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秋華賞(G1)&府中牝馬S(G2)重賞レース回顧(完全無料)


先週末も皆様お疲れ様でした。

ファンファーレのレース回顧は【レースを振り返る】解説の様なものではなく、次走狙うタイミングや狙えない条件の把握、各馬の評価の修正を行う事を目的にしているので非常に単純明快です。

【この馬は◯◯の条件に出てきたら狙いたい】
というメモをしておく。逆もまた然りである。

【馬名・今回展開がハマっただけ次走注意。】
などメモをしておく。

これは1年もそのメモが溜まれば自分だけの
【㊙️情報】になる。これは競馬新聞には載らない情報の為、オッズには反映されていない。
それが【穴を狙う】という事。

今週もキッチリ回顧して次週に繋げていこう。


お疲れ様です。
今週はここ数ヶ月で1番悪かった。
府中牝馬◉ドナアトラエンテ
秋華賞◉エイシンヒテン ともに4着。

先々週の
・毎日王冠◉ポタジェ3着 ○ダイワギャグニー4着
※ここは的中するも3連複910円のガチガチ。
・阪神大賞典◉キセキ3着入線するもマカヒキなし。
・サウジアラビアRC◉ステルナティーア 
 2着もガチガチの配当。
・シリウスS◉ダノンスプレンダーも4着。

ここ数週間
◉本命馬4着3回(3/6)
◉本命馬3着2回 2着1回
うち的中2レースもガチガチの配当。

単純に考えると人気薄もありながら2.3.4着でまとまってるしそこら辺はほんの少しの展開で変わる着順ですしそこまでズレていないんじゃないかなぁとは思うのですが、5/6で 3.4着ばかりのじれったい競馬が続いています。ここに関してはわずかながらテコ入れをしつつ、後は【耐える】という形で進めていこうと思います。耐える事もまた競馬。
実績無く耐えて待つのではなく、実績があるからこそ耐えれると言うものです。

今週末はいろいろと考えて調整し臨んで参ります。

ひとまずレース回顧をご覧ください。
実際に有料配信した【出走馬全馬診断】と合わせてレース結果や内容と見比べて見てくださいね。


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⬛️回顧レース・秋華賞⬛️


【1着】アカイトリノムスメ

・現段階の総合力を活かして、好位から抜け出す快勝の内容。前走C・ルメール騎手ありきの怖さがありやや評価を落としたが、それ以上に馬自身のポテンシャルが効いた。異なるコースや距離、展開にもめげずに立ち回れるレースセンス、しっかりと成長を感じる一連の競馬。まだ伸びしろ残しのスケール。ただ今回はしてやったり感が強かったのも少し。
現状の総合力では通用したが、今後古馬牡馬を蹴散らしていく様な名牝程のスケール感は無い。
レースセンスや小手先のテクニックで崩れないというタイプに近い。良くも悪くも欠点が少ないタイプ。

次走狙いレース▶︎どこの距離路線に乗せるかと言う所ではあるが恐らくベストは1600〜1800m。
スピード問われる舞台向き。虎視眈々タイプで横綱相撲タイプではない。今後人気を背負っていく事でどう変化していくのか注意。


【2着】ファインルージュ

・前哨戦で見せた好内容を超えられるか不安だったがほとんど前哨戦と同様の運び方改めて世代屈指の力を見せた。C・ルメールはこれをなぜドナアトラエンテでやってくれなかったのかという(やや愚痴)
これはC・ルメール騎手の好リードもかなり大きい。
外枠から流れに乗せて差す、そして距離不安の馬をキッチリ持たせるテクニック。アカイトリノムスメ・オークス同様。(そういえばこれでC・ルメールは
牝馬三冠全レース2着という…怪物ですね)
今回もかなり好レースだったがそれと同時に【距離限界】を感じた一戦でもあった。

次走狙いレース▶︎少し気は早いが、来年のヴィクトリアマイル辺りで、完成&活躍を期待したい。
2000mはC・ルメール騎手でギリギリなので他の騎手が乗るならやはりマイルがベスト。


【3着】アンドヴァラナウト

・今の限界の力は全てだし、ぶつけられた内容でやれる事はやった。伸びしろと言う点ではメンバートップの伸びしろ残していますし、これからですね。
福永祐一騎手が乗る限りまだまだ安泰。できれば立ち回り活かせる中距離がベストでしょう。

次走狙いレース▶︎コーナー競馬、立ち回り問われる舞台向き。類稀なる機動力、スローの決め手比べだと少し分が悪い。


【4着】エイシンヒテン

・思い通りのレースはしてくれました。右回りでモタれる事もなく、自分のリズムでしぶとさ見せる。
脚もまだまだ終わっていなかったが、交わされたとは地力の差。ソダシが伸びなかった事が影響している気がします。ソダシが迫り粘り合いならもう少し残っていたが、結果的にソダシが来ない事で粘れる相手がいなくなってしまい外からの差し組に交わされたというところ。やれる事はやりました。(ここは本命馬なのであと少しで3連単・3連複の大量祭りが開催されたので悔しかったですね…)

次走狙いレース▶︎右回りの中距離。急坂◉
左回りで脆くなるので警戒。騎手も重要になるタイプ。松若風馬騎手はかなり高レベルの騎乗をしてくれている。まだ全貌が、見えないがこの手の馬には武豊騎手が合いそうな。どう攻めるかでしょうね。
ゆったり攻めるか、押していくか。ここら辺は少しずつ解明していければと思います。


【5着】スライリー

・激走ですね。内枠でじっと脚を溜めて立ち回り、ラスト臆する事なくインを突いて伸びてきた石川裕紀人騎手の好リードも光りました。色々石川騎手が工夫しながら乗っているのが見える馬で好感が持てますね。

次走狙いレース▶︎ 内枠の立ち回り戦向き。


【7着】アールドヴィーヴル

・まだまだ成長途上。完成は来年以降。少しずつでも成長はしているのでどこかで爆発的に良くなる瞬間が訪れそうなタイプ。ここはしっかり目を離さずかと言って深入りせず、長い目で付き合っていくのがベスト。距離も少し長いか。

【7着】アナザーリリック

この馬に関してはかなり分かった気がします。
能力は相当なものです。ただこう言う立ち回り戦は向かないしやや非力な面も。枠も悪かったですが、非急坂戦のワンターンマイルが現状のベストな気がします。ここから必ず伸びて台頭してくる逸材ですから目を離さない様にしたいですね。1600〜1800mで警戒。


【10着】ソダシ

歯の出血?ぐらぐらしてた?とか言ってましたが、それ以前の話の様な気がしますけどね。
エイシンヒテンに離されすぎずでも正攻法で横綱相撲をしようとした結果かも知れません。この馬は脚を溜められれば伸びるので、全体的に淀みない感じでしたが、スムーズすぎて溜めが効かなかったのかもしれませんね。強すぎて忘れてるかもしれませんがそもそも気性難で気性難の一族ですから。一気に距離縮めて短距離路線に来るか、ダートで頂点目指すかが、良いでしょうね。


【13着】ユーバーレーベン

仕方ないと言えば仕方ありませんね。とにかく持久力型ですし、今回の様な立ち回り&スピード競馬では分が悪すぎますし、使いつつ良くなるタイプですから前哨戦も挟みたかった所でもあります。
菊花賞の方が可能性あったのではと…
今後も豊富なスタミナ活かして戦える舞台で見直したい。2200m以上は欲しく、広いコース向き。

【16着】ホウオウイクセル

2戦連続の大きなスタート遅れ。
ただ能力はあるのであまり軽視しない方が…
道悪で他馬が嫌がる様な馬場、開催後半のタフな特殊な馬場、急坂戦の際は一撃変わる可能性があるので注意して見張っていきたい。


●有料記事〜出走馬全馬診断〜より

◆騎手判定について◆
【S】これ以上ない最高のコンビ
【A】プラスに働く・好騎乗見込める
【B】可も無く・不可も無く
【C】好騎乗はあまり見込めない
【D】馬の力頼み・騎手は絶望的


⚪️①スルーセブンシーズ
2000m実績:1.1.1.0💯
右回り実績:2.1.1.0💯
阪神競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:大野拓弥
騎手判定:【S】
父系統:ドリームジャーニー
母父系統:クロフネ
前走:紫苑S(4番人気2着)
前走内容:直線詰まりながらもしぶとく伸びた好内容。スムーズならもっと伸びた。大野騎手らしくしっかり溜めて馬群捌いた。

💯好材料▶︎コーナー4つの立ち回り型。前走中山でやや詰まったとはいえ今回は阪神替わりでラスト馬群バラけるコースは大歓迎。前走再現を最内枠でやれれば次こそはキッチリ伸びてくるはずだ。オークスから内枠しか引かないが強運としか言えない。
ドリームジャーニー産駒だけあって小回り上手く、やや晩成型。オークスの頃はまだまだ未完成だったが前走使ったことでかなり感性に近づいた。素質はある。急坂こなすパワーもあり、完成に近い今なら好勝負に持ち込めるはずだ。阪神内回り&最内枠ならば…期待しかない。

😢不安材料▶︎大野騎手である以上伸びてくるのは明白だが、最内枠で溜める形になりそうで、あまりにも位置取りが悪くなると怖さは残る。

総括▶︎大野騎手の最内枠の捌き方一つ。スムーズに溜めて伸ばせれば小回りコースで浮上。素質はある。枠さえと言った所。そこさえクリアすれば好勝負になって良い。だがファインルージュとは大きな差があるのでここはヒモくらいを見ている。


⚪️②ステラリア
2000m実績:1.0.0.0
右回り実績:2.0.2.0
阪神競馬場実績:1.0.2.0
予定騎手:武豊
騎手判定:【A】
父系統:キズナ
母父系統:サドラーズウェルズ系
前走:オークス(5番人気13着)
前走内容:川田将雅騎手らしく、力で押して言ったが合わない馬はトコトン合わないんだなぁと再確認。元々距離不安がある馬に川田騎手が乗ると想定以上に脚が持たない。距離も長くノーカンでいい。

💯好材料▶︎ここで当たりの柔らかい武豊騎手が乗れるのは非常に大きい。元々折り合いはつくタイプだがさすがに2400mは長かった。距離短縮の中距離替わりは大きく好転する。前走を除けば全て上がり最速の末脚をつかえていて安定感ある差し馬。ここでもしっかりと脚を使える可能性の方が高い。

😢不安材料▶︎キズナ産駒の本番の弱さは異常。逆に言えばトライアルは非常に強い。そしてあまりパワーはなく、今後は平坦で見たい馬。京都ならばかなり有力も阪神となると少し分が悪いのでは。
それなりに成長を見せているが、見せている中でやや上位には届かない印象でシンプルに脚が伸びるが届かない力負けを喫しそうなイメージ。

総括▶︎全体的に持っている各武器の性能は高いが、現状だと総合的な完成度でやや劣るイメージ。
確実に伸びる末脚は脅威にはなるが、少し物足りなさも残るのはたしか。武豊騎手乗り替わりは大きくプラスで内枠を活かせればヒモくらいなら。


⚫️③クールキャット
2000m実績:1.0.0.0
右回り実績:0.0.0.2
阪神競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:和田竜二
騎手判定:【A】
父系統:スクリーンヒーロー
母父系統:ダンスインザダーク
前走:ローズS(3番人気11着)
前走内容:出遅れて何もできずノーカン。何もしていないのでダメージはない。

💯好材料▶︎能力はあるのはまず確か。そしてパワー問われる舞台は歓迎だが。

😢不安材料▶︎まず折り合い不安は常につきまとう。現状だとマイル戦で見直したい所。
そしてよくよく考えてみれば、フローラSではC・ルメール騎手ありきの神騎乗レースで外から上手く流れに乗せて折り合いがついたレース。それ以外はほぼ折り合い難で結果でず。今回内枠と考えてもなかなかに酷な気が…

総括▶︎和田竜二でなければ消していた。万が一折り合いついた場合に一気に怖い存在になる。舞台は悪くないはずなのでふその一縷の望みだけに託して一応抑えるかどうかの瀬戸際。

⚫️④ソダシ
2000m実績:1.0.0.0💯
右回り実績:5.0.0.0💯
阪神競馬場実績:2.0.0.0💯
予定騎手:吉田隼人
騎手判定:【S】
父系統:クロフネ
母父系統:キングカメハメハ
前走:札幌記念(2番人気1着)
前走内容:好位から横綱相撲のレースで抜け出し能力の高さを改めて知らしめた1戦。スタミナ問われる舞台でその力を再確認できたレース。

💯好材料▶︎阪神開催の今年は磐石とも言える条件。
京都の決め手問われる舞台なら各馬チャンスこそあったが、阪神開催の時点でマイナス要素が無くなった。
スタミナ問われる阪神の2000mはベスト。
前走再現の好位からの堂々の王者の抜け出しはここでも再度見ることができそうだ。
古馬…しかもG1馬達をねじ伏せた前走は評価するしかない。持久力あり、並ばれてからも一伸びする根性、そして高いレースセンスを兼ね備える。つけ入る隙を探すのは困難だ。

😢不安材料▶︎唯一不安があるとするならば枠。絶好枠 感も、あるが隣に逃げ馬エイシンヒテン。
サルファーコスモス、スライリー、アンドヴァラナウトらが積極的に攻めた場合内に閉じ込められる可能性もある。まぁ馬群広がる阪神内回りではあまり気にする事は無さそうだし、そんな不利ごとき…という感じでもあるが。

総括▶︎阪神開催になった事が更に好走確率を向上。現状つけ入る隙が見当たらない状態。
類稀なる根性と持久力、安定感のある走り。
2冠達成は濃厚。


🔴⑤エイシンヒテン
2000m実績:0.2.0.1
右回り実績:2.3.0.4
阪神競馬場実績:1.2.0.3
予定騎手:松若風馬
騎手判定:【A】
父系統:エイシンヒカリ
母父系統:ダマスカス
前走:ローズS(12番人気2着)
前走内容:10番枠ながらスンナリ逃げてしぶとく凌いだ。ダメかなと思わせる展開を全て耐え抜きもう一伸び。しぶとい。

💯好材料▶︎絶好枠なら完全に本馬。
持久力問われる舞台で行き切って自分のリズムで運べればトコトンしぶとく、並ばれても垂れない。メンバー構成を考えても自分のペースで単騎逃げ濃厚。
立ち回りからのしぶとさは松若風馬騎手自身も上手い。ここは一発あっても不思議ではない、いや、一発を秘める。

😢不安材料▶︎とにかく自分のリズムで運べれば。そうでないとかなり脆さは残る。

総括▶︎逃げられなければ脆さは残るが、このメンバーとこの枠を考えればリズム良く運べるはずで、ここは一撃に期待したい。非常に高評価である。

🔴⑥スライリー
2000m実績:0.1.0.1
右回り実績:1.0.0.2
阪神競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:石川裕紀人
騎手判定:【B】
父系統:オルフェーヴル
母父系統:ディープインパクト
前走:紫苑S(10番人気15着)
前走内容:外枠からすんなり先行したが、アビックチアについて行ったことで早め脱落。条件は悪くなかっただけに少々がっかり。

💯好材料▶︎決め手比べは合わず、フットワークの重い走り方をするので力の要る阪神は合う。
前走一度使った事で、仕上がった印象も。

😢不安材料▶︎前走は現状ベストと言える様な条件下での内容だっただけに不安の残るトライアルとなった。もう少しタフな馬場の方がいいのかもしれない…

総括▶︎元々重賞好走した力があるし、仕上がり自体は悪くないので前走の様な事はないだろう。ここまで人気が無いのなら抑えてもいいのではとも少し思ってしまうが…。厳しいか。


🔵⑦サルファーコスモス
2000m実績:0.0.0.0
右回り実績:1.0.1.0
阪神競馬場実績:1.0.1.0
予定騎手:川田将雅
騎手判定:【B】
父系統:キングカメハメハ
母父系統:ネオユニヴァース
前走:中京納屋橋S(2番人気2着)
前走内容:立ち回り活かして好位で粘った。
前残りの展開。特に能力、スケール感じず。

💯好材料▶︎なし

😢不安材料▶︎エルフィンSも低レベルメンバー。
外枠からの先行が通用する舞台で好走してきたに過ぎず、相手強化だと見劣りがする。
いきなりの距離延長、距離不安がある中での川田将雅の場合は押せるが持たない可能性が高い。

総括▶︎桜花賞にでれなかった時点でクラシックは詰んだ盤面。川田将雅騎手が今回ばかりはマイナスに。
流石に厳しいだろう。


🔵⑧エンスージアズム
2000m実績:0.0.0.1
右回り実績:1.1.0.2
阪神競馬場実績:1.0.0.2
予定騎手:岩田望来
騎手判定:【B】
父系統:ディープインパクト
母父系統:ストームキャット
前走:ローズS(13番人気7着)
前走内容:内枠でゆったり溜め、ラストビシッと追う岩田望来らしい騎乗。それなりに脚は使えたが地力で力負けした印象。

💯好材料▶︎なし

😢不安材料▶︎前哨戦クラスならばハマればやれるレベルはあるが本番では厳しい。条件合う中でも近走遅れを取り始めてきて成長の壁を感じる。正攻法の溜めて伸ばすという競馬をするしかない距離。今後自己条件に戻ってマイル〜1800mの軽い芝で見直したい様なタイプ。

総括▶︎最低人気レベルになるほど能力は低くないからその点で100円抑えるくらいあってもいいと思うが、それは能力とオッズの歪みあってこそで現実的には能力値が足りない。

🟡⑨アンドヴァラナウト
2000m実績:2.0.0.0💯
右回り実績:1.2.0.0💯
阪神競馬場実績:1.2.0.0💯
予定騎手:福永祐一
騎手判定:【S】
父系統:キングカメハメハ
母父系統:ディープインパクト
前走:ローズS(4人気1着)
前走内容:好位から鋭く抜け出し、着差以上の完封勝利といえる好内容。本番でも楽しみに思える様な内容。

💯好材料▶︎類稀なるレースセンス、相手なりから抜ける運動神経などどれをとってもこの舞台でも侮れない逸材。前日までの雨でややタフな馬場になった中での抜け出し完勝は阪神替わりでも強い武器となる。
晩成型で使えば使っただけ今の時期は良くなるはずで、前走よりもう1段階上があると見て良さそうだ。枠も歓迎の9番枠。一発を備える力あり。

😢不安材料▶︎やはり上位との直接対決。

総括▶︎ソダシらにどこまで太刀打ちできるかが課題。先々で追いつける可能性は秘める素質はあるが、今の時点でどうかという所。能力はある。展開さえ合えば一発やれる力はある。


🟡⑩アールドヴィーヴル
2000m実績:0.0.1.0
右回り実績:1.0.0.1
阪神競馬場実績:0.0.0.1
予定騎手:松山弘平
騎手判定:【A】
父系統:キングカメハメハ
母父系統:ディープインパクト
前走:ローズS(1番人気2着)
前走内容:ややチグハグな面を残したが、ラストはキッチリ伸びてきた。評価するほどの内容でも無い。

💯好材料▶︎オークスは流石に長すぎたので、前走見る限りやはり距離は2000mくらいがベスト。素質は間違いなくあるのでどこで開花するかというタイミング待ち。

😢不安材料▶︎ 本馬はオークスの時から言ってるように完成はもう少し先。古馬になってから化けるタイプで素質もあり来年見直したい所でもある。
オークスからの休養期間を経てさほど成長を感じられなかったのは痛手。秋華賞本番へ課題、不安を残す内容となってしまった。

総括▶︎能力はあるがそれを引き出せる状態にはもう少し先かもしれない。全貌を出せれば通用しても良いが…。騎手の一工夫さえあればもう少しやれるか。

🟢⑪ユーバーレーベン
2000m実績:0.0.1.0
右回り実績:0.1.2.0
阪神競馬場実績:0.0.1.0
予定騎手:ミルコ・デムーロ
騎手判定:【S】
父系統:ゴールドシップ
母父系統:ロージズインメイ
前走:オークス(3人気1着)
前走内容:豊富なスタミナ&距離延長&広い東京コースをフルに活かし追い込んだ至極のレース。
全てがハマったレースだった。

💯好材料▶︎持久戦ならまず負けない。
元々阪神JFでは成長前にもかかわらず、ソダシ、サトノレイナスと差のない競馬をした様に持っているポテンシャルは相当高い。これまで柴田大知や丹内祐次が粗相をしてなければデビューから崩れ知らずの戦績だった。能力はソダシ級。世代トップのスタミナを活かせる展開なら逆転もある。中山1800mフラワーカップ直線310mの短さながら丹内祐次で追い込めたのなら阪神内回りといえどミルコ・デムーロなら好勝負に持ち込める筈だ。

😢不安材料▶︎阪神内回りでも対応するだろうが、
可能性としては差し届かないことだ。伸びるが届かない可能性は捨てきれない。やはりオークスが合いすぎた印象で上積みは無いだろう。

総括▶︎能力は間違いなくソダシ級。スタミナだけならソダシより上。あとはどこまでその持ち味を生かせるか。消耗戦なら二冠濃厚。だがやはり阪神2000mと考えるならば少し苦しさは残る。

🟢⑫アカイトリノムスメ
2000m実績:0.0.0.0
右回り実績:0.0.0.1
阪神競馬場実績:0.0.0.1
予定騎手:戸崎圭太
騎手判定:【A】
父系統:ディープインパクト
母父系統:キングカメハメハ
前走:オークス(2番人気2着)
前走内容:ソダシを目標にした分遅れをとった。距離不安の中、C・ルメール騎手の脚を持たせる騎乗ありきの好内容。

💯好材料▶︎距離短縮は大歓迎。折り合いもつき難なく2400mを高いレベルで走り切った前走はそのレースセンスにも評価をする。末脚タイプだが、器用さを活かした末脚タイプで阪神内回りは案外合いそうだ。
総合力は現段階では高く、混戦も苦にしない。
リカバリー力に優れる器用系差し馬。舞台の条件は非常にマッチする。

😢不安材料▶︎C・ルメール騎手ありきの前走内容。ここでC・ルメールではないとなるとかなりの致命傷。
戸崎騎手は上手い。それはわかっていることだが、こういう自在系ハイセンスタイプにはC・ルメール騎手の騎乗について来れるので、非常に合っていた。
前走も大敗していたらここまでの人気にはなっていない筈で、そしてその前走はC・ルメールありきだとしたら案外博打感も出てくる。

総括▶︎現段階での総合力はトップクラス。器用なタイプで阪神内回り、馬群立ち回りも苦にしない。
あとは戸崎騎手次第になってくる。


🟠⑬ホウオウイクセル
2000m実績:0.0.0.1
右回り実績:2.1.0.2
阪神競馬場実績:0.0.0.1
予定騎手:丸田恭介
騎手判定:【A】
父系統:ルーラーシップ
母父系統:スペシャルウィーク
前走:紫苑S(9人気13着)
前走内容:大きく出遅れ何もできなかったノーカンの競馬。開幕週自体も合わなかった。

💯好材料▶︎上がり掛かる急坂の内回り戦は得意とするところ。前走は出遅れ、2走前は立ち回り戦と力を出しきれていないレースが続く。ある程度差しも届く阪神1800mなら詰まる可能性も低くスタート決まれば脚は使える。

😢不安材料▶︎もう少しタフな馬場の方が良い。
上手く運べば伸びてくるだろうが、その伸びがここで通用するかという問題はある。

総括▶︎地力が足りる足りないを抜きにすれば人気ほど能力は低くない。条件も合うし、丸田恭介騎手ならしっかり溜めて伸ばしてくれるはず。そこに地力を加味すると勝ち負けになる伸びになるかだがそこは半信半疑。

🟠⑭ファィンルージュ
2000m実績:1.0.0.0
右回り実績:2.0.1.0
阪神競馬場実績:0.0.1.0
予定騎手:C・ルメール
騎手判定:【A】
父系統:キズナ
母父系統:ボストンハーバー
前走:紫苑S(2人気1着)
前走内容:ゆったり追走し、外から流れに乗せて巧みなコーナーワーク。少し力の違いを見せつけた一戦。
着差以上に力差を感じた。

💯好材料▶︎やはりマイルが本質という考えは変わらないが、開幕週と福永祐一騎手の柔らかい騎乗で2000mには問題なく対応。引き続きこの距離でも内回りなら距離は持つ。C・ルメール乗り替わりもあるし。紫苑組には大きく差をつけた内容で(着差ではなく)紫苑S組の台頭があるならば順当に本馬が有力となる。

😢不安材料▶︎やはり距離。開幕週で前走こそ持ったが、持久力問われる阪神の2000m替わりで急に脆くなる可能性も。立ち回り活かせる内枠なら良かったが…

総括▶︎紫苑組なら順当に本馬が最有力。ただ逆転があるならば距離。そこの憂いがある以上本命にはしづらいが、前走内容が良すぎただけに…。


🟣⑮アナザーリリック
2000m実績:0.0.0.0
右回り実績:1.1.0.0💯
阪神競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:津村明秀
騎手判定:【A】
父系統:リオンディーズ
母父系統:サクラバクシンオー
前走:新潟佐渡S(1人気1着)
前走内容:じっくり溜めてスムーズに脚を伸ばす。完勝と言える秋初戦。成長窺える。

💯好材料▶︎前走秋緒戦が好内容。この馬に関してはデビュー当初より素質の高さ、能力の高さを言い続けていて、緒戦で成長を感じる好内容。倒した相手が良かった。ゴルトベルクは本格化気配で既に重賞級。モズナガレボシは小倉記念をその後勝ち切るなど強い相手、古馬相手に能力の違いを見せつけた。
秋華賞、本番に間に合った。津村明秀騎手次第だが、展開によってはジャイアントキリングは起きる。

😢不安材料▶︎津村騎手がカレンブーケドールで勝ちきれない様に、それはやや溜めが甘いタイプでもあるから、常に好走騎手止まり。本馬でもやや溜めが甘いレースも多々あり、じっくり運べれば勝ち負け。早仕掛けだけが懸念される。

総括▶︎能力はお世辞抜きで秋華賞勝ち負け級。
ソダシ、ユーバーレーベンとも差はないと見る。
だが、最後の一押し不安の中で距離延長は微妙。

🟣⑯ミスフィガロ
2000m実績:2.0.1.1
右回り実績:0.1.2.1
阪神競馬場実績:0.1.0.1
予定騎手:藤岡康太
騎手判定:【A】
父系統:ディープインパクト
母父系統:キングカメハメハ
前走:紫苑S(12人気3着)
前走内容:好立ち回りから脚を伸ばした。
馬場と枠が向いた印象で本番となると…

💯好材料▶︎自信をつけてきた藤岡康太が怖い。昨年もソフトフルートで強襲してきた様に、近走メキメキと力をつけてきていて、今の勢いは侮れない面も。

😢不安材料▶︎1800mが主戦かな。立ち回り活かしづらい大外枠、大味な競馬になりそうな今回、距離もやや不安。恩恵がない今苦しいだろう。

総括▶︎藤岡康太という一点で少しだけ抑えても。ヒモくらいには一応。


🥇🥈🥉総合評価🥇🥈🥉

【SSランク】
⚫️④ソダシ

【Sランク】
🔴⑤エイシンヒテン
🟡⑨アンドヴァラナウト
🟠⑭ファインルージュ

【Aランク】…
⚪️①スルーセブンシーズ
🟢⑪ユーバーレーベン
🟢⑫アカイトリノムスメ

【Bランク】…
🟡⑩アールドヴィーヴィル
🟣⑮アナザーリリック

【Cランク】…△候補
⚪️②ステラリア
🟣⑯ミスフィガロ

【Dランク】…下位△〜消し
🔴⑥スライリー
⚫️③クールキャット
🟠⑬ホウオウイクセル

【Eランク】…完全に消し
🔵⑦サルファーコスモス
🔵⑧エンスージアズム


ここまで読んでみて、自分の思っている予想と照らし合わせながら最終結論を各自出してみてくださいね。
私の結論は下にあります。
同じか…全く違うか…そこも楽しみの1つです。
基本的に丸乗りするより、参考にして自分の思う馬券を買うのが1番楽しいと思いますよ👍🏻

◆最終本命結論◆

今日の阪神は【イン追走やや有利】
要は外一気の様な大味な競馬はまだ微妙ということ。
立ち回り活かして、好位抜け出しの基本パターン。
そして朝6:00頃まで降る雨☂️はどう馬場に影響を及ぼすのかも含めて考えていく。

第26回秋華賞(G1)の本命馬は…

◉⑤エイシンヒテンを抜擢したい。
勝ち切るとまでは言わない。勝ち切るとまでは言わないが馬券内には残るというしっかりと地に脚がついた理論があるからだという事をまずこれを読んで見てほしい。納得できなければ対抗○を本命としてタテ目で買ってくれ。なぜ10番人気エイシンヒテンを抜擢したのか。逆に問いたい。なぜ10番人気なんかに甘んじているのだ…。考えている事はこれだろう。
前走を『フロック視』しているから。
改めて一連の競馬を遡ってみてほしい。
5走前のクイーンCでは11番枠から逃げてアカイトリノムスメの0.2秒差に凌ぎ、その持ち味である、
しぶとさの片鱗を見せた。
4走前は1400m戦のスピードに対応できず、スタートも出遅れ、15番枠という絶望的な状況で逃げられず追走苦労しノーカンの内容。
3走前は同舞台の忘れな草賞において逃げてステラリアに0.2秒差のしぶとさを見せる好内容。
2走前は4角手前から横山武史ソーヴァリアントに早めにまくられ被せられ、そこでリズムを崩してラチ沿いからも離れヨレる始末。大敗の展開からもしぶとさみせ2着に0.4秒差まで粘り無難にまとめた。
前走は苦手な左回りでモタれつつ、アンドヴァラナウトに差されながらもしぶとく粘り、さらにもう一伸びしアールドヴィーヴルの猛追を防いだ。
一連の競馬からもアカイトリノムスメ、ステラリア、アンドヴァラナウト、アールドヴィーヴルらと差のない競馬や先着をしてきた。それは全て【自分のリズムで逃げられた時】だ。今回メンバーを見渡しても単騎逃げ濃厚のメンバー。人気のソダシはマークされる立場で早仕掛けだけは避けたく正攻法でくることも確実。唯一スライリーがやり合ってくるだろうが、結果的に無駄なハイペースに陥れられれば尚更良い。
単騎逃げor後ろのペースを乱すの2択でどちらに転んでもこちらに分がある。絶好枠の3枠5番。
苦手な左回りでアンドヴァラナウトとまともに真正面からやりあえた中で外へ張る悪癖を解消する得意の右回り。そして、この手のタイプには松若風馬騎手のふわっと脚を持たせる騎乗は非常にあっていて、それがラストのもうひと伸びを生み出す。父エイシンヒカリを彷彿とさせるそのしぶとくも粘り強いその逃げはまさに令和のエイシンヒカリ。
全馬がソダシに夢中の中でラチ沿いを優雅に逃げて粘る瞬間が想像できないだろうか。
グランアレグリア、コントレイルもレイパパレの逃げにやられ、ユニコーンライオンの逃げはクロノジェネシスすらも手を焼いた。ジャイアントキリングを起こすのはいつでも【しぶとい逃げ馬】
これだけの裏付けがあれば、狙って見たくもなるものだ。そして【馬券内】と考え方を変える。
3着以内に滑り込む事は不可能か?
昨年の9番人気ソフトフルート、10番人気マジックキャッスルの強襲は想像したか?
2年前の14番人気シゲルピンクダイヤの激走は想像したか?いつだってそう。強者は常に強者のプレッシャーと自信で隙は生まれる。その隙を突く予想こそが、ファンファーレ予想の根幹である。
人気決着の堅い配当なら諦めがつく。ただ万馬券はそうじゃない。堅い馬券を10レース当てるならそれを凌駕する波乱馬券を1つ当てる事。それぞれ予想家にはスタイルがあるが私の根幹はそれだ。
話は少し逸れたが、今年は◉⑤エイシンヒテンの激走、粘りの根性の一発に期待したい。


対抗には○⑨アンドヴァラナウト
前走ローズS勝ち重賞初制覇の後に福永祐一騎手はこんなコメントを残した。
『もう少しスローペースになるかと思いましたが、思ったより引っ張ってくれる馬がいて、むしろこの馬にはその方がありがたかったです。』
一連の競馬から見ても本馬の強みはその【自在性の高さ】に集約されている。コース、距離問わずその操縦性の高さ、機動力の高さで立ち回り、脚を溜めて好位から鋭く抜け出すレースばかり。スローの決め手比べでは分が悪い事は福永祐一自身もわかっている。
今回も◉⑤エイシンヒテンがいる事は前走再現すらある展開、そしてその持ち味である【自在性】をフルに活かし切れる9番枠。新馬の頃から一貫して福永祐一が手放さず、少しずつ競馬を教え込み作り上げてきた珠玉のお手馬。晩成型の未完の大器が最後の一冠で完成されるのでは。

3番手には④ソダシ
順当なら当然本馬だろう。
明らかなダート血統でパワーに関して右に出るものはいない。パワー問われる阪神の2000mは最高の舞台。そもそも地力が違うので、外枠の方が存分に力を出せた可能性がわずかだが隙がありそうで、サルファーコスモス川田将雅の先行馬の位置取りが何故か暗雲を立ち込めそうな気配。やはりマークされる立場は楽ではないし、動こうにも動きづらい。それでもソダシを信じ、機が熟すまで王者の競馬ができるならばここも安泰。2冠濃厚だろう。

4番手には①スルーセブンシーズ
ヒモ候補としては最適な本馬を4番手に。
勝ち負けは正直無理だろう。前走紫苑Sでは着差以上にその力差を感じた一戦だったからだ。
ただ前回は最内枠でやや詰まる不利があり伸びきれなかったのも事実。馬群ばらけやすい阪神コースに変わり、最内枠をフルに活かし切りその一発を狙ってくるのなら充分に好走は考えられる。そしてそれを体現できるJRA屈指の技巧派大野拓弥騎手ならばその可能性は飛躍的に上がる。

穴推奨には②ステラリア
ベゴニア賞ではキングストンボーイと差のない競馬をしたように、そもそも能力は高いのだ。クイーンステークスでは本質的には合わないマイル戦でも上がり最速の脚を見せ、忘れな草賞では阪神2000mの同舞台において存分に力を出し切りここも上がり最速で差し切った。とここまでは福永祐一の存在が大きかった。
そして前走オークス2400m。適距離は1600〜2000m。ベストは1800〜2000m。
少し長いので折り合いに気をつけてゆったりと運びたい所で、福永祐一の対極にいる男、川田将雅替わり。
川田将雅騎手はいわゆる欧州競馬の様にウイニングゾーンから離れる事はしない。それ故にやや力で押していくことが多く、適距離以上の馬だと脚の終わりが非常に速くなるのだ。今回はゆったり運び、最適なタイミングで脚を使える武豊騎手乗り替わりというのは非常に大きく、元々能力はある馬。そこに適距離、適騎手替わりとなれば一発があってもいいのではないか。

次に人気どころばかりになるのが嫌で特に意味もなく印を下げたが、本命でもいいくらいの実力馬
⑭ファインルージュ。前走着差以上の横綱相撲で力の差を見せつけた一戦だった。阪神の急坂は歓迎のパワーも兼ね備えていて、C・ルメール騎手も当然良い。
勝ち切ってもおかしくない完成度になった。

抑えには
⑮アナザーリリック
素質だけなら上位と差はない。内枠なら渾身の穴推奨も、外枠がキツく抑えまでに。

⑫アカイトリノムスメ
現段階では完成度はトップクラスのデキ。
器用な差し馬で当然ここでも有力だが前走はC・ルメール騎手ありきの所もやや感じるので上位人気の中では評価を下げる。

⑪ユーバーレーベン
持久力だけを問われる舞台ならばぶっちぎりの能力も、前走それを最大に活かせた内容で前走からの上積みと考えるとまず見込めない。ただ能力あるので。

⑩アールドヴィーヴル
完成は来年かなという所もあるし、まだまだ幼さも残るので常に脆さとの表裏一体の馬。安定感はないがハマった時にはその秘める能力は侮れない。

⑯ミスフィガロ
差しに徹する決め打ち的な騎乗なら一縷の望みはありそうな本馬を。ここが怖いのは完全に【藤岡康太】
昨年のソフトフルートや近走だとレッドジェネシス、マカヒキなど騎手としての壁を一つ破った印象で
自信を手にしているときの騎手は怖いので抑える。
藤岡康太でなければ要らない。

⬛️回顧レース・府中牝馬S(G2)⬛️


【1着】シャドウディーバ

・昨年同様得意舞台で強烈な脚が炸裂した。
ただ得意舞台。これ以上ない自身のベスト案件で走った。だけ…とも言える内容で、先々これが何かに繋がるとはあまり思えない。

次走狙いレース▶︎東京1800m以外はパフォーマンスは落ちる。


【2着】アンドラステ

・好枠からスピード活かして脚を使った好内容。前走マイルの流れを使った事でスムーズに先行。
スピードを活かせた。

次走狙いレース▶︎引き続きマイル〜1800mでスピードで押し切れる舞台なら。


【3着】マルターズディオサ

・一連の競馬はやはり短かったと言う事か。
距離延長して変わり身。追走から脚を使う迄、ゆったりと走れた。田辺スタイルだと少々短距離はしんどいかもしれない。

次走狙いレース▶︎田辺スタイルならこれくらいの距離が必要。マイルも走れない事もないので、差しが届く馬場は向く。前半ゆったり入るので差しが届く1800mは非常に合う。


【4着】ドナアトラエンテ

・C・ルメール騎手の外から流れに乗せて外からスムーズに差し切る騎乗が展開的に難しく、ラストで内に入る形に。良く伸びてはきたが意地の伸びという感じで、外からスムーズにだとしても勝ちまではなかったかもしれない。少し過大評価をしていた。
開幕週の馬場も距離も合っていただけに力負けが考えられる。

次走狙いレース▶︎重賞でも通用しないことはないが、相手を選ぶ印象。これくらいのG2となると少しだけ足りないかもしれない。今はまだ牝馬限定G3でというところ。


【5着】サトノダムゼル

・内枠から石橋騎手が上手く促してやれることはやった。東京コースがやや合わない印象。

次走狙いレース▶︎ ローカルまたは中山あたりの立ち回り戦の内枠で狙う。


【6着】スマートリアン

・やれるだけのことはやったが、+16キロも響いたか。内枠は問題ないので引き続き。距離がやや微妙かもしれない。スタート速くスピードに乗れるので現状マイルがベストでは。

【10着】シゲルピンクダイヤ

・右にモタれる。これで、左回り0.1.0.8
極端に左回りが走らないのかもしれない。

【12着】ミスニューヨーク

・平坦小回り向き。ローカル開催でこその馬でそれまではまた上手く付き合っていかないといけない。
どこかで上手くハマったと時に好走くらいはしそうだが基本的に主要コースだと京都が無い今あまり向くコースが無い。

【15着】マジックキャッスル

いつも通り馬群の中に入れて後は伸びるだけの展開で全く伸びず。原因は分からないが、そこそこ前が飛ばした事によって、この馬自身の脚の溜まりがグッと来なかった可能性も。


●有料記事〜出走馬全馬診断より

※枠番決定前に診断をしているものには番号の記載はありません。除外馬などもそのまま残っている場合があります。

◆騎手判定について◆
【S】これ以上ない最高のコンビ
【A】プラスに働く・好騎乗見込める
【B】可も無く・不可も無く
【C】好騎乗はあまり見込めない
【D】馬の力頼み・騎手は絶望的

⚪️①フィリアプーラ
1800m実績:0.0.1.4
左回り実績:0.0.1.4
東京競馬場実績:0.0.1.1
予定騎手:武藤雅
騎手判定:【B】
前走評価:丸山元気騎手が工夫なくただ回ってきただけで特に何もしていない中ではそれなりに走った方。
馬場の差・流れの差で置いてかれただけで本馬自身の脚色は悪くなかった。

💯好材料▶︎最内枠になるが、積極策を打てる枠。
武藤雅騎手が出たなりで控えたり、正攻法の好位抜け出しを望まなければしぶといタイプで、以前菊沢騎手が積極果敢な思い切りのある組み立てで力を引き出したように、意識して先行する組み立てができれば侮れない存在。距離も1800mはベスト。

🧟‍♂️不安材料▶︎この馬は騎手次第の所が大きくて、切れる脚はないからこそ、運び方、レースへの意識によって結果が変わってくる馬。松若・西村騎手あたりとかなり合いそうな気がするが、武藤騎手はあまりそこら辺を意識して積極的に行かないタイプ。
最内枠だからこそ、前半の組み立てが必要なのでそれを工夫する様な可能性の期待への見込みは少ない。

総括▶︎2〜4番手でうまく立ち回れれば入着程度の地力はあるが、現状そこまで運べる騎手ではないので、騎手に対しての信頼がやや不安で今回は軽視する。

⚪️②スマートリアン
1800m実績:2.1.0.1
左回り実績:0.2.0.0
東京競馬場実績:0.1.0.0
予定騎手:三浦皇成
騎手判定:【B】
前走評価:内容としてはほぼ3着入線の好内容。相変わらずスタート上手い三浦皇成。道中やや掛かりながらも抑え、うまく流れが向いた。これはたまたま。
4角回ってきたところで単独3番手の位置に付けられたなど恩恵もあった、結果的にやや早仕掛け気味に。
ここの一押し、一工夫ができないのが三浦皇成。

💯好材料▶︎前走それなりに好内容で牝馬限定のG3程度なら充分勝ち負けできるレベルにある。
戦ってきた相手を考えても重賞で即通用しても問題ない。この舞台は同騎手とのコンビでデゼルの2着に好走したスイートピーS( L)と同舞台。今の充実ぶりならば勝負圏内にいると言っていい。

🧟‍♂️不安材料▶︎前走はマイルでうまく折り合ったが距離延長して、折り合い苦労は増加する。三浦皇成という点で少し引っかかる。

総括▶︎総合的にはアリ。スタート上手い三浦騎手。2番枠から脚を溜めて折り合いついて先団後方、中団先頭あたりで運べれば好位抜け出しも見えてくる。
能力はそれができるくらいの高い能力で不発の少ない安定型。


⚫️③ローザノワール
1800m実績:0.0.0.1
左回り実績:0.0.0.2
東京競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:国分恭介
騎手判定:【B】
前走評価:好内容。アレしかなかったと言える好騎乗。かなりしぶとさ見せもう一踏ん張りも見えた。

💯好材料▶︎逃げ馬不在で単騎逃げ、自分のリズムで運べる可能性が高く、逃げるには絶好の枠。
自分のペースを守れればとにかくしぶとい。

🧟‍♂️不安材料▶︎やはり踏ん張り効きやすいダート馬の印象で小回りの立ち回り戦で優位に立つタイプ。
東京コース&それなりの有力馬がすぐ後ろから狙っている重圧を考えると少し荷が重い印象。
小回りコースのダート戦も戻りで改めて。

総括▶︎正直枠、隊列を考えると非常に怖さはあるのだが、東京1800mという舞台では大きく切れ負けする。舞台の違う1800mなら余地もあったが東京という点が今回厳しい所では。


⚫️④アンドラステ
1800m実績:2.1.0.1
左回り実績:2.0.1.2
東京競馬場実績:0.0.0.1
予定騎手:岩田望来
騎手判定:【B】
前走評価:それなりに伸びたが溜めきれず力負け。
ややマイルは忙しかった印象。半年の休み明けから間隔空けず使い詰めで、レースをこなす毎にパフォーマンスが下がっている印象。

💯好材料▶︎距離延長で追走は楽になりそう。

🧟‍♂️不安材料▶︎一度しっかり間隔空けて立て直さないと上積みは無い。荒れ馬場を苦にしないタイプでもあるので開幕したての東京も不安。

総括▶︎前走からの上積みがあまり無い状態。
岩田望来騎手も下手では無いがもう一工夫できないとまだ勝てないか。間隔開けて乗り込んで、荒れ馬場orスタミナ問われる舞台まで待ちたい。


🔴⑤シゲルピンクダイヤ
1800m実績:0.0.0.4
左回り実績:0.1.0.6
東京競馬場実績:0.0.0.4
予定騎手:和田竜二
騎手判定:【S】
前走評価:大外枠分の負けでノーカン。隊列もギュッと固まった事、4角で各馬動いた事で外ロス分で後方からになってしまっただけ。

💯好材料▶︎マイル戦で好走しなかなか1800mで結果は出ていないが、距離自体は悪くないはずで、今回結果の出やすい内枠獲得は非常に大きい。中日新聞杯では長くいい脚を使いそれなりの相手と互角に戦った。地力はあるが出しきれないタイプなだけで、現状和田竜二騎手とは最高に手が合う。東京コースは結果にでていないが、G1の舞台でもあわやの走りができているので問題はない。多頭数の内枠となれば今回は伏兵候補として一発もありそうだ。

🧟‍♂️不安材料▶︎ややジリ脚気味のタイプなので、上がり勝負になると分が悪くなる。そこを、しっかり理解している鞍上なのでさほど心配は無いが…。

総括▶︎伏兵候補。今回多頭数&内枠&和田竜二という3種の神器が揃った一戦。条件を考えるとG1で5着
レシステンシアを差した地力の高さはあるのでここは警戒をしていきたいところ。


🔴⑥リアアメリア
1800m実績:0.0.0.1
左回り実績:2.0.0.3
東京競馬場実績:1.0.0.2
予定騎手:丸山元気
騎手判定:【 C】
前走評価:やや出負け気味からも、川田騎手が追って位置確保。4角ですでに単騎先頭の勢い。意識的にラストは外へ外へ馬場のいい所へ持ち出し伸ばそうとした川田騎手の工夫も見えたレースだが、今回は馬場による恩恵レースだったのでさほど悲観することはない。馬場が合わなかった。

💯好材料▶︎久々のベスト条件。
前走馬場合わず、2走前3走前は距離不足、4走前は重い馬場合わず。5走前はG1の舞台で見せ場ある7着。
現状本馬のベストは【軽い馬場の中距離戦】。
久々の東京コースの1800mは条件的にはベスト。
枠も絶好で今回久々にありとあらゆる条件が好転する。たった一つを除いては…

🧟‍♂️不安材料▶︎ここがたった1つの問題点にして、最大の問題点。『丸山元気』の存在。
前走の新潟2000mだったら丸山元気でもよかったが、今回東京1800mならば川田騎手の方が断然良い。この枠となれば、ラスト確実にウイニングゾーンにいる川田騎手の騎乗は合うが、何も考えず出たなりで運び回ってくるだけで脚を伸ばそうとする丸山元気騎手には持ち味を活かしきれない可能性が。
川田騎手なら◉本命にしていたと断言する。

総括▶︎馬はほぼ完璧。騎手がその分、3段階くらい悪化した印象で、痛すぎるマイナス要因。どこに評価を置くかが悩ましい。もし丸山元気騎手が完璧に乗った場合は当然本命視する馬だが…それが見込めない可能性が高いので…。


🔵⑦シャドウディーヴァ
1800m実績:1.1.0.5
左回り実績:1.5.2.4
東京競馬場実績:1.5.2.3
予定騎手:福永祐一
騎手判定:【S】
前走評価:ややマイル忙しく、ラストキッチリ伸びたが切れ負けした印象。内容は悪くない。福永祐一騎手もやれる事はやった。

💯好材料▶︎昨年の2着馬であり距離延長は歓迎。
中距離戦ならば基本的に崩れないのは、やはり追走でラストへの組み立てに余裕を持たせられる事ができるからであり、また馬群で運べる7番枠もいい。
この枠はうまく使えば絶好の溜めて脚を伸ばしやすい枠で、騎手の意識が問われる枠だが、騎手は福永祐一。JRAきっての頭脳派、そして本馬を完璧に理解している福永騎手ならば導ける。

🧟‍♂️不安材料▶︎ベストは2000はかなという印象で、極端な上がりの競馬になると、伸びるが捉えられないと言った惜しい競馬に発展する可能性も。

総括▶︎条件は大きく好転する。前走もキッチリ伸びた、距離延長ならば更に伸びるはずだ。ここはキッチリ評価していきたい。


🔵⑧サトノダムゼル
1800m実績:4.2.0.1
左回り実績:3.1.0.2
東京競馬場実績:1.1.0.0
予定騎手:石橋脩
騎手判定:【B】
前走評価:大外枠で流れに乗れず、終始外目追走し、ラストも大きく膨らんだ…とはいえもう少し見せ場があっても良かったかと思ってしまう。かなり呆気なく大敗した印象。しぶとさ感じず。

💯好材料▶︎なし

🧟‍♂️不安材料▶︎完全な立ち回り型で、東京コースならある程度内枠に入らないと持ち味活かせない。ここのところ内容のあるレースができていないのであまり深追いは禁物。前走は過剰人気すぎた。

総括▶︎騎手替わりをはじめ、一連の競馬を見ても見せ場すらないレースが続く。今回も特に条件は好転するものもなく、ここで変わり身に期待するのも不安定すぎるタイプ。

🟡⑨レッドベルディエス
1800m実績:2.0.1.1
左回り実績:2.1.0.5
東京競馬場実績:2.1.0.3
予定騎手:横山和生
騎手判定:【A】
前走評価:後方から溜めるだけ溜めてインを選択し、溜めた分は伸びたがもはや流れとは真逆に。
それなりに脚を使ったとはいえ少し力差を感じた一戦。距離はベストだっただけに。

💯好材料▶︎横山和生騎手という点が少しだけ気になる。後方からの決めうち騎乗ならJRA屈指。そして思い切りのある競馬もできる。馬場、枠を考えるならば後方策だと分が悪いので、少しチャレンジしても良いのでは。そしてそれをなんとなくやりそうな騎手なのも怖い。

🧟‍♂️不安材料▶︎今までの好走を見ててもある程度早めに押し上げて行くレースが多く、強気に騎乗して良い馬の様。ややここだと地力が足りない印象。

総括▶︎騎手だけは怖いが、メンバー構成を考えても力が足りない。重賞の壁を感じる。

🟡⑩ミスニューヨーク
1800m実績:4.1.2.2
左回り実績:0.0.0.1
東京競馬場実績:0.0.0.0
予定騎手:M・デムーロ
騎手判定:【A】
前走評価:良く伸びたが、あそこでインをつけない騎手だと勝ちは遠ざかるはずだ。ベスト条件だっただけに悔やまれる3着。

💯好材料▶︎騎手替わりのただ一点に尽きる。

🧟‍♂️不安材料▶︎平坦の小回りコーナー競馬が最適条件だった中で勝ちきれないレースが続くのはやはり頂けない。成長を感じない。小倉1800mだけなら重賞級もそれ以外では脆さが出る。

総括▶︎騎手替わりは,非常に有効的なはずで、初めて上位騎手で臨めるのは大きい。素軽い走りが武器で東京だとやや底力分で足りない印象はあるがどうリカバリーしていくかが見もの。加藤騎手なら消しているだけに、ここはデムーロ騎手ありきとして、抑えるか消すかを悩みたい所だ。


🟢⑪アブレイズ
1800m実績:2.0.0.2
左回り実績:1.0.0.4
東京競馬場実績:1.0.0.1
予定騎手:横山武史
騎手判定:【A】
前走評価:スタートからやや掛かり気味で上手くコントロールできていなかった印象。直線向いてそれなりに見せ場はあった。浜中俊騎手も合わなかった。
というより、結構な割合で浜中俊騎手が敗因。

💯好材料▶︎距離短縮の1800mは現状のベスト距離と言える。前走2000mで掛かっていた事を考えると大幅にプラスで、更に2走前馬群抜け出し快勝の舞台。
2走前は大野騎手が好スタートから控えて、がむしゃらに追ったメリハリのある騎乗で伸びた様に、キッチリ追える騎手なら伸びが違う馬だ。今回横山武史騎手乗り替わりは大きくプラス。距離&コース&騎手の3点で条件が好転する。ある程度の好位で運べれば勝負になっていい。

🧟‍♂️不安材料▶︎まずは馬場。馬格ありピッチ走法で脚の回転数が多い、モサッとした走り方をするので本質的には『力の要る馬場』の方が得意なはずだ。2走前は良馬場とはいえ雨が降ってきてややタフ化しつつある馬場も向いた印象で、開幕したての綺麗な芝だとラストの伸びが甘くなる可能性がある。惰性で加速する方が合ってあるのであくまで5〜6番手付近で運びたい。後ろから伸ばす程の脚力は無い。

総括▶︎雨降ればさらに条件良化。綺麗な馬場だと少し分が悪い。当日の馬場を見つつ選択する。
条件は3つ好転するのでそれなりに警戒は必要。
雨馬場&5〜6番手で運べれば勝機すらある。


🟢⑫サンクテュエール
1800m実績:0.0.1.0
左回り実績:1.1.1.1
東京競馬場実績:0.1.0.1
予定騎手:杉原誠人
騎手判定:【C】
前走評価:距離不安ありきのレースでやれるだけのことはやったが、やはり距離が長かった。
阪神の急坂も合わなかった印象。

💯好材料▶︎なし

🧟‍♂️不安材料▶︎スロー平坦な立ち回り戦向きで、結構走れる条件が限られているタイプなだけに…。
ベストは平坦マイルの内枠だろう。

総括▶︎条件がまだピタッとこない。今だと新潟、今後京都が復活したら京都内回りがベストになってくるはずで、時代が悪かった。まだ走れる条件はない。


🟠⑬マジックキャッスル
1800m実績:0.1.0.0
左回り実績:1.1.1.1
東京競馬場実績:0.1.1.1
予定騎手:戸崎圭太
騎手判定:【S】
前走評価:6番枠をフルに活かし、また函館コースをしっかりと考え抜いた完璧な騎乗。ラストはC・ルメール騎手が一枚上手だったが新味すら感じる好内容。

💯好材料▶︎これで13戦10レースで馬券内確保の安定性。負けた3レースのうち2レースは牝馬三冠レースですからとにかく堅実に伸びる差し馬。そして戸崎騎手ともピタッとくるコンビ。馬群も苦にせず、差しの届く中距離ならばそう簡単には崩れない。
溜めれば決め手は最上位。しっかり溜めて終えればここも勝ち負け必至の能力。

🧟‍♂️不安材料▶︎内枠を活かす方があっていて持ち味を活かすには13番枠はギリギリ微妙なライン。それでも過去にも大外枠からの勝ち切りもあったように崩れないので…今回一つだけ不安があるとしたら、前走内容からもし戸崎騎手が先行策に手応えを感じているとした場合。前走は結果的に早仕掛けにはなったがコース的にアレでよかった。東京替わりで自分から動いてしまうと、恐らく脚は止まり差される可能性が高い。
できる限り溜めて後方から弾ける競馬をすれば勝ち切れるが届かない不安はつきもの。先行すれば崩れにくいが勝ちきれない。展開一つで差される。
ここはしっかり溜めて焦らずに差してくれれば問題ないが。前走がどう活きてくるか。そしてベストは2000mのはずだ。

総括▶︎決め手は確実に使えるので地力考えても崩れる可能性は低いが、乗り方一つで勝ち負けが分かれるタイプなので◉本命には向かない。どうせ人気も背負うのだから。人気を背負った時の早仕掛けで脆さがでなければここも,有力には変わりない。


🟠⑭マルターズディオサ
1800m実績:0.0.0.0
左回り実績:1.1.0.3
東京競馬場実績:0.0.0.2
予定騎手:田辺裕信
騎手判定:【A】
前走評価:前走田辺スタイル発動し、不発に終わったレース。開幕週でハマらなかっただけで、それなりに脚を使えていたのでノーカン。ややマイルで苦労したか、今なら距離延長は効果的では。

💯好材料▶︎今の状態なら追走が遅くなってきたので距離延長は効果的。能力的には劣る要素はまずないので、通用する。距離延長でどこまで変わり身あるか見ものだ。

🧟‍♂️不安材料▶︎やはりベストは重賞好走もあるマイルのはずで、理想はマイルで行きっぷりを取り戻して、タフな馬場の時。開幕週の1800mでは条件はベストではない。

総括▶︎能力に疑う余地はないが、このメンバーで条件的にベストではない中だと多少見劣りはする。
能力ある以上消せないし、枠もいいので田辺騎手次第。切る事は無謀。抑えには入れておきたい。


🟠⑮ドナアトラエンテ
1800m実績:4.5.1.2
左回り実績:3.4.1.0
東京競馬場実績:2.2.1.0
予定騎手:C・ルメール
騎手判定:【S】
前走評価:川田騎手らしく押していく競馬でやれることはやったが、どう考えても馬場が合わなかっただけ、ノーカンで良いレース。能力は間違いなくある。

💯好材料▶︎東京巧者であるように、軽い芝向きで今回の馬場は割とベストに近い状態といえる。
前走の強気な押して行き、持久力戦になったのは仕方がない事で、今回は東京1800mの瞬発力勝負になれば条件は大きく好転し、外枠から流れに乗せる技術はJRAトップのC・ルメール騎手に戻るのなら最大限の条件好転恩恵が考えられる。決め手勝負になればまず浮上してくる。メンバー見てもスロー濃厚。
スローの決め手勝負はヨダレが出るほど大歓迎。ここは最有力と見て良い。

🧟‍♂️不安材料▶︎なし

総括▶︎今回全ての条件が最大限に好転しどハマりする。メンバーからもスロー濃厚のメンバーで今回は全力を出し切れる条件。ここで買わなきゃいつ買うと言わんばかり。


🟣⑯アカイイト
1800m実績:2.1.0.2
左回り実績:1.2.0.2
東京競馬場実績:0.1.0.0
予定騎手:横山典弘
騎手判定:【A】
前走評価:横山典スタイルでゆったり追走し絶妙な追い出しタイミングから、溜めた脚をゴールまで長く使い続け差し切り勝ち。外差しの展開も向いた。

💯好材料▶︎血統的にも徐々に良くなって近走は充実の一途を辿る。終いの不発はまずなくどんな展開にも対応し必ず伸びる終いの安定感は評価できる。コースや展開、馬場も問わず、昇級とはいえ牝馬限定のここは即通用してもいい。

🧟‍♂️不安材料▶︎開幕したての東京で差せる展開になるかという点と、本質的には2000m以上の方が終いの伸びは良いはずで、1800mだとギリギリ忙しい印象。キズナ×シンボリクリスエスらしく立派な馬体の通り、もう少しタフな馬場やスタミナ問われる方がベスト。東京1800mという瞬発力勝負でどうか…

総括▶︎終いは必ず伸びてくるがやや忙しい距離で初重賞でどこまで差し切れるか。軸にはしずらいが上位印としては評価できる。力は足りるので展開一つという所。

🟣⑰デゼル
1800m実績:3.0.0.0
左回り実績:2.0.0.3
東京競馬場実績:2.0.0.2
予定騎手:川田将雅
騎手判定:【B】
前走評価:力は出し切ったが相手強くG1の壁がまだあるなぁと感じた一戦。G1マイルともなると川田将雅騎手を持ってしてもやや忙しさあり。

💯好材料▶︎距離延長は歓迎でヴィクトリアマイルは本質的に合わないのでしょうがない。エリザベス女王杯は合う。東京コースは抜群に合っていて決めて生きる舞台には滅法強い。もう少し距離はあったほうが良いが、距離延長プラス、得意舞台で一発もある。
成長は緩やかながらしているのは感じる。


🧟‍♂️不安材料▶︎休み明け&外枠がどう出るか。
成長曲線は緩やかで本番は良さそうだが、ここでいきなりは…どうかの疑問符はつく。

総括▶︎条件は合いそう。状態面で良ければここでも通用するが、一叩き欲しそうな所。あとは案外川田将雅騎手の合うのかなという点も。少し感じる。
抑えておいた方がいいのは間違いないが、振り幅が大きいように感じる。


🟣⑱セラピア
1800m実績:2.0.0.1
左回り実績:0.0.0.2
東京競馬場実績:0.0.0.1
予定騎手:内田博幸
騎手判定:【B】
前走評価:好スタートも外からの流れに屈した。
一時期の勢いはどこへやら…

💯好材料▶︎なし

🧟‍♂️不安材料▶︎多分ベストはマイル以下ではないかなと。スタート速く、全体的にスピードタイプなので1400〜1600mの内枠見直したいタイプ。

総括▶︎大外枠に加え1800mだと持ち味活きず、また地力的にでも成長見られず。


🥇🥈🥉総合評価🥇🥈🥉

【Sランク】…◉○▲候補
🟠⑮ドナアトラエンテ

【Aランク】…○▲★候補
🟣⑯アカイイト
⚪️②スマートリアン
🔵⑦シャドウディーヴァ
🟠⑬マジックキャッスル

【Bランク】…▲★穴候補
🔴⑤シゲルピンクダイヤ(穴)
🔴⑥リアアメリア
🟠⑭マルターズディオサ
🟣⑰デゼル

【Cランク】…上位△候補
🟢⑪アブレイズ

【Dランク】…下位△or消し
🟢⑫サンクテュエール
⚪️①フィリアプーラ
⚫️③ローザノワール
🟡⑩ミスニューヨーク

【Eランク】…消し
⚫️④アンドラステ
🔵⑧サトノダムゼル
🟡⑨レッドベルディエス
🟣⑱セラピア


ここまで読んでみて、自分の思っている予想と照らし合わせながら最終結論を各自出してみてくださいね。
私の結論は下にあります。
同じか…全く違うか…そこも楽しみの1つです。
基本的に丸乗りするより、参考にして自分の思う馬券を買うのが1番楽しいと思いますよ👍🏻

それでは最終結論へ参ります…


◆最終本命結論と上位印◆

本命には◉⑮ドナアトラエンテ
外枠が鍵になるが、C・ルメール騎手の外枠はむしろ『武器』。外からスッと流れに乗せる極上の騎乗。
前走は持久戦&川田騎手らしい早めに策を打つ内容がまるっきり合わなかった。前走は参考外でいい。
本来軽い芝のスローの決め手比べ特化型のタイプで、今回得意の東京1800m、そして外枠C・ルメールとなれば、最大限の条件好転が見込める。久々の好条件メンバーも粒揃いだが外からふわっと運びC・ルメールの一撃に期待したい。

対抗には○⑦シャドウディーバ
前走のマイルは距離不足の一戦。距離延長歓迎、中距離ならば崩れない。7番枠という使い方次第で大きな武器となるこの枠に、福永祐一を入れた事は大きな武器になる事が確定。前走忙しい中でもきっちりラストは伸びきっていて、1800mのここならもう一伸びあるはずだ。虎視眈々と脚を溜めて弾けさせる、そして一工夫できる鞍上なら。

3番手には▲⑬マジックキャッスル
勝ちきれないが、崩れない。馬群、コース問わずに走れるレースセンスは高く、一連の競馬を考えても遅れをとることはまずない。唯一前走やや早仕掛けでテルツェットに差された瞬間が気になる。自分から動くと脆いタイプなので、断然の1番人気を背負って強気になると怖さも残るので3番手までに。

4番手には★ ⑯アカイイト
使いながら徐々に良くなる血統で近走の充実ぶりは評価したい。今回メンバー的にもスロー濃厚の決め手勝負。隊列もラストでキュッとなるはずで、横山典スタイルでキッチリ溜められれば決め手比べならここで通用する。末脚安定型の差し馬。


穴推奨には②スマートリアン
この舞台は同騎手とのコンビでデゼルの2着に好走したスイートピーS( L)と同舞台。
スタートだけならJRA屈指の三浦皇成騎手と2番枠。
隣に逃げのローザノワール。内枠周辺はかなり先行馬にとっての有効スペースは空きそうな並びで、スッと先行し立ち回れる可能性が高い。ローザノワールをマークし番手から抜け出ししぶとく粘れれば。そしてそれが可能なくらいの地力はある。

大穴で距離延長&内枠&和田竜二の3種の神器を手にした⑤シゲルピンクダイヤ
内枠から強気に位置取り流れに乗れば地力はある。


その他抑えに…△
休み明け&外枠が鍵だが舞台は合う⑰デゼル

距離延長で田辺スタイルハマりそうな
⑭マルターズディオサ

馬はいいが騎手はギャンブル⑥リアアメリア

前走騎手&距離合わなかった⑪アブレイズまで。


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帯獲った人にはねだります。それはねだらせてください。