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触り方が上手くできているかどうかの確認方法について。新人、若手セラピストの皆さん向け

久しぶりのnote更新になりました。

時間があまりないので、今日は短めに。


新人さんが臨床デビューしてから間もなく2週間。免許が届くのはもう少し後でしょうか。私の頃は3週間くらいかかったのですが、今はどうでしょう?

今日は触診というより、触り方が上手くできているかどうかの確認の仕方についてお伝えしようと思います。

とはいえ、そんなに難しいことではないし、単純な方法です。


患者さんに触っている時に、

・爪が白く色が変わるほどの圧で触れているかどうか
・遠位指節骨間関節(DIP関節)をかなり曲げて(屈曲して)触れているか

この2点を、ふと思い出してもらって、その瞬間にどうなっているかを確認することです。

私も1年目から触り方、触診は色んな勉強会に行って、たくさんダメ出しをされていて、それを何とか治したくて練習をしたり、意識をしていました。

意識している時はそれなりにできているのですが、無意識になっていると、ふいに指尖の圧が強くなっていることに気付きました。

これじゃいけない、とまた意識をしたり、触診以前の触り方の練習を色々する。

で、またふいに思い出した時に自分が今のこの瞬間どんな触れ方をしているかを確認する。

ちなみにトリガーポイント療法やツボ押しをするなど、強い圧が必要なアプローチをしている時は別ですからね。ストレッチや関節可動域運動、患者さん介助や誘導する時など、基本的にソフトタッチでいい場面でどうなっているかを確認してみてください。

この確認の反復で、徐々に自分の触れ方を認識できるようになり、どう練習したらいいかが見えやすくなります。そうなると段々触り方が上手になると思います。

私は今でもこれを実践していますが、当たり前だけど新人の頃よりは上手くできています。でもまだまだだなとも思う今日この頃です。


ぜひ試してみてくださいね。

今回はここまでになります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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