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パパと赤ちゃん| Q.お風呂を頼まれました。どうしたらいいでしょうか。

おかあさんは朝から腰が痛いらしく、お風呂に入れるのが困難な様子です。

Q.お風呂を頼まれました。どうしたらいいでしょうか。

沐浴をしてあげましょう。沐浴とは体を洗ってあげる行為になります。

はじめてでも、事前に準備をしてきちんと順序を踏めば、むずかしいことではありません。取り組む前にイメージして、全体の流れを把握しておきましょう。

沐浴の仕方

1.準備をする

着替え用の服とおむつ、赤ちゃんを拭くタオルを用意しておきます。

ベビーバスをシャワーでサッと洗います。

温度を38℃くらいにして、お湯を溜めます。

溜めたお湯を手で触って、熱過ぎないかチェックをします。

ベビーソープ、シャンプーも手の届く位置に置いておきます。

2.着湯をする

赤ちゃんの服、おむつを脱がせて裸の状態にします。

頭とお尻を両手で持ちながら、ベビーバスまで移動します。

足の方からゆっくりとお湯につけていきます。

そのままお湯に下半身をつける状態で座らせます。

右手で上半身にお湯をかけてあげます。

3.顔を洗う

ベビーバスの背もたれに背中をつけます。

左手で赤ちゃんの首をしっかりと持ちます。

ベビーソープを右手に出して、ほっぺたやおでこに泡をつけます。

人差し指と中指と薬指で円を描くように回しながら洗っていきます。

手の泡をお湯で落とします。濡らした手で顔の泡をふき取ります。

顔の左半分は親指で、右半分は人差し指と中指と薬指を上手に使うと泡を取りやすいでしょう。

目の周りのや口周りをきれいにしてあげます。

目をふき取る際は、まぶたの上から目を閉じるようにして拭ってあげます。

4.頭を洗う

左手一本で首から背中をバランスよく支えて持ちます。

右手でお湯をかけるようにして、髪を濡らしていきます。

ベビー用シャンプーを頭のてっぺんと後頭部につけます。

フェイスラインからうなじまで、丁寧に洗っていきましょう。

洗い終えたら右手でお湯を救って、泡を落としていきます。

この時耳にお湯が入らないように、注意しましょう。

5.体を洗う

ベビーソープを手に出して、胸からお腹にかけて泡立てます。

首元はミルクをよくこぼすところなので、きれいにしてあげましょう。

手は残しておいて、肩から腕、手首までを洗います。

指なめをする場合、流す前に手の泡を口に持ってかれてしまうことがあります。

手だけは一番最後に洗うようにするといいでしょう。

ベビーソープを手に出して、下半身を泡立てます。

股間周りはおしっこで汚れているので、丁寧に洗ってあげましょう。

最後に残しておいた手を洗います。

全身をお湯につけて体を流して泡を取ります。

6.背中を洗う

右手一本で赤ちゃんの首元と胸を支えるようにして裏返します。

ベビーソープを左手に出して、肩から背中、お尻までを洗っていきます。

お尻の穴も指で撫でるように洗っていきます。

左手で背中を支えて、ふたたび裏返します。

最後は大人といっしょで、お湯に浸かります。

首から上を上げた状態で、全身を浸けてあげます。

7.流し湯をする

上がる前はきれいなお湯で流します。

シャワーまたは桶の湯を、体全体にかけてあげましょう。

8.タオルドライ

タオルでくるんで赤ちゃんをあげます。

耳の穴など水が残りがちなところを注意しながら、しっかりと拭いてあげます。

ベビーローション、パウダーなどをつけてあげるのもいいです。

おむつをして服を着せて、沐浴完了です。

まとめ(アドバイス)

はじめての場合は肩に力が入るでしょう。逆に赤ちゃんの方がリラックスしてるかもしれません。

片手で持ったり低い体勢で腰にも負担がかかるので、体力も必要です。沐浴はお父さんが担当している家庭が多いようです。

赤ちゃんを独占できる、かけがえのない時間でもあります。頼まれる前に「オレがやるよ」と、手を上げるぐらいでもいいでしょう。お母さんからの評価が、グッと上がるかもしれません。

赤ちゃんはよだれやミルクこぼれ、おしっこやウンチなど、よごれやすいです。また汗っかきなので、1日でたくさん汗をかいています。

体を洗ってあげて、気持ちよくなってもらいましょう。

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