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素晴らしきかなパパコーチ

まず最初になぜこのブログを書こうと思ったかと理由なんですが、まず最初に声を大事にして言いたいのは、まずこれを読んでいるあなた、パパコーチのあなたは無条件で素晴らしいということです。

それに子供と一緒に過ごせる時間て、想像以上に短いです。自分が元男の子だったお父さんには思い出しますよね。もう中学生になったら親とは一緒に出かけないですよね。

そんな子供との貴重な時間をサッカーという素晴らしいスポーツを通じて一緒に過ごせるなんて、なんて素晴らしいことなのでしょう。

そしてパパコーチを続けていけば、自分の子供以外の成長を見ることも楽しくなってきます、そしたらあなたは一人前のコーチになります。パパコーチではなくてね。

パパコーチって言葉の響きには少しネガティブな意味も含まれていますよね。そうではなくてパパコーチって素晴らしいとこのブログを通じて訴えていきたいと思います。

サッカー経験もないし、練習メニューを考えるの苦手だし、うまくオーガナイズできないし、子供がケンカしてもコントロールできないし、試合のハーフタイムで選手になんて話していいかわからない等々、ナイナイづくしでお悩みのパパコーチも多いと思います。

でもそれでも私は声を大にして言いたい、パパコーチは素晴らしいと!

全国には小学生年代に約8,500のサッカークラブ、少年団が存在しています。そのほとんどにパパコーチが存在しています。パパコーチなくして日本サッカーの土台を支えるU12のサッカークラブは練習もままならないのです。

普通、平日に仕事してクタクタになっていて、週末に朝早起きしてグランドに向かうなんて、普通の人にはできることではありません。例え自分の子供がプレーしていたとしてもです。実際、多くの子供が所属していてもパパコーチとして参加している人はほんの一握りです。もちろん土日仕事な人もいるので、いいとか悪いとかの話をしているのではありません。

パパコーチなくして日本サッカーは成り立たないといっても過言ではありません。

そんなパパコーチの皆さんに、私が学んできたその全てを分かち合おうと思い、このブログを書こうと思いました。

この方法がすごいから、この通りにやれなんてつもりは全然ありません。私も10年前はただのパパコーチで、競技サッカーの経験なんてないですし、リフティングなんてたったの3回でインステップキックもできないし、練習メニューも考えられないし、ハーフタイムで何も話すことのできないダメダメコーチでした。

当然キチンとした指導なんて受けたことないですから、練習の仕方なんてわからない。

そんな自分でしたが、ひとつの思いは持っていました。例え東京の小さな街クラブであってもヨーロッパのクラブやJリーグの下部組織に負けない指導をしたいと。今から考えるとすごい目標を持っていたなとは思います。

子供達にとってはコーチがパパだろうがプロだろうが関係ありません。コーチはコーチです。例えコーチが間違ったことを教えても、素直な日本の子供たちは素直にそれを信じてしまいます。

そんなことはしたくないし、あってはなりません。だから少しでもいいトレーニングができるようにしたい。その思いだけを抱いて自己流で勉強を始めて、続けてきました。

そこでひとつ気がついたことがあります。経験がないことは逆にいいのではないかと。サッカーの世界は日進月歩で進化しています。30年前のサッカーと今のサッカーは全く別のスポーツといってもいいくらい変化しています。

当然、トレーニング方法も変化しています。私は経験がないからこそ、全くの白紙から学び始めることができました。まったくの先入観なしにです。これは未経験者だけができる特権です。

このブログで述べることは私からのひとつの提案です。選手も地域も違うクラブで活動しているわけですから、指導方法も100人いれば100通りのやり方があります。

ただこういう方法もある。ちょっとでも学ぶべき部分があると感じていただければ、嬉しいです。自分なりにアレンジしていただいてもいいでしょう。失敗してもいいじゃないですか。

子供達に失敗を恐れるなと伝えたいなら、指導者も失敗を恐れてはいけないですよね。

思い出せば、ズブの素人の私がヨーロッパのクラブやJリーグの下部組織に負けない指導をしたいなんて、とんでもない目標でした。

でもね、一日一歩づつ歩けば100日で100歩、1年で365歩、10年で3650歩前に進みます。今日はたった一歩しか前に進まないかもしれませんが、それでもそれを続けていけば
思いがけず遠くまで来ることができます。

ただ目的地がわからないまま歩き出しても、希望する目的地にはたどり着きません。そんなパパコーチの皆さんにとって、このブログが地図の上のコンパスの様にほんの少しでも目的地を指し示す助けになれば、これほどの喜びはありません。

それでは素晴らしいパパコーチの世界へ一歩足を踏み入れていきましょう。

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