見出し画像

日本国厠の問題

自宅以外のトイレを使う事はままあるが自宅以外のトイレを使い続けるとなるとそれは旅行した時であろう。

僕はしょっちゅう遠くにいくと言うライフスタイルなのであちこちのトイレにお世話になってきた。
24年前であろうか、僕は3ヶ月かけて日本をホンダの軽で一周した。
東西南北あらゆるところで様々な便器と対面して来たわけだがここである事に気がついた。
いわゆるひまわりと呼ばれる男性用小便器なのだがたいがい胸から腰の辺りまでの高さがあり、そのまま地面にまで伸びて真ん中がちょびっと飛び出ている。この飛び出しは尿の残り汁(汚くてすまん)を受け止める突起なのだがまず決まって便器の周りに水滴ならぬ尿滴がばら撒かれている。つまりその突起が小さすぎて受け止めきれていないのだ。
この光景は女性にはわからないだろうが公衆トイレに入ると100%お見にかかる光景なのだ。
で、ワタシは考えた。この小便器の受け皿をもっと伸ばしてそれをまたぐように立つ形にするべきなのではないか。これらを作っているメーカーは何十年も製造しているのだからこのおもらし問題を改善しようと思った事はないのか。

次、和式便器。申し訳ないがこの便器ももれなく(もれてるんだけど)最後端上部に排泄物、つまりウンコで汚れていることがある。
この前部分の放尿受け止め装置に限りなく近づいて座りなさい、と言う教育を国家はしてこなかったのである程度の距離をとってヒトはしゃがむ。
そうすると体格や体の大小によっては排泄したものが便器に入り切らず、外に飛び出てしまうのである。
製造業者もわかっているはず。ウンコで汚れている便器をたくさん見ているはず。それであればなぜ改善しないのか。
和式風便器は消えゆく運命にあるのであろうが製造が続いているので有れば今すぐ便器の全長をあと30センチ伸ばしなさい。でないと日本のトイレはウンコまみれになるぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?