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シングルパパになった時~第2章~ 感じる違和感編

いつもお世話になっております!パパんがです。(笑)

第1章が思いのほか好評価を頂き嬉しく思っております。なので早速なんですが、第2章を制作させていただくことになりました。

前回は第四子の死産から前を向いたパパんがのお話でしたが、、、

今回は少しずつ見え隠れする妻の怪しい行動の影響による疑心暗鬼、信じたいと思う男の葛藤など、それ絶対真っ黒やって!という不快な思いをさせてしまう内容になりかねますので、ご了承の程お願い致します。(笑)

タクシードライバーのパパ

知っている方もいると思いますが、パパんがのお仕事はタクシードライバーです。お昼に走ることも可能なんですが、何せタクシーの稼ぎ時は夜ですので、僕は夜勤で働いています。お給料的にお昼と夜ですと、1.5倍位差が出るんですよ。

第1章でお話しましたが、妻は産後休暇で2ヶ月程お休みに入りました。長男が幼稚園を卒園するタイミングでしたので、僕的には凄い助かる状況でした。なので僕は家族のために稼がなければと、躍起になったんです。

タクシーの仕事は拘束時間が長く、一日平均で13時間位働きます。夕方の16時に出勤して家に帰って来るのは、朝方の6時位です。それからお風呂入り、ご飯食べて就寝。そんな生活を送っていました。

実際、そこまで長く働かなくてもいいのですが、第四子の死産は僕にもメンタル的なダメージが大きく、働く事で無理やり忘れようとしていたんだと、今になっては思います。

かけがえのない人の気持ちが離れていってるとは、気付きもせずに…

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それぞれが新たな生活環境へ

昼夜逆転の生活が続く中、新しい職場でも慣れてきたパパ。長男は無事小学1年生になり、次男は幼稚園に入園し、三男は保育園最終年。家族それぞれ新しい環境へと変化していきました。

妻も家族旅行や同僚の友達と遊びに行ったりと心も回復傾向にあるのかなと思っていました。ただ、スマホを触ってる時間が長かったですが、友達との連絡だど思っていたので、あまりその時は気にしていませんでしたけど…。

その間に僕の大切な育ての親と呼ぶべき叔父が亡くなり、葬儀のことで一悶着あったり、仕事、子供の行事、昼夜逆転の入れ替えが激しく、僕は疲労困憊でした…

そして月日が流れるにつれ、妻の行動に違和感を覚えるようになったのは、第四子が亡くなってから一カ月後位からです…

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忙しい日々の中で

ゴールデンウィーク明けから妻も仕事へ復帰し、ハードな日常が帰ってきました。夫婦すれ違いの生活が本格化してくると同時に、またいつもの「子供の行事どうするん?」「私、迎えにいかれへんねんけど」攻撃です。夜勤で仕事してる人にとって、その時間は夜中にあたります。以前これで無理して睡眠時間を削り倒れたパパんがです。

以前よりまして、人任せになっていましたね…。

そんな時です。子供を迎えに園に行くと、担任の先生が駆け寄って来て、

「お父さん!今日次男君のグループ参観やったんですけど、お母さんから連絡もなく欠席されたんですけど…?」

「え?マジですか…何も聞いてなかったですが…」

その時は後日に変更してもらう約束を交わし、事なきを得ましたが、その事を妻に確認すると、

「あ、ごめん。忘れてた」と…

今までも超ズボラで提出期限も守らない、忘れ物は日常茶飯事の不良保護者でしたが、そういった行事は必ず出席してたので、ここで初めて??ハテナマークが頭の中に浮かびました。それ以来、妻の行動の違和感が目につくようになってきたのです…。

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疑心暗鬼

人は一度疑いの心を抱いてしまうと全てが怪しく見え、疑心暗鬼に陥ってしまいます。ただ、それには必ず理由が存在します。長く一緒にいる夫婦にとって、相手の普段の行動の変化に違和感を覚えやすいからです。女性が男性の嘘を見抜きやすいのは、変化の違いにいち早く気付く事が出来るからです。

逆に男性は細かい変化に疎く、髪型が変わってることすら気付かない人が多いのが現実です。普段から相手の女性を見ていたら気付けるのですが…男は安心感を得ると、とたんにダメになってしまうんですよね。(笑)

僕の場合は判断が難しい状況でした。死産がなければ、すぐに気付けたと思いますが、妻を思いやる気持ちがあった分、寛容に対応しすぎたのがいけませんでした。

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感じる違和感…

参観を忘れる、ましてや次男の初めての行事です。さすがに違和感と怒りとでしかなく、それからは妻に対する苛立ちが激しくなっていきました。相変わらずスマホをずっと触っている、近づくとスマホを隠す、買い物忘れたからと言って夜遅くに買い物に出かけ一時間位帰って来ない、などなど。

極めつけは、東京旅行の一週間後に名古屋に同僚の友達とレゲェーのフェスに行きたいと言い、前日からの泊りで行く、帰ってきてからすぐに、友達の知り合いの夫婦の契約が名古屋で取れるから泊りがけで行きたい、子供も連れて行くと途中で変更するという意味の解らない名古屋への執着

一番違和感を感じたのが、僕が仕事休みの時に子供達が異常なほどパパっ子になっていて、パパから離れなくなったり、妻の元へいかないといったことでした。

子供達が話してくれて解ったことですが、僕が仕事に行き出してから妻は全く子供の相手をしなかったんです。寝かしつけもせず、音楽をながしながら、妻は浮気相手とずっと電話していたみたいでした。

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なぜ、もっと早く言わなかったのか?


違う…言えなかったんよ…

ここまで疑いしかない状況やのに言えなかったのは、死産後にそんなことある?って思い込みと、ケアのために僕なりに妻へ精一杯尽くしてきたからって思う自信があったから…

そして何より

妻を心から愛していたから

もし自分の勘違いやったら、子供を失った妻を傷つけてしまうと思ったから…

もしそれが事実で離婚となると子供達はどうなるねん…

子供達に僕と同じ思いはさせたくない…

一人の男として、そして子供達の父としての思いが判断と決断を鈍らせる、ましてや第四子を失った悲しみを、僕や子供達もまだ癒せてない時だったから…


第2章 ~完~

次回第3章は

第二章も長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。なにより、告知していた内容と異なったこと、深くお詫び申し上げます。

そこまでいけなかったんです。(笑)

次回はついにパパんがが妻にキレます!!かつてない喧嘩しかけます。そりゃ、ここまでされたらキレるよね。(笑)

次回お楽しみを♪

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