日記:じいちゃん祝って朝からバイトバイト

6/2

夜から父方おじいちゃんの誕生会を駅近くの中華屋にて開催。


母は一足先に他は同じ時間にバラバラと店まで徒歩で向かう。雨降ってたので傘を持ちながらしかし差しはしない。これは最近のマイブーム。常識を疑え。社会学部のベタな謳い文句。それを地で行く。


祖父母のことは店内で待つ。ちゃんとした中華屋なので円卓だった。小円を初回し。こんなものか、とまた一つ人生アチーブメント解除。視界の右上にプレイステーションからの通知が視えたような。


母が席順を気にする。どうでもいいだろと応える。


父が店員さんに持参したケーキをサプライズで出してくれないか頼む。承諾を得るもタイミングとかの打ち合わせに手間取る。店員さんもあまりノリが良さそうではなかった。その気持もわかるが、そこで我を出す必要はないだろと感じた。



少しして祖父母到着。父方の祖父母に会うとき母はやっぱいつもより少しちゃんとしてる。それを見てなんだかなと思う。



じいちゃんいつもに増してよく喋る。祝われて嬉しいからかな。その少し長いおしゃべりをじいちゃんの右隣に座った母が対応する。それを見てやっぱ席順って大事だったのかもなと反省する。


乾杯したら店員さんがケーキを見せに来てくれた。父の計画通りだが、それいる?と思った。


料理はどれも美味しかった。ついつい食べすぎてしまうよ。


どうもさだまさしも太鼓判を押すお店らしい。さだまさしか、信用できるな。



この前、自分が祖父母の家に車のタイヤ交換バイトをしに行ったときの話になった。その時、自分が帰り際に曾祖父母の仏壇に線香を上げたことをおばあちゃんが甚く感心したらしく褒めてもらった。嬉しい。こういう何も意識せずやったこと、素の人間性を褒められるのは一番照れちゃう。

自慢させてください。自分そういう褒められ方多いです。元恋人にも知らないうちにそういう場面見られてて惚れられてました。以上、自慢でした。



一通り食事を終えたらケーキが出てきた。店内の照明が消されてハッピーバースデーの歌うたっておじいちゃんが蝋燭の火を吹き消して写真撮ってとかをした。


ケーキのために中華をセーブしてたからしっかり美味しさを感じられた。


退店。おじいちゃんを祝う会なのに逆にお土産を持たせてくれた。自分以外のメンバーがわちゃわちゃしてるのを数歩離れたところから写真に収めた。


その日、自分はあまりテンションが高くなかった。それを察知してかおばあちゃんが「また近いうちに家に来なよ!」と念押しするように言ってきた。弱い笑顔で応えた。


祖父母それぞれと握手&ハグをして別れた。


当たり前だが家族みんな同じ方向。普通のスピードで歩いてたつもりだが、気づいたらだいぶ速かったようで一人だった。不機嫌そうだと思われたか。


次の日は朝からバイトなので夜更かしせず寝た。



6/3

朝10時からバイト。19時まで。きっつですね。

内容は憶えてないけど、それなりに忙しかったのではないだろうか。


朝、昼のシフトだと社員の大人たちと一緒になるから夕方シフトには無い感覚。身が引き締まる。


自分も大人と話せるスキルをかろうじて持ち合わせているので色々おしゃべる。


こないだある社員さんから好きな食べ物何か聞かれて、トマトとバナナと麦茶って答えてから少し変人扱いされてる。心地良い。厨二的にもだし、そのくらいのほうが何か変なこと言ったりミスしたときも許されるから良い。


夕方、メンバーが入れ替わり大人から学生へ。その学生たちがみんな新人だったので、ひとり残された自分が頑張る時間が発生した。頼られから起こる忙しさって気持ちいい。


休憩中にES合否を確認したら通ってた。エヘン。


19時になり退勤。

折坂悠太のLIVE代振り込み期限だったので帰りにセブン寄った。ペイペイで払おうとしたらその選択肢は用意されてなかった。泣く泣く一旦帰り財布を持って家近のセブンに行き直し払った。店員さん全員が学生すぎて少しおもしろかった。

飯食って風呂入ってゴロって寝た。




6/4

5:45起床。朝7時からバイトという存在してはならない日。こんな朝早く起きるの久しぶりすぎる。家族みんな起きてた。みんないつもこんな時間から動いてるの異常だよ。やめときな。

店長と社員さんには事前に寝坊しても許してと言ってあったが時間通りにちゃんと来てしまった。

カフェなので朝は混む。それはわかるんだけど朝からカフェに来る人の気持ちは理解できない。

朝来るのはだいたい常連らしくて「いつもので」と注文してた。自分は「いつもの」じゃないのでその注文の仕方やめてほしい。

2年弱勤めていて朝に入るのは2回目とかなので何もわからない。怖い。冷や汗止まらない。

社員さんの指示を仰ぎ従いなんとかラッシュ切り抜ける。社員さんから「ほぼ初めてにしては上出来」と言われワキャワキャ。その後、店長と社員さんが「でも今日は暇な方」と言っており冷める。なおさらもう朝は入らないという意思が固まる。

同級生の女の子が少し遅れて出勤してきた。

その女の子に自分がミスで作った苦手なアイスティーを苦悶の表情で飲んでる様子を見られ、苦手なのかと聞かれ会話する。シロップ入れると美味しいよと言われ実践。一口飲んで確かに美味しい。社員さんからレモンも入れたらいいよと言われ入れて蓋をしようとしたら、プラスチックのカップが潰れて大こぼし。まだ2~3口しか飲んでないのに、レモン革命を味わってないのに台無し。二人からは笑われた。

13時あがり。家帰って何しようか考えながら帰る。これも昼おわりの特権か。

この日から『六人の嘘つきな大学生』を読み始めた気がしなくもない。

結局、特に何もせず昼寝をかまして終えてしまった。罪。誰か早く逮捕してください。取調べ室でうんまいカツ丼食べさせてほしい。いや、やっぱ温かい鴨せいろにミニカツ丼がいい。推定無罪なのでそれぐらい許されると思う。




おわり

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