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ねこみたいに

ここ数日 おちてた。
部屋にひきこもり 
ベッドの中で震えてた。ただ天井を見てた。

今年に入ってから、ぐったり落ちるのを何度も
繰り返している。
このままいくとまずいな。
長いことお世話になっている先生の
オンラインカウンセリングを予約する。

私にとって、心理カウンセリングは
予約をした時点から
はじまっている。
1時間6千円。なかなかお高い。
もちろんその価値はある。
ブレインフォグのもやもや頭で
ノートに思いついたことをひたすら書いていく。
1時間のカウンセリングの間に
先生に聞いてほしいことを全部言えるように。
予約は2日後。書いちゃ眠るを繰り返す。

で、結局いつもの問題にたどり着く。
長時間ひとと一緒にいると疲れる。
子どもの頃から。
自分を偽って いい子のふりして 
へらへらしてきた。
オウジの前でもそれをやめられない。
問題は私にある。
オウジは優しい。穏やかだ。
うちはいつも無音だ。そして蛍光灯は使わない。
テレビも音楽も眩しいのも苦手な私に
文句も言わず合わせてくれている。

前回、先生から与えられた課題
「相手が笑顔になるのを期待して、作り笑いを
することをやめてみる」
これが難しい。
なので今回もその課題について
具体的にどうしたらいいのかわからないと
伝えてみた。

あれこれ話しているうちに
「では猫はどうでしょう?笑いますか?」と先生。
「笑いません。でも、うれしそうにしているのは
わかります。」と私。
先生「猫みたいに接してみるのはどうですか?」
私「え 誰が誰に?」
先生「あなたが彼の前で猫みたいな態度でいるのは
どうでしょう?」
私「!!!! なるほど...」

ちゃんとした人間になりたいと思ってきたけれど
オウジの前では私は猫を目指せばいいんだ。

そう思うと 心がすこし楽になる。
なんとなくできそうな気がする。

落ちる波が短い周期でやってくることに関しては
「落ちるのは仕方がないので、そこからいかに
短期間で回復できるか、考えて決めておくといい」とのこと。

24時間ずっと不安と恐怖、無気力が続くわけじゃない。
ちょっと楽になれる時間がある。
その時間をうまいこと使って
はいあがるか。
歩く、自然の中へ行く、軽いヨガ、瞑想、
部屋にお花を飾る
鍼灸で滞りを流してもらう、カウンセリングを受ける…
詩集、写真集、雑誌を眺める

今思いつくのはそれくらい。
ぐったりとか震えてるときは起きなくていい。
はいあがるのは それが軽くなってから。


読んでくださって 心からありがとうございます。