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【SNS投稿和訳】拡張されるロシア軍訓練施設(Tatarigami氏)
Russians are actively expanding their training ground facilities in the rear areas of Luhansk and Donetsk oblasts and within Russia. This expansion aims to tackle logistical bottlenecks that arose after the 2022 mobilization, signifying efforts to improve infrastructure. 🧵Thread pic.twitter.com/lOfYQiriWP
— Tatarigami_UA (@Tatarigami_UA) October 5, 2023
以下は、ウクライナ軍予備役将校Tatarigami氏のX連続投稿(日本時間2023年10月6日01:23投稿)の日本語訳である。なお、本記事中の画像は、Tatarigami氏投稿からの転載になる。
日本語訳:
ロシア軍はルハンシク・ドネツィク州の戦線後方地域とロシア国内で、訓練施設の拡大を積極的に進めている。この拡張は、2022年動員後に浮かび上がった兵站面のボトルネックに力強く取り組むことを目的としており、施設や設備を改善しようという努力を意味している。
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以下の画像で、新規設備を含めた新しい訓練施設が出現していることが確認できる。ここは、ルハンシク州フルスタルニー[Khrustalnyi]地区のノヴォパウリウカ鉱山集落付近に位置する既存の戦車訓練場の境界内にある。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118237844/picture_pc_b51c5c0708075634a4ae18897dc4900c.png?width=800)
この施設をよく検証してみると、歩兵用と、戦車のような装甲車両用に設計された訓練レーンがあることが分かる。それに加えて、小さな建築物の集まりが複数、訓練場全体に出現している。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118237869/picture_pc_c3f9eaf354dfb85634a5cac62c93e2fd.png?width=800)
このような施設の拡張と機能強化は数多く起こっており、特に2022年末から目立ち、2023年に入っても続いている。このことが示唆しているのは、ロシア軍が訓練施設の能力を最適化しようとしていること、そして、訓練計画を最近の経験に合致させようとしていることである。
この出来事それ自体は何か大きなことではないかもしれない。だが、私見ではあるが、このことはロシアが継続的な動員とそれに続く訓練を意図していることを強く意味している。また、持続的で長く続く様々な烈度の戦争に、それが低烈度戦争であれ高烈度戦争であれ、ロシアが関わっていくことをはっきりと示している。
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