練習メニューの決め方2

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さて前回、練習メニューの決め方で、最初はシンプルな練習をして、徐々に複雑さを追加していくと話しました。

では今回は練習メニューを考える際のもう一つの考え方を話させていただきます。

皆さんは練習メニューを作る際に何を参考にしてますか?ネットに出ている練習メニューを参考にする方もいるでしょうし、練習メニューの本を買っている方もいるでしょう。私もコーチになりたての頃は、練習メニューの本を買って、それを参考にしていた時期もありました。

練習メニューを作る際に重要なもうひとつの考え方は、一回の練習の目的を一つに絞ることです。つまりポゼッションの練習するなら、ウォーミングアップからゲームまでポゼッションの改善だけを目的にして練習メニューを作ります。

ポゼッションと一口に行っても、いろいろな要素があります。幅と深さをとること、ボールを受ける時の体の向き、トラップしたボールの置き所もそうですよね。進行方向がある場合は、いつどのようにして前に進むのかも重要となります。

だからポゼッションの練習するにしても、どの課題を解決したいのかを明確にして、練習にのぞんでください。サッカーはとても複雑なスポーツです。だから一度に多くのことを教えようとしても、選手は覚えることができません。だからひとつの練習ではひとつの課題だけを解決する。

そうすることで、徐々にですが選手はサッカーというスポーツを理解することができます。

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