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保育士を目指す!(実技試験はがらがらどん)

こんにちは、パパ造です。

保育士実技試験が迫っているということで、突然ですが実技試験の話をします。

私は令和4年前期試験で晴れて保育士になれました。

しかしながら、実は「ほとんどの人が合格する」と聞いていた実技試験に一度落ちているのです。
「絶対に合格している!」と確信していましたので不合格の通知が信じられず、当分の間落ち込んでしまいました。(もう受けるのをやめようかと思ったくらいでした)

何とか気を取り直し、落とした「音楽」を捨ててやり直すことにしました。

音楽の代わりに選んだのは「言語」でした。

言語とは、いくつかの課題の中から選んだ物語を3分にまとめて目の前の子供たち(仮想です)に読み聞かすというものです。

もちろん、本やメモを見てはいけないため、3分間の物語を覚えなくてはいけません。

私が選んだ物語は「3びきのやぎのがらがらどん」でした。

なぜ、これを選んだか・・・

物語が単純だったからです(笑)

3びきのやぎとおばけ(トロル)しか出てきません。

お話の流れは次のとおりです。

3びきのやぎ(小さいやぎ、中くらいのやぎ、大きいやぎ)がお化けの住む橋を渡って山の上のおいしい草を食べに行きます。

橋を渡ろうとするとお化けが出てきて「食べちゃうぞ!」と脅します。

小さいやぎは、「ぼくは小さいから美味しくないよ、あとからもっとおいしいやぎが来るよ」と言います。
次に来た中くらいのやぎも「ぼくは中くらいだからおいしくないよ、あとからもっとおいしいやぎが来るよ」と言います。
最後に大きいやぎが来ます。大きいやぎはお化けをこらしめました。

というものです。単純でしょ!(笑)
「がらがらどん」は覚えるのが苦手な方にはお勧めです!

さて、次はこれをどのように自分のものにしていったかです。

この物語をまず、ちゃんと知ろうと絵本を買ってみました。

絵本はお化けややぎ達の表情がわかり、イメージをつかむことができました。
しかし、言葉が覚えにくく、話そうとするとカミカミになってしまいました。

そこで、保育士試験の世界では有名な「桜子先生」のストアで台本が売っていることを知り、手に入れることにしました。

桜子先生ストア
https://hoikushisakurako.stores.jp/

桜子先生には、筆記の時から本当にお世話になっています。ニコイチを突破できたのも桜子先生のテキストのお陰でしたので、きっとこの台本も良いものだろうと購入を決めました。実際、悩むこともないほどの安さ(500円)ということもありました(笑)

内容は書けませんが、「あれ?覚えるのたったこれだけ?」というものでした。

覚えることが決まるとあとはひたすら繰り返して覚えるだけです!

会社の行き帰り、昼休みに3分を計りながらブツブツと繰り返します。目の前の子供たちを想像しながら。

気が付くと、笑いながら話していることもありました。

そして本番!

全くといっていいくらい緊張せず楽しく話すことができました。
お話し中は試験官は全く目に入らず、まさに目の前に子供たちがいるようでした。
「3びきのやぎは山でおなか一杯、おいしい草を食べましたとさ。お、し、まい!」と
同時に「ピピピピピ」と終わりの合図が鳴り、2回目の実技試験が終わりました。

前回、音楽で落ちた時はギターを弾くことと歌うことで精いっぱいで目の前に子供たちはいませんでした。

でも今回は、終わってから「楽しかった~!」と感じました。

そのかいもあってか無事に合格をいただくことができました。

実技試験は大変ですが、いかに楽しんで取り組むことができるかがポイントだと思います。
これから受験される皆さん、頑張ってください!

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