今シーズンの滑り納め ~渋峠スキー場から富士山を望む~
昨日は、またまた渋峠スキー場に行ってきてしまいました。まあ、前から天気予報を見ながら、行くなら5月3日だな…、という感じで狙ってたんですけどね。「しまいました」というのは、若干の後ろめたさから。
「あのー、また行ってきてもいいかな?」と家族に言ったら、「お好きにどうぞ。」と若干冷たい感じで言われたので、迷ったんですが、行かなかったら後悔するだろうな、と思って行くことにしました。
でも最近、いつまで元気に滑れるんだろう、と思うんですよ。
若い時は、「スキーなんていつでもできるさ」と思っていたのですが、中年になると、子どもが熱出したり、予定が急に入ったり、単純に自分が体調不良で行けないとか、いろいろな事情で行けないことが多くなってきました。
だから、
「もう、行ける時に行く!」
という結論になりました。人生短いし、いつ死ぬかわからないし(笑)。いや笑いごとじゃないですよね。
前回は3時半起床で6時の渋峠リフトの営業開始に間に合わなかったので、今回は気合の3時にセット。準備万端だ!と思ったけど、なぜか寝付けず、寝心地よくない…。
朝。「うーん…」と目が覚めてとスマホを見ると「3:23」の表示。
「!!」
寝坊した…!
睡眠の質がよくなかったのか…。
慌てて着替えて車に乗り込んで出発。今回は少し飛ばし気味で行きます。リフトが動き出す6時前に到着しなければ…。
そんな壮大なミッションではないんですけどね(笑)。
志賀・草津道路に入って火山地帯のクネクネ道に入ったところで雲海が出現!雲海の出現には条件があって、前日の日中との気温差が10℃くらいあると出現するそうです。朝日がキラキラしていてとても美しかった。
天国感があって、見とれてしまいそうになりますが、6時前に到着しなければいけないので車の中から一瞬写真を撮って、先を急ぎます。
まあ、別に遅れてもいいんですけどね(笑)。
渋峠スキー場の駐車場に着いたのは、5時45分。慌ただしく準備をしてリフト乗り場についたのは5時55分。
「よし、6時前だ!」と思ったら、リフト券売り場には長蛇の列が!
さすがGW。一筋縄ではいきません…。
結局、リフト券を購入して滑り始めたのは前回と同じ6時15分になってしまいました。
しかし!今回は、朝の時点でゲレンデの気温は0℃。前回よりも冷え込んでいる様子。バーンの状態に期待です。
1本目、滑り出すと、硬い!
まさしくカリカリのハードパック。スキー場内でも「今日はバーンが硬いので、スピードの出しすぎに注意してください。」とアナウンスされていたくらい。でも、この朝一の締まったバーンを求めて早起きしてきたんだから望むところです。
少し落ち着いて周りを見てみると、なんと小さい子連れのパパがいるではないですか。
前回のブログで偉そうに、
「小さい子連れで滑るのは現実的ではないかもしれません。」
なんて書いちゃいました。すみません訂正します…。
世の中上には上がいるんだなあ…。
渋峠スキー場の朝のトイレ問題をどう解決しているのだろう…。朝6時に家族でいるということは、朝3時くらいの出発なのか、キャンピングカーでの前泊なのか…。みい太もまだまだ甘いんですね…。
前回は7時を超えるとバーンが緩んできたのですが、今回は7時半を超えても硬いまま。晴天と相まって、これは俗に言う「THE DAY」(晴天で雪質も最高など、絶好のコンディションの時にスキーヤーが使います)というやつではないか!という感じです。
今回は、クリアな晴天だったので前回見られなかった富士山(山頂だけですけどね)も見られました。
結局今回も1時間45分で11本という結果でした。まあ、中年スキーヤーにはこれくらいがちょうどいいのかもしれません。新しい板も試せたし、締まったバーンでかっ飛ばせて、滑り納めにふさわしい満足感でした!
前回はタオルを忘れてエッジを錆びさせてしまったので、今回はタオルでスキーの水分を入念に拭き取り、片付けをしていると、「もう出ますか?」と声をかけてくる方が。どうやら駐車待ちのようです。
通常営業の時間帯(8:00~)は結構混んでくるんですよね。渋峠の駐車場には通常のスキー場ではよく見かける駐車場の係員はいないので、朝一で停めたもん勝ち。結構皆さん思い思いに停められるんですよね…。
今回も「お父さーん、前の人が出られないって!車動かして~」みたいな会話が聞かれました。
朝一だと駐車場は停め放題だし、気温も低くてバーン状況がいい内にたくさん滑れるし、
GWの時期にスキーをするなら渋峠の早朝営業はとってもおススメ!
です。
ひとまず、これで今シーズンはスキーはおしまい。横手山・渋峠スキー場はまだまだ営業しているので、「連休ひまだなあ、どこか面白いところないかなあ…。」という人はおススメです。素晴らしい景色を見るだけでもいいと思います。
みい太は渋峠側(群馬県側)で滑っていましたが、横手山側(長野県側)なら、スキーを履かなくても一般の人向けにリフトが動いているので、単純に2300mまで上がって山頂の展望台やパン屋さんでパンを楽しむのもよいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
実際のスキー場のレビューは今シーズンとしては最後になると思いますが、これからもスキーにまつわる記事を書いていきたいと思います。今後もよろしくお願いします😊
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