言葉にする大切さ 〜ハッピーバレンタイン〜
何かことをなすには、言葉にして言い続けることが大切。
言霊とも言いますが、自分が意識していることの一つです。
写真を副業にするとき、良い趣味だねと言ってくれる人も多かったのですが、自分では絶対に趣味とは言わないようにしていました。
SNSのプロフィールにフォトグラファーと書いて、知人から鼻で笑われたこともありましたが、そこは頑なに変えませんでした。
そして今ありがたいことに、自分の写真を見て撮って欲しいと依頼してくれる人が徐々に増えてきました。
この要因の一つは自分がフォトグラファーであると言い続けたことだと思っています。
話は変わり、うちの娘はちょっとモテます。
幼稚園で娘のことが好きな男の子が何人かいて、そのうちの一人はプロポーズをして、娘を好きだということを公言し続けてます。
自分がお迎えに行った時に顔を合わせると、「◯◯ちゃんのパパ〜!」と遠くからでも手を振ってくれます。
プロポーズした相手の親への礼儀を欠かさないとは、なかなか良い男です。
しかし、娘を持つお父さんなら共感してくれるかもしれませんが、内心ちょっとだけ身構えています。
男(6歳)に娘をとられるかもしれない…というよくわからない本能が働いているようです。
今はまだしも、娘が思春期を迎えたときにこの本能を抑制できるかどうか心配でなりません。
そんな彼に娘がバレンタインのチョコを渡しにいくということで、車で家まで送って行きました。父としては心中穏やかではありません。
向こうは娘が来ることを知らされていなかったらしく、好きな子がバレンタインチョコを届けに来たということと、おうちで一緒に遊べるということに大喜びでした。
「お姫様がきた〜!え?うちで遊べるの?!やったー!!」と家の前でジャンボリミッキーを踊ってました。
好きな子の目の前で喜びを表現しながらお姫様って言える素直さすごい。
そんな姿をみたら、
「そこまで喜んでくれるなら、まあ、娘をやらんこともないかな」
と、ちょっとだけ許容する気持ちが生まれてきました。
これも彼が自分の気持ちを言葉にして言い続けた結果です。
言葉にして表現することの大切さを、6歳児から改めて学んだバレンタインでした。
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