止まないTeamsの通知

Teamsのチャットの通知が止まない。知らぬ間に追加される見知らぬチーム、全体メンション。早く返してくれと言わんばかりのメンション。

定時が終わっても、案件が走ってればメンションは止まないし、深夜でもメンションは避けようものの文字は増え続けている。

上司がチャット上で動いてれば部下も動き続けてしまう。

コロナ禍でTeams、Slackなどのコミュニケーションツールが大量のスマホにインストールされた。

スマホは肌身離さず携帯せざるを得なくなり、バイブレーションや着信音が鳴るたびに、一瞬心が憂鬱になる機会が増えた。

コロナから3年、それが当たり前になって、特に忙しくてスピーディに働かなければならない職場に勤めている人は、スマホを見ながらご飯を食べ、通勤時間の歩きスマホ、電車の中、一時もスマホの画面から目を離せず、目を離したとしてもどこか意識はポケットや肩掛けしてるスマホに数%傾けているのではないだろうか。

妻は、ある期間スマホを食事中もずっと見ていた。子供と過ごす時間もずっとスマホを見ていた期間があった。何度言っても辞めず、遂に私は声を荒げ真剣に怒ったことかある。

それ以来、家族でご飯を食べているときは流石にスマホを見ることをやめて、定時以降は業務連絡が難しいことを職場にも伝えたようだ。子どもとの関係も良くなった。それまでは3歳の子供からスマホ見ないで!と言われていたほどだった。

私も4月の2週目、3周目は、スマホから意識を離せなかった。情報の海に溺れているかのような感覚で息が続かない感じ。

即座に情報を理解して的確に返信し、タスクを渡す事ができる人は、俗に言う有能だと思う。有能が集まると、仕事が早く進む。

その中に少しテンポが遅い人が混ざると、そこで詰まる。詰まった人はタスクを抱え、手放せたと思ったらすぐにまた打ち返される。

特に、議論しながら、試行錯誤しながら進む案件は、これの繰り返しだと思う。カチッとやることが決まっており、作業に時間がかかる場合は、こんな感じにはならないが。

整理された文字でコミュニケーションした方が、良い場合もある。ただ、チャットは忙しすぎるとなぐり書きになり、これくらいでわかるでしょ?というノリの文章が送られてくる。

とくに英語に比べて日本語は解釈の幅がありそうだし、難しいのかもしれない。

やっぱり議論や討議のコミュニケーションは対面、少なくとも顔を出したオンライン会議の方が、言葉の意味を確認しやすいし、書くより話すほうが早いし、ニュアンスも補足しやすい。

テキストの方が残るので良い面もある。

だが、私は正直、Teamsや、Slackを使ったテキストベースのコミュニケーションに未だに適応しきれておらず、好きになれない。

もう少しゆっくり一つ一つ会話していきたいのだ。

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