見出し画像

最短距離でシステムエンジニアに転職し、なりたい自分になる方法

高卒・コネなし・未経験の私が独学でプログラミングを習得しシステムエンジニアに転職したノウハウを公開します。

ここに書いてある進め方で転職活動をして頂くことで、最短距離でシステムエンジニアに転職することができます。

家族や恋人や友人との時間を大切にするためにも効率よく必要なスキルを習得しながら転職活動を進めていきましょう。

システムエンジニアに必要なスキルは?

システムエンジニアへの転職に必要なスキルって何でしょうか。

採用担当者が求めるスキルを持っていればいいのでしょうか?

確かに、採用担当者が求めるスキルを持っていたら転職が成功するかもしれません。

しかし、採用側の視点だと、スキルが高くても思うように動いてくれなかったり、逆に採用時に経験が少なくてもその後活躍している人がいたりします。

それに採用の決め手は「ピンときた」とか「なんとなく」のような理由だったりすることも少なくありません。

他人の意向に合わせていい結果が出るでしょうか。

必要なスキルは自分で決める

ひとまず採用担当者の意向を考えるのはやめましょう。

大切なのは、自分は何をやりたいか。

他人の意向に振り回されてはいいことがありません。必要なスキルは自分で決めましょう。

転職しよう!と思ったからには、なりたい自分のイメージがあるはずです。

自分は何をしたいのかを自問自答し、なりたい自分になるには、どんなスキルが必要なのかを考えましょう。

なりたい自分をイメージする

なりたい自分のイメージを、より具体的にイメージしてみましょう。

私は、転職を成功させる上で、なりたい自分をイメージすることが1番重要だと思います。

過去の失敗や、他人に言われたネガティブな言葉などは全て無視して、自分の中から出てくる声に耳を傾けて、なりたい自分、輝く未来の自分を想像してみましょう。

例えば、システムエンジニアとして、スマホアプリを開発していたり、SIerとして大規模なシステムに携わっているなど。

そのイメージをより具体的にイメージしていきましょう。そうすることで転職するために必要なものが見えてきます。

当時、私がイメージしたのは、キラキラ輝く夜景が見える高層ビルにあるオフィスで、システムの改修(開発言語はjava)の要件定義のための調査をしながらひと息ついている場面でした。

調査内容は設計書やソースコードを確認しながら、必要な改修を洗い出すというものでした。

数年後、このイメージは現実のものとなりました。

この機会に自分の中から出てくる声にとことん耳を傾けて、なりたい自分をできるだけ具体的にイメージしてみましょう。

必要なスキルをピックアップする

なりたい自分をイメージした後は、未来の自分が持っているスキルをピックアップしていきましょう。

私の場合、必要なスキルはjavaの読み書きができる。としました。

javaで読み書きするなら、eclipse(統合開発環境)の操作ができる必要もあります。

その他、データベースからデータを読み書きしたいと思いました。そうなるとSQLを使えるようになる必要があります。

私のなりたい自分のイメージから導いた必要なスキルは以上となります。

その他の例を上げるなら、
例えば、スマホアプリ開発会社に転職して、システムエンジニアとして活躍しているイメージを持っているとしましょう。

その会社では、iPhoneアプリ、Androidアプリ、どちらもリリースしていますが、あなたはiPhoneアプリの開発がしたいとします。

そうなると必要な開発言語はSwiftになりますし、使用すべきPCはMacで統合開発環境はXcodeになります。バージョン管理はgitでしていることにしましょう。

このように必要なスキルをピックアップします。

やるべきことを洗い出す

イメージがまとまったらなりたい自分のイメージからやるべきことを洗い出します。

私の例であれば、やるべきことは以下になります。

・Javaの読み書きができるようになる
・eclipseの使い方を理解する
・SQLが書けるようになる
・システムエンジニアに必要な学習をする

先ほどのスマホアプリ開発会社に転職してiPhoneアプリの開発がしたいのであれば、やるべきことは以下になります。

・Swiftの読み書きができるようになる
・Xcodeの使い方を理解する
・gitの使い方を理解する
・システムエンジニアに必要な学習をする

このようにやるべきことを洗い出しましょう。

やるべきことを洗い出したら必要に応じて詳細化(ブレイクダウン)して、優先順位をつけましょう。

システムエンジニアとして必要な知識

プログラマーなら先ほどあげたスキルで十分かと思いますが、システムエンジニアとしては不十分です。

プログラマーの仕事は、ソースコードを書くことですが、システムエンジニアは顧客の要望をシステムで叶えることが仕事です。

ですので、システムエンジニアとしてシステム開発の流れを覚えておく必要があります。以下工程を経てシステムは形になります。

・顧客からの要望をもとに要件定義する。
・要件定義された内容をもとに見積作成する。
・要件定義された内容をもとに概要設計をする。
・概要設計書をもとに詳細設計をする。
・設計書をもとに開発(プログラム)をする。
・各種テストをする(単体テスト、結合テスト、システムテスト、受入テスト)をする。
本番化、ログ監視

システムエンジニアに必要な学習について、今回の趣旨は「最短距離でシステムエンジニアになる」ですので、面談で違和感なくコミュニケーションがとれる程度のインプットを目標としましょう。

要点のみ絞って学習することになりますが、例えば、システムエンジニアに必要な学習は電車移動時にスマホで学習する程度と決めてもいいかと思います。移動中の学習でも何度も反復し、面談で学習の成果を発揮できるように準備しておきましょう。

学習は最小限に絞る

残業で帰宅が遅くなったり、仕事に疲れて学習できない日も多々あると思います。

それに転職前に学習した成果を、転職後発揮する機会が無い場合もあると思います。

転職には適齢期があると言われています。転職のための学習は、手段であって目的(ゴール)ではないと割切り、報われない学習で時間を浪費しないようにしましょう。

直近の目的は転職することです。
システムエンジニアに必要な知識の学習は必要最低限なものに絞りましょう。

環境に飛び込む

報われない学習をしないために、できる限り早く、なりたい自分がいるであろう環境に飛び込みましょう。

環境さえ手に入れてしまえば、仕事をしながら欲しいスキルを手に入れることができます。

働いているだけで欲しいスキルが手に入ります。

ですので、最低限の学習ができたら、学習しながら並行して転職活動を行いましょう。

転職の面談をすることで自分の課題、強みと弱みに気づくことができて、なりたい自分をより具体的にイメージすることができるようになります。

これが最短距離でシステムエンジニアに転職する方法です。

あとは、転職先が決まってから必要な知識を習得しましょう。

この方法は転職してからが厳しいとも言えますが、何年先を見据えるかです。

システムエンジニアはプロジェクトを転々としていくので恥はかき捨てと割り切り、未来の自分のイメージを実現させましょう。

面談での注意点

面談で注意すべき点として、採用担当者の反応に一喜一憂しないようにしましょう。

転職の面談も慣れが必要と言われています。何度か面談することで慣れていきます。

なりた自分のイメージは日々アップデートしていくべきですが、課題があるなら対策しましょう。悪いイメージは持たないようにしてモチベーションを保ち続けられるようにしましょう。

まとめ

なりたい自分のイメージは、メモを日々見返すなどして忘れないようにすることで確実に実現します。

転職先を選ぶのは自分です。
未来の自分を作るのは今の自分です。

この記事を見て頂いた方の転職活動が、そしてその先にある未来が実りあるものになることを祈っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?