59日目 本来の〇〇へ
昼休みに歯磨きをする習慣がついた。
これは現場にいたときにはできていなかったこと。前向きに捉えていいと思う。
そんな昼休み。
歯磨き粉のパッケージを何気なく目にしていて、気になった。
「歯本来の白さへ」
これが、一文字違うだけで随分印象が変わる。
「歯本来の白さに」
「へ」が「に」に変わっただけで、歯が白くなるという感じが増しはしないだろうか。
私は歯磨き粉をずっと使っているが、歯が真っ白になっているとは思えない。
白さ「へ」向かっていくのだから、それでいいのである。
白さ「に」なっていくと謳ってしまえば、詐欺になる。
製品表示って、うまいことやってるなあと感じる。
そんなところに目が行くのは、言葉を操る仕事をしているからだろうか。
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