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志望校の選定

医学部学士編入制度については、ネットから十分な情報が得られると思うので、省いていきなり志望校の選定の話から。

私が、志望校を選定する際に考慮したのは、次の3つです。
① 試験科目が少ないこと
② 英語の配点が多いこと
③ 推薦状を必要としないこと

「① 試験科目が少ないこと」は、仕事をしながら勉強する社会人にとって、とても重要な要素です。まず、社会人が、平日に確保できる勉強時間は多くて4時間程度でしょう。私の場合は、出勤前に2時間、帰宅後に2時間といったペースでした。
従い、あまり勉強の範囲を広げず、ある程度、山を張りながら勉強をしようと思うと、「① 試験科目が少ないこと」は、志望校選択の際の一つの判断基準になってきました。

次に、「② 英語の配点が多いこと」は、個人的な理由からです。私は、TOEICのスコアが、975あります。TOEFLのスコアは、94です。一頃、商社に転職するか、MBAを取得しようと思っており、英語を精力的に勉強したため、英語には自信がありました。そこで、自身の土俵で戦うため、「② 英語の配点が多いこと」を、志望校選択の際の一つの判断基準にしました。

最後に、「③ 推薦状を必要としないこと」も、個人的な理由です。修士修了から7年半が経過しており、しかも教授には卒業以来一度も挨拶に行っておらず、年賀状も出していない。そんな恩知らずの卒業生が、ひょこっと研究室に顔を出し、「医学部に編入するので、推薦状を書いて下さい」と言うのは、かなり心理的な抵抗があります。「30歳を過ぎて、何を寝ぼけたことを言ってるんだ!」と怒りたくなるのも人情でしょう。
 以上の理由から、「③ 推薦状を必要としないこと」も、志望校選択の際の一つの判断基準にしました。

この①~③に照らして、私が志望校としたのは、以下の7校です。
) 福井大学
) 香川大学
) 滋賀大学
) 弘前大学
) 大分大学
) 富山大学
) 北海道大学

なお、仕事の合間を縫って受験する関係上、結果的に受験したのは、香川大学と滋賀大学の2校でした。

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