昇格戦線に生き残った鹿児島 第27節 鹿児島対長野
鹿児島県民160万人の鹿児島ユナイテッドサポーターの皆さん、こんにちは仙太郎です。0−6と今シーズン初の大敗した鳥取戦からわずか1週間。連敗は避けなければならない長野戦を振り返ってみましょう。
先発メンバーで一番の心配は広瀬選手が戻ってくるかどうかでしたが、なんとか戻ってきてくれました、そして両SBが薩川、木出、右のウィングに牛之濱選手が入りました。
前半は鹿児島優勢でした。長野は有効な攻撃ができず、先週崩壊した鹿児島の守備が安定していました。やはり広瀬選手が入ると守備面でもビルドアップ面でも安定します。この試合の鹿児島の目的のひとつは守備を安定されるというのがあったので、その面ではうまく行ったと思います。鹿児島はチャンスを作りながらも決められないまま前半の終盤になり、このまま0−0で後半かなと思った43分に鹿児島にゴールが生まれます。
中原選手から右SBの木出選手に長いパスが出て、木出選手がフリーでボールを受けます。この時、木出選手は1対1で仕掛けることを選択せず、アーリークロスを上げます。これに逆サイドから詰めてきた米澤選手が有田選手ばりのすらしたヘディングをして、それがネットに吸い込まれ前半終了間際の時間に鹿児島が先制します。
後半に入ると長野が反撃にでて連続してCKを得ます。そうして長野が押し込む展開のなかで53分に同点ゴールが決まります。これは鹿児島の先制点と同じ展開で長野の宮坂選手からのサイドチェンジのロングパスで大きく前進しますが、薩川選手の対応が遅れたところを中に切り替えされてシュートが決まります。
これで試合は振り出しに戻りますが、この日の鹿児島はここから守備のフェーズでは4−4−2にして守備が安定し、攻勢を再開します。74分と82分に続けてセットプレーから得点しリード。そしてロスタイムの91分には見事なカウンターからとどめの4点目を得て試合を無事に終わらせることができました。
こうして大敗のあとの試合を快勝した鹿児島ですが、心配な点が一つ。広瀬選手が試合終盤に怪我をして交代したんですよね。鹿児島の練習の写真にも広瀬選手が写ってなくて、かなり心配な状況です。週末は広瀬選手抜きの布陣を考えないといけないですかね。考えてたくはありませんけどね。
この試合、牛之濱選手の積極的なプレーが目に付きました。得点にこそ絡めませんでしたが、シーズン前半はシュート打てる場面でもパスを選択するなど、プレーに積極性が感じられなかったのですが、この試合はドリブルやシュートも仕掛けていてよかったと思います。あとはゴールが生まれれば完全復活なんですけどね。
右SBの木出選手も良かったです。先制点に絡むだけではなく、守備でもいいプレーがありました。星選手とは違うタイプなのですが、右SB問題は解決できそうです。
そして3得点に絡んだ米澤選手は定番ですが、素晴らしかったですね。特に最後のカウンターの場面のプレー選択は満点です。この試合で2得点を上げた米澤選手はゴールランキングでも12得点で3位に浮上。有田選手1位と米澤選手3位で上位を分け合っています。
それでは週末はアウェイのの横浜戦でお会いしましょう。
私も応援に行けるかなあ
「チェストー!鹿児島ユナイテッド!」
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