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アメリカは哀しい

エドワード・ホッパーの「ナイトホークス」

切なく、寂しそうな画…

ホッパーだけでなく
オキーフや、ウォーホールや リキテンシュタイン、バスキア…

僕が大好きポール・デービス。
20世紀のアメリカ合衆国で傑出するといわれる彼の絵画も、悲しさ、寂しさ、無力感に包まれている。

高校生の頃、ポール・デービスを模写しようとした。
無意識のうちに、あのもの悲しさまでコピーしようとしていたのかな。

今もそうだけど、負け組のアメリカに親近感を覚える。

あの銀色の長距離バスに乗りたくて、高校生の頃、アメリカを目指した。

アメリカは哀しい。貴族がいる国より哀しい。ブルジョアが最上位だと、全てが「お金」で決まるようで。

還暦近くになって、ぢっと手を見る。

近頃の、この国も似てきた。