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『新版 ナガサキ―1945年8月9日 (岩波ジュニア新書 260)』

この表紙の最初に目を引くところは何だろう?執筆者の名前か、タイトルか、シリーズの名前と数字か、テキストと数字の直下にある作品か。 例えば、シリーズの名前と数字が気になった人はこの表紙を見ると、好奇心は火がつくでしょう。一方、この本を書いたの「長崎総合科学大学平和文化研究所」の名前はほぼ表紙の端から端まで伸びる。日常的によく見る名前の長さを比べると何倍長い。両方の場合、本格的のほうより信憑性などがめちゃ上がる。その二つのことをどっちでも見るだけで。 この本が発売される前に岩

    • 『はだしのゲン』の第1巻

      8月6日だからですね。 この表紙の上も下も大文字のローマ字で「HADASHI NO GEN」が2回に書いています。かなり目立つじゃん。と言えば、この目立つの色の影響で教学社さんの赤本を思い浮かびます。『はだしのゲン』は漫画だけど「教科書」になったと、よく言われるでしょう。逆にピッタリ。 ひとコマのイラストも良いの選び。それをチラッと見ると「ゲンは誰?何で裸足なの?」を思いつくことより、ストーリーの重さなどを一瞬に伝えて、本棚から手に取って捲っちゃう。 この漫画は日本語で

    『新版 ナガサキ―1945年8月9日 (岩波ジュニア新書 260)』