンド19のエッセンスの感情や状態も、あたかも『自分の性格の一部である』かのように、馴染みのあるものになってしまっているケースも多いのではないかと思います。

 
一概には言えませんが、『罪悪感』や『自分を責めるパターン』というのは、子供の頃からの生育環境において、じわじわとインプットされていってしまい、その人の『性格』のようになってしまっていることが少なくないと感じています。

パインは1つの枝に3世代の松かさを見ることができます。この植物としてのジェスチャーは『世代間連鎖』と大きく関連しています。
機能不全家族で育ったり、親にあまりに厳しく育てられてきた人は、高頻度で罪悪感や自責思考を持ちやすくなり、そして自分が親になった時に、どうしても同じように、自分の子供にも罪悪感や自責思考を植え付けてしまうような接し方になってしまうことがあります。そしてまたその子供も大人になった時に・・・と罪悪感や自責のパターンが繰り返されてしまいます。

現在は本当にインターネットが発達し、以前より誰でも簡単に心のことに関する情報にたどり着きやすくなったことで、多くの人が自分の苦しさについての知識を得やすくなりました。そのために世代間で受け継がれてきたパターンに気づく人を増え、問題も顕在化していっているように感じます。

顕在化すること自体は、やはり『良いこと』なのだと思いますが、気づいてしまった本人の苦しみは大きく、そんな時このパインのエッセンスは力になってくれるます。そして過去、実は苦しみながらも時代背景なども合間ってそのパターンに気づくことができなかったり、対峙できなかった両親や祖父母…たちもこの世界にまだ存在しているいない関わらず、報われるのだと思います。

パインは『貧しい土壌』という厳しい環境で生息します。
そのことも生まれてから自責思考や罪悪感が醸成されやすい厳しい両親や機能不全家族の下で育たないといけなかった人と共通するものがあります。
そして、その土壌が良くなり、他の植物が育ち始めると、パインは移動します。そのことも、罪悪感が強く自己肯定感が低いあまり幸せや『ラク』であることを受け取ることが難しいバランスを崩した状態のパインを彷彿とさせます。

同時に一方で、青々とした緑いっぱいのパインが青空に向かってのびのびと伸びている様は、不必要な罪悪感や自責思考から解放され、自分が自由で幸せである事を許し、その上で適切な責任感や他者への気配りを持つ本来の美しい姿を思い出させてくれる、と私は感じています。

またパインの葉は固く鋭く尖り、外部の影響から自分を守ろうとしています。葉は植物にとって人間の肺と同じような働きをするので、このような形状では十分な酸素を取れないことも多く、同様にバランスを崩したパインの人も深呼吸をするのが難しいと感じていることが多いです。
意識的に深呼吸をしたり、あるいはヨガやアロマのエッセンシャルオイルの力を借りて呼吸を深めたり、あるいは時にはマッサージなどプロの力を借りて緊張を和らげてあげることも、パインのエッセンスを必要としている状態の人の助けになります。

〈参考文献〉
王由衣 『フラワーエッセンス辞典』星狐書房
Healing Herbs Advanced Classテキスト

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