18日目 特別とは

「通常学級」という言葉がある。私は「特別支援」に対する「通常」という呼び方に、以前から違和感を感じていた。

それまでの「特殊教育」という言い方から、「特別支援教育」と呼び名を改めるようになったのは、2007年からだという。

支援というのは、本来誰もが受けるに値するものである。教育的観点から見ても、「一時的支援」は全ての子どもたち、すなわち誰にも効果的に働く支援を指す。いわゆる、ユニバーサルデザインの発想だ。
ただ、そうであるならば、「通常学級」も、「通常支援学級」なのだという意識を持つことが大切なのではないかと考える。
学ぶことに対して、支援は必要なのだ。そのことを度外視して、「通常学級」「特別支援学級」と分けてしまっていては、両者の間にある壁は崩れないのではないだろうか。

肝心なのは、言い方ではない。心の持ち方だ。
「通常」に対しての「特別支援」という発想からの転換を図る必要があると感じる。

言いたいことがうまくまとまらないが、このあたりで。

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