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定年退職後東南アジアにはまった             オ―マレーシア! その2  

日本人も多いモントキアラ

 クアラルンプールに住んだ場合のことです。私は日本人の駐在員が多いモントキアラという町に住んでいました。正しくはモンキアラと発音するんだと教えてもらいましたが、日本人同士ではモントキアラと言います。モンベルをモントベルと読んでる感じですね。

 現地の感覚で言うと超高級住宅街になるそうです。最初案内されたときにはこんなところに住んでいいの?とびっくりしました。

インターネットが発達した現在でも日本人は東南アジアをあまり知りません。移住地として人気が高いマレーシアでさえ、地図上で指し示すことができる人は少ないと思います。

 椰子の木と茅葺き屋根の家というイメージでクアラルンプールを訪れると大都会でびっくりします。

コンドミニアムが林立するモントキアラ

 写真はモントキアラのコンドミニアムです。私が住んでいたのは2016年から2018年でしたが、家賃は日本円で10万円/月でした。

 ベッドルームが3つバスルームが2つ、リビングダイニング・家具は備え付けです。プール・ジムはどこのコンドミニアムでもあり、24時間セキュリティがパトロールしています。
 日本の友人から「家政婦さんがいるの」と聞かれますが、そんな人は周りにだれもいません。

モントキアラに住んでる日本人はどんな人

 日本語だけでも十分生活でき、日本人社会の中だけで生活する方々もいらっしゃいますが「せっかくだからもっと現地を味わえば良いのに」と私は思います。ここに済んでいる日本人はだいたい次のような人たちです。

  1. マレーシア・マイ・セカンドホーム。マレーシア政府は一定の条件をクリヤーすると10年間の滞在を認めています。これができる人はお金持ち。就労できませんので、ゴルフに飽きたらボランティアやサークル活動をしてらっしゃる方が多いのです。 

  2. 日本企業の支社・支店や日本人学校に派遣されている方々もいらっしゃいます。マレーシアで現地手当をもらいながら、日本でも給料をもらえるという美味しいパターンです。

  3. 大学や専門学校の留学生。半年から1年くらい在留している方が主です。そのまま現地の日本企業で就職する方もいます。

  4. 現地の企業で採用され、就職した人。収入は少ないですが、生活費が安いので日本で働くよりはいい生活ができそう。

  5. マレーシア人と結婚した人。女性が中心ですね。 

  マレーシアのフリーペーパー(南国新聞、MTownなど)には日本人向けの就職斡旋広告がたくさん出ています。現地採用の給料は日本で暮らすには不十分ですが、マレーシアでは貯金ができる程度の金額です。

 日本に帰らず海外で働き続けている人って結構多いですね。17年間、単身赴任で海外勤務をつづけてらっしゃるという方もいました。

 現地の方は海外の解き放たれた環境が好きで日本には帰りたくないというお話を何回もうかがいました。