手打ちのうどん

最近は手打ちうどん作りにはまってます。やってみたら意外と簡単で、ちゃんと美味しくできるのでおすすめです。1人前100gの粉（薄力粉でも良いですが、中力粉がよいとのことで、ただ中力粉が普通のスーパーとかで売ってないので、薄力粉と強力粉を半々）で塩少々とお湯、混ぜてこねて丸めて寝かして伸ばして切って茹でる。実際に粉からうどんになる不思議は、麺のコシを確かめ噛みしめ、その味わいも深まります。

以前バンドで「うどんソング」という曲を作り、それは木岡さんをモチーフに歌った曲で「キミと　うどんソング　you don't know　うどんソング」っていう歌詞で、「うどん打つの楽しいんですよ」と言っていた木岡さんの気持ちが、実践を通して理解できるようになりました。やっぱりなんでもやってみないとわからない。身体化できない。

というわけで「ラジオやってみたい」という提案からはじまった「そらまめラジオ」は、回を重ねて11回を収録。始まる前はこんなこと喋ろうかと思いつつ、話題はいつも予期せぬ方向、でもそんなのが楽しく、あれバンド活動は？ですが、そんなトークから「1億総レディオ」「もたもたしようぜ」という曲名だけが生まれ、さてそれらは2ndアルバムに収録されるべく成長していくのか？は今はまだわかりません。

「1億総レディオ」は、そらまめラジオを通して知ったラジオ収録の楽しさ、もっとみんな気軽にラジオ撮ろうよ、日本全国総ラジオ、みたいな発想を元にして。

「もたもたしようぜ」は、日本人の戦い方というのは何だかもたもたしている。感染症対策にしても、くんずほぐれつもたもたしてるけど、世界に照らせば意外と感染者数を抑えている。ばっちり勝つのではなく、のらりくらりと交わしながら負けないでいる。そんな「もたもた」は、現状ネガティブなニュアンスを伴う言葉でありながら、実は非常に日本人的であり、むしろ「もたもたしようぜ」と言ってしまうのがよいのではないか。

ばっちり勝たない　けれども負けない　のらりくらりと　引いては押さず　くんずほぐれつ　寄せては返す　もたもたしよう　もたもたしようぜ

みたいな。

あっ！急にラーメンが食べたくなってきた！

（ひさとし）