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目に見える余白が心の余白

前回書いた「自分のやりたいことをやる」のと同時に、もう1つしたことがあります。
それは、、

断捨離


気持ちが落ち着いて、自分がやりたいことに集中するようになったら、とにかく物を整理したくなったんです。
要らないモノがたくさん目について、こんなに要らない、手放したい、捨てよう、と自然に思えて、すんなり断捨離することができました。

心の隙間をモノで埋めていた20代

当時私は1Kのアパートに住んでいたのですが、一人暮らしにしては大きなクローゼットが部屋にあったにも関わらず、その中にさらにハンガーラックを入れ、さらに部屋の中にはチェストが2つも。

とにかく洋服が多かったんです。(今考えても本当に多い。)
なんでそんなにたくさんあるのか自分でもわからないぐらい。
雑貨もたくさん。

欲しい!可愛い!と思ったら買っていたような気がします。
というか、そのものが欲しいというより、”買う” という行動で自分の心を満たしていました。でもその時の自分はそれに気づいていませんでした。
必要(なはず)、使う(はず)、と理由をつけては購入し、部屋にどんどんモノが溜まっていく一方でした。もちろんその分お金が出ていくので貯金も大して溜められず、毎月給料から家賃・光熱費が引かれたあと、カードの引き落としでガッツリ減る、というのを繰り返していました。

購買行動は一番手っ取り早く「自分にない物を得られる」手段だと思います。彼氏との関係性が常にあやふやで危うかった私は、自分でも気づいていない無意識下の「寂しさ」や「満たされなさ」、"対人" で得られない満足をモノで満たしていたんだ、と思います。
(今でもストレスが溜まるとお金を使ってモノを買いたくなることはありますが😅)

手放す心地良さ

不自由な感情や関係から開放されて、自分の時間に目を向けたとき、手放すことの心地よさに気づきました。

これまでの私は何も手放せなかった。

一度自分のテリトリーに入ったものを失うことにとても嫌悪感を感じていました。去った人を後追いすることはありませんが、恋人関係において人(彼)が自分から離れていくことが怖かったので、相手に違和感を感じても自分から手放すということはこれまでほとんどありませんでした。

でも感情や状況をしっかり理解して、環境を整えたら、手放すことに怖さを感じることがなくなりました。心に余白ができたことで、目に見える部分にも余白が必要になったんだと思います。

勢いのまま、どんどん服を処分して、クローゼット内にあったハンガーラックも、部屋にあったチェストもなくなりました。
それ以来、服は買う時は必ずその分手放すように。


仕事ができる人はデスク周りがきれい、
何事にも余裕のない人は部屋が汚い、などとよく言われますが、
これは本当にそう。

目に見える余白が心にも余白を作ります。
心に余白が欲しければ、目に見える余白を今より多く作ること。


私の場合、気持ちの整理をつけるのが先に生じましたが、どちらにせよ同じことなので、どちらが先でもいいと思います。

前に進みたい、心を落ち着けたい、ストレスがある、とにかく何か感じるものがあるときはぜひ一度やってみてください。

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