ハッピー・ライフ・プロジェクト ❾ 介護のための準備で帰郷

介護の準備のために2泊3日で帰郷しました。

前回ミーティングで、名称を「ハッピー・ライフ・プロジェクト」とし、それを判断基準にする(大切にする)という大前提で進めていくので、細かな「はやくやらねば、まずやらねば・・・というタスクベースの行動」にとらわれないように勧めたいと思っておりました。

2023年後半にむけて、大きな方向性が確認できました

・介護認定への申請は、現時点では行わない
・外にでて、誰かと話しをするのを大切に(口、足、頭、話、行、喉!)
・エンディングノートの主要事項の確認
・粗大ごみの処理(第一弾)

今回、上手くいったキッカケを整理してみると

❶家庭内の議論のフォーカスを未来に設定をしたこと
事前に決めた「ハッピー・ライフ・プロジェクト」の考え方をベースにして、「これからの時間&お金のつかいかた / 豊かな人生のための選択」に焦点をあてて話がすすめられたと思います。
エンディング・ノートを埋めるのは、気が重たい作業になってしまうのは分かるので、少しでも前向きになれるように、あせらず運営をするのが大切だと感じました。

❷ゲストに入ってもらう
今回は、大きく3つのセッションで「ハッピー・ライフ・プロジェクト(介護」の家庭内議論がありました。
・1日目の夕食時
・2日目の夕食時
・3日目の朝食時
その中で、ゲストにはいってもらったのが、2日目の夕食時でした。
今回、ゲストに入って頂いたことで、将来へのアクションを考えるための、いつかの良い事例がテーブルにのりました。

▼ゲスト 1:
実家のご近所のお友達(私と同年代の女性。介護職。両親も昔からよく知っている)

家にひきこもって、誰とも話さなくなると、口の筋肉がおとろえてきてしまう。外にでて、誰かと話をしていくのはとても大切! 尻の筋肉が衰えると歩けなくなってしまう。口をうごかす!他人との交流をもつ!

車で、買物にでかけている現状では、介護認定は下りないとおもわれる。健康を維持する方向に注力をしていくのが大切

▼ゲスト2:妻と娘(オンライン参加)

家族として「ハッピー・ライフ・プロジェクト」を進めていく上で、私の妻&娘がオンラインで参加してくれて、このプロジェクトをサポートしてくれる体制が確認できたのも良かった(心づよかった)と思います。

このプロジェクトが大切にしていることを発信し(それに基づいて行動をして)、周囲からのフィードバックをもとに、プロジェクト・アイデンティティを安定させていく初期サイクルをまわせたのが、何より良かったかもしれません。

結果的に、2日目の夜は、ギターを持ち出して、みんなで昭和ソングをうたったり、楽しい会議となり、日本酒のみすぎた!!

相談のために、地域包括センターに行ってみた

2日目のお昼に、窓口になる地域包括センターに、両親と出向いて 1時間ほどヒアリングを行ってきました。主要な質問としては:
・認定にむけての申請は?どれくらいで審査おわる?
・どんな状況になると、どんな支援が受けられる?
・介護度がちがっていても、夫婦で利用できるなどある?
・費用負担はいくらぐらい?

パンフで丁寧に説明してくれたので、大枠は理解ができたし、両親も(見えにくい情報がみえて)少しは安心したのだと思います。みんなが同じ情報を共有することができました。また、自分たちの介護の方針/取り組みを、外部にむけて発信して、第3者からフィードバックを得られ、それが、今回のプロジェクトを強化していくと感じました。(これは、ゲストからのフィードバックも役に立っています)

尚、「デイケア」と「デイサービス」が別施設であり、しかも町中にすごい数のデイサービスが乱立している状況にびっくり。サービスを立ち上げやすい・・という状況ができているらしいですね。

余談ですが、地域包括センターのホールに「〇〇町の歴史を写真でふりかえる」という展示があった。自分の町の約 50-70年前の写真が展示されていた。(父親が子供だった頃:昭和初期の町の写真集があり、ルーツを確認する出来事となり、ここに足を運んだ意味がひとつあったのかもしれないなと感じます)

オモリをはずして前に(粗大ごみの処理:第一弾)

今回、15点ほどの粗大ごみを自力で運び出し、粗大ごみ処理券をはりました。大きなタンスなどは次回にまわして、椅子・机・キャビネットなど、一人で持ち出せるアイテムですが、モノがかたずくと、余力も生まれて、前にむいて集中できるようにもなると思います。ここは、お金をつかって、前を向くための/ハッピー・ライフをすすめるための投資を割りきろうと思います。(まぁ、2-3万円で、おおかた、片付くでしょうし)

尚、粗大ごみの収集はインターネットで申し込みできると思っていたら、初回のみ、電話受付とのこと。次回からはインターネットで受付できることになるそうです。(まぁ、不法投棄とか、申請料金のごまかしとかあるから、スクリーニングが必要なんでしょうね)

これからに向けて、

地域包括センターで、地域内でおこなわれているシニア向の交流イベントのチラシをもらってきたので、それへの参加を応援することにしました。

父親は、翌日に、さっそく、男性だけのシニアサロン(月1回の開催)に参加してくれて、素晴らしいと感じた。「ハッピー・ライフ」にむけて、前をむいて歩みましょう!(片付けは後でもよいので・・)

地域にある公民館で、いろんなイベントが開催されているので、暑い夏だから、午後はお昼寝を大切にしながら、少しでも、参加して、口・足を動かしてもらいたいと思います。

エンディングノートの主要部分が確認できました

・身分証明書の番号確認 〇
・銀行口座の確認 〇
・治療方針/延命方針の確認 〇
・看護/介護方針の確認 〇
・保険の確認 〇
・年金の確認 〇
・形見分けの確認 〇
・葬儀担当の確認 〇

次回の帰郷の際に、サブ項目の確認をすすめていくことにしました。

新たに分かったこと

・両親の体調(少しフォローが必要なことも出てきそう)
・家の解体費用の概算

自分自信のセカンドライフに向けての

・作成中


次回につづく・・・


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