56日目 初動を決めるもの

「何事も始めが肝心」という言葉がある。
人との出会いにおける第一印象(身だしなみ・表情・声色・雰囲気)、名前を呼ばれた時の反応、返事の仕方‥。
「スタートダッシュ」という言葉だってある。
はじめの一歩目に、どんなアクションが起こせるかは非常に重要なのだ。

だが、時に「はじめ」が難しいことがある。
思ったまま、即行動しても、「良いはじめ」にならないことがあるからだ。
例えば、メールなどの文面に対する返事。
あまり長い時間をかけてしまうと、相手への印象が悪い。なるべく早くリアクションできるに越したことはない。
だが、何と返すか、言葉に迷ってしまう。
どんな言葉が適切なのか、を考えていて気がついたらかなりの時間がかかってしまったという経験をしている人は多いのではないだろうか。

考えている「間」が相手にどう届いているかを考えていく必要がある。
LINEのような個人的なやり取りで、「間」を感じ取ってもらえるならば話は辺違うかもしれない。(ラインですら、既読になったかどうかということを気にする独特の「間」があるが)
考える時には、相手意識が重要だ。
相手は、何を求めているのか。考える。
自分のしたいことだけをする、という形になってしまってはならない。

具体的に相手の姿、頭の中をイメージして行動を起こせるかどうか。
イメージ力を鍛えることが、初動を決めることにもつながるのだ。

ここからできることを精一杯イメージして、明日へ繋げていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?