見出し画像

父子手帳研究所「東京都 父親ハンドブック」

全国に数多く存在する父子手帳
父親の役割って多岐にわたるけど、この父子手帳をみていくことで、現代の父親に求めるものが見えてくるのではないか、これから父親になろうとしている男性、これからの子どものいる生活に漠然とした不安を感じている方に送ります。

今回は、「東京都 父親ハンドブック」をご紹介します。

東京都 父親ハンドブック

東京都 父親ハンドブックは、先輩パパの生活の変化からスタートします。
「責任感を強く感じるようになった」「時間の使い方が変わった」「無駄使いをしなくなった」という自分の考え方の変化から「世の中について考えるようになった」「自分の人生に幅をもたらせてくれた」など社会への向き合い方の変化まで、子どもが生まれて、どのように自身が変わったのかが書かれています。
また、パパの生活について、ママの視点からのコメント「うれしかったこと」「直して欲しいこと」などが書かれています。これから父親になる方にとっては、ちょっと耳の痛いこともあるかもしれませんが、これからの生活を知る上では、とても参考になりますね。

そして、生後3か月のいるワンオペママの一日が図であらわされています。標準的な仕事をしているパパのいる一日ですね。
ママが子育ての中心にはなる家庭が多いとは思いますが、そのような状況をパパが理解しておくのも大切ですね。
これは、赤ちゃんの一日と題するよりも、ワンオペママの一日というページタイトルにした方がいいですよね。これがずっと続くという意味でも、1週間単位くらいで書いた方がいいよね。

そして、お金のこと、子育て仲間を作ろう、お出かけ、おむつ替え、ミルク、沐浴のことといった基本的な知識に関する情報も満載です。

このような知識は、情報としては、昔から特に変わったことがあるわけではありません。そういった情報から始まるわけではなく、リアルなパパの声や生後3か月の生活をパパ中心に描いた漫画から始まるのは、読み進めやすい構成になっているという印象ですね。

興味を持たれた方は、ぜひ、チェックしてみて
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/f_handbook.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?