航空無線通信士受験記

皆さまこんにちは。パイロットになりたいパパです。
今回は8月25日に受験しました航空無線通信士の試験について書きたいと思います。

航空無線通信士とは
日本では無線従事者として無線を取り扱う業務に従事する場合は国家資格が必要です。
航空関係では主に自家用機を操縦する際に必要となる航空特殊無線技士とそれ以上の機体(事業用)を操縦する際に必要となる航空無線通信士と2つの資格があります。
航空無線通信士は航空特殊無線技士の上位資格となるので航空無線通信士の資格があれば自家用機を操縦する際にも使うことができます。

試験内容
試験は年2回、2月と8月に受けることができます。
試験科目は下記4科目です。
・無線工学
・法規
・英語
・電気通信術
4科目すべて合格すると晴れて資格を取得することができます。
もし1科目だけ合格点に達しなかった場合には、科目合格といって合格点に達した科目は次回の試験の際には免除され、不合格科目だけ受験することが可能になります。(この免除は最大3年間(試験6回分)有効となります。)

無線工学
無線工学はA問題とB問題から構成されます。
A問題は合計10問、B問題は大問4問で小問合計20問あります。
A問題は1問5点、B問題は小問1問1点で満点が70点で合格点は49点以上です。
A問題を全問正解すれば合格、逆にA問題を5問以上間違えると不合格になります。

法規
法規はA問題とB問題から構成されます。
A問題は合計14問、B問題は大問6問で小問合計30問あります。
A問題は1問5点、B問題は小問1問1点で満点が100点で合格点は70点以上です。
A問題を全問正解すれば合格、逆にA問題を7問以上間違えると不合格になります。

英語
英語は英会話と筆記(英文解釈と和文英訳)から構成されます。
英会話はリスニング問題で合計7問、筆記は英文解釈が大問2問で(問1が小問5問、問2が小問4問)合計9問、和文英訳は大問3問で小問合計15問あります。
英会話は1問5点、英文解釈は問1が小問1問4点、問2が小問1問5点、和文英訳は小問1問2点で満点が105点、合格点は60点以上です。
英会話が15点に満たない場合(正答が3問未満)は合計点が60点以上であっても不合格となります。

自己採点結果
参考書や過去問を参照した自己採点結果は、無線工学・法規ともに合格点に達してました。
英語は自己採点のしようがないので、解答速報が出次第行いたいと思います。
無線工学は試験中の手応えが全くなかったので、かなり心配してましたが運よく?正解が多かったように思います。

結果は改めてご報告したいと思います。


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