「かたち」と「しくみ」を、「俯瞰」と「詳細」で捉える
最初に考え始めたのは、「プロダクト作りの上で、網羅的に検討するためにはどのように捉えれば良いか?」だった。何らか構造的に考えることになるだろうと思った。
観点としては何が必要だろう。外から捉える視点、内側を捉える視点、2つ要りそうだ。前者は利用者の視点、後者は作り手の視点。後者のみしかないと、使われないプロダクトを頑張って作るという構図になっていくし、前者しかなければ持続的な開発はできない。外側と内側という構造を常に意識する必要がある。
観点はもう一つある。全体を捉える視点、詳細に捉える視点。何かを理解するためには、常に全体と詳細の行き来が必要だ。全容を把握して、詳細に深掘りするところを判断する。詳細が全体を支え、全体が詳細の前提になる。全体が捉えられていなければ個別最適に陥るし、詳細が分かっていなければクオリティはもちろん実現可能性も覚束ない。
外部と内部、全体と詳細。この組みで対象を捉えることで、まだ考えが弱いところ、考えられていないところを見出す。
"かたち" と "しくみ" の関係を見出し、その理解を促し、意図を織り込むために概要と詳細で解像度を分ける。
最初はプロダクトがテーマだった。ただ、この構図の対象範囲は思いのほか広いことに気づいた。ビジネスモデルもあてはまりそうだ。
事業組織もあてはめられる。例えば、事業組織にとっての外部からの視点はCX、内部の視点はEXが考えられる。
さらに外部と内部の関係は、少しずつずらしながら連鎖的に見ることができる。外部=提供や発生の対象、内部=実現のための物事と見て、外部と内部をカスケード的に連続させる。
つまり "かたち" と "しくみ" は相対的に決まる。かたちとしくみの繋がりがいまいちなところがボトルネックになる。
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