見出し画像

マリリン・モンローに贈るバッチフラワーエッセンス 前編

私にとってのマリリン・モンロー

マリリン・モンロー。
有名な往年のハリウッドの女優さんですが、みなさんは彼女の名前を聞いてどんなことを思い浮かべますか?

私はマリリン・モンローがとても好きです。

昔は白いワンピースの裾が風でめくれるかの有名なシーンや、露出の多いドレスを着ている姿のイメージしかなく、「なんかセクシーな人」という風にしか思っていませんでした。
でも10年ほど前くらい、色々ととにかく苦しくて心理学やらスピリチュアルやらに興味を持ち始めた頃、ひょんなことから彼女について書かれた本を読み、彼女が人生で抱え続けた深い孤独や無価値観、そしてそれらをなんとかしようと必死にもがいてきた事実を知った時、マリリン・モンローは私にとって、『すごく好きな女優さん』になりました。

それは美しい女優さんに対して抱く憧れの気持ちではなく、底なしの孤独や無価値観と人知れず戦い続けた1人の女性への共感でした。その感情に対して適切な言葉がわからないのですが、今思いつく言葉で表現するなら、やはり「マリリン・モンローが好き」ということになります。


マリリン・モンローの写真はPinterestより
お借りしています

愛の人

彼女を私なりに言葉で表すと『愛の人』です。

愛に苦しみ
愛を求め
愛が何かわからず
愛に迷い
愛を知ろうとし
愛されたいと願い
それより愛したいと願い

そしてそれらを隠そうとしなかった人。
それらを原動力に、あそこまで成功できてしまった人。
それら全部ひっくるめて『愛の人』と感じています。

For Marilyn Monroe

もちろん私は本物のマリリン・モンローにお会いしたことはなく、本やドキュメンタリー番組を通してしか知りません。ですので私の独断と偏見になりますが、彼女にもしフラワーエッセンスを差し上げるとしたら、何を贈りたいかなという考えが湧いてきたので、まずはバッチフラワー38種類の中から6種類、選んでみました。チコリ、スターオブベツレヘム、クラブアップル、チェリープラム、ロックローズ、クレマチスです。
選んだ理由を順にお話ししたいと思います。
ちなみに、先ほど独断と偏見と書きましたが、どこか少し私は彼女に自分を投影して選んでしまっている部分もあると思います(実物にお会いしないからこそ余計に)。みなさんがマリリンにエッセンスを贈るとすれば何を選ぶか・・もしよければ教えてください^^

①チコリ

マリリン・モンローはお父さんを知らず、さらにお母さんは精神病院に入院していたので、生まれて3日後には里子に出された後、孤児院や里親のお家を転々とし、その中でたくさんの過酷な経験も重なる・・という非常に孤独な子供時代を送っています。

マリリン・モンローといえば、あの美貌とセクシーさで多くの男性を魅了し、恋多き女性であったことは有名ですが、その彼女の心の中にあったのは幼少期に貰えなかった親からの愛への渇望と深い孤独と無価値観で、それゆえに恋人との関係においても破壊的な行動をしてしまったり、本当の意味で「愛し愛される」関係を築くことができず、生涯苦しんでいたように見受けます。それが結果的に彼女を、彼女が望む望まないに関わらず、『恋多き女』にさせてしまったのだと個人的には感じています。映像の彼女を見ていても、どこか『媚びる』ような在り方の下に、「お願い私を見て」「みんな私を愛して」という悲痛な心の叫びが透けて見えるようでなりません。
真に誰かを愛するためにも、自分を深く愛すること。それでこそ本当に幸せな関係が築ける。
マリリン・モンローはそれをよーく分かっていたと私は思います。でもあまりに苦しみが深くてできなかった。まさに秩序なく咲くチコリの花や葉あのような状態だったのだと思います。
チコリのチコリのエッセンスが自分を愛し、自分も相手も尊重する穏やかな愛の中で、ハリウッドスターでセックスシンボルのマリリン・モンローとしてではなく、一人の女性、一人の人間のノーマ・ジーンとして平穏に暮らしていく、そんな望みをそっとサポートしてくれたのではと思います。

「私がこの世で何をおいても求めているものは、愛し愛されること。」
マリリンが残した言葉の1つです。


写真はHealingjerbs社より

②スターオブベツレヘム


父親の顔も知らず、生後3日後には里子に出され、母も精神病院に入院しっぱなし。里親も自分たちの都合で結局彼女を手放す。そんな中で彼女の深いところに「私は捨てられた」というトラウマがずっとあったであろうことは想像に難くありません。また、孤児院や里親の家を転々としていた幼少期に彼女は孤独な思いはもちろん、幾度となく性虐待を受けており、現に精神を病み、吃音症になってしまったことがあるようです。
またハリウッドでデビューしてからも、中絶を繰り返していたとも言われています。このような経験がこれだけ重なれば、深いトラウマや心の傷を彼女が抱えていたであろうことは想像に難くなく、それらが彼女を苦しめる、彼女の本当の意味での幸せを阻む呪いのようになっていたのではと思います。
スターオブベツレヘムはそんな彼女の心の闇に柔らかな白い光を当て、少しずつその深い深いトラウマを癒し彼女が本当は心から欲しかった安らぎの中に生きることを助けてくれたのではと思います。
スターオブベツレヘムは38種類のバッチフラワーの中でもとりわけ『聖』的な要素の強いエッセンスだと感じています。そのようなスターオブベツレヘムのエネルギーは『セックスシンボル』と言われたマリリン・モンローにはとても救いになるものだったではと思います。


③クラブアップル


先ほどから何度か書いていますが、『自分を愛する』。
これが彼女に一番必要なことだったのであり、あれだけの美しさと名声がありながらも、自分を愛せなかったことが、彼女の孤独と苦しみの大きな理由だったと私は思います。
その理由の1つに、これは想像の域を出ませんが、やはり子供の頃の性的虐待や、度重なる中絶という・・・女性としてあまりに傷つく経験が多く、心の深いところで『自分は綺麗ではない』というような感覚があったのではないかと感じています。そしてだからこそ愛されるために、皮肉なことにあそこまで魅力的になれてしまったのかもしれません。
また王由衣さんの『フラワーエッセンス辞典』に、『樹木としてのクラブアップルは、バラ科としては根が浅くて倒れやすく、その一方で太陽の光をたくさん必要とし、生存競争に弱い。〜中省略〜そして宿木やコケに寄生され、いろいろなチョウの幼虫の食べ物にされる。体質的には決して強くなく、バウンダリ(自己の境界)も薄く、色々と苦労の多い木だ。しかしそれにも関わらず、その花は、寒く暗いイギリスの冬が明けてすぐに咲き始め、そして清楚で、初々しく、美しい』という記載があります。この一節は、幼少期の環境からくる脆さがあり、またあ人一倍愛や賞賛を必要とした。そしてハリウッドからは金を生み出す女優としてある種寄生された。深い苦しみや孤独があったけれど、それでも美しく、純粋な人だったマリリンを彷彿とさせました。

写真はHealingherbs社より

長くなってしまったので、残りの3種類については次の記事に書きたいと思います。

『♡スキいただけたら、嬉しいです♡』

サポートいただけるととても嬉しいです。 いただいた愛はしっかり循環させていただきます🌸🌻