見出し画像

個人的衝撃を受けたK-POP 5選

こんばんは、らりほです。

いまや流行を飛び越え一つの文化として浸透しているK-POP
バチバチに整ったダンスと歌声、美しくインパクトのあるビジュアル、常に完璧なアイドルであり続ける姿…日々多くの人が惹かれているジャンルの一つです。

私は2018~2019年辺りからK-POPに触れるようになりました。
この頃仲間内ではK-POPの新曲が出るたびに話題に上がり、「あそこのメロディがすごい」「この構成は思いつかない」「どうやってこのサウンド作ってるの?」と議論になっていて、その影響から聴くようになったのです。

ジャンルとしてはEDMヒップホップをグループの人数感・コンセプトに合わせて落とし込んでいるものが多くみられます。時には多くのジャンルを一曲にMIXしているものもありとても新鮮です。

構成やコーラスワーク、トラックメイクが非常に斬新なものが多く、今までにない音楽を追求しているところにとても魅力を感じています。

その中で特に個人的に衝撃を受けたK-POPを5つご紹介したいと思います!

※K-POPの知識はまだまだ乏しいので偏りや間違いなどご了承ください…。

①Red Velvet - Zimzalabim

2019年6月、SMエンターテインメント Red Velvetの楽曲です。

初めてこの曲を聴いた時思わず『なんだこれは・・・・?』と声に出してしまうほどの衝撃が走りました。

ジェットコースターに乗って駆けまわるMVと曲調。目まぐるしい展開に最初は頭がついていかず、気が付けば虜になっています。

エレクトロハウス風味のシンセリフを軸にマーチングドラムやエスニックな金物を全面に押し出し、かと思ったらDropではTrap級の重低音と魔法の言葉『Zimzalabim』。

こちらの楽曲の音楽性について面白く分析していて何度も読んだブログがあるのでURLごと引用させて頂きます!

Red Velvetの楽曲は全体的に実験的で攻めているものが多い印象で、個人的にはRBB (Really Bad Boy)のボーカルを大量に入れていくトラックメイクやSAPPYのテンション増し増しボーカルハーモニーが大好きです。

②ITZY - ICY

2019年7月、JYPエンターテインメント ITZYの楽曲です。

ポップなベースリフから切れのある掛け声に始まり、エレクトロポップなAメロ、力強いドラムによる前向きなBメロ。そしてDropではうねるシンセベースに合わせて掛け声で展開される力強い歌詞。

このDropとにかく音数が凄まじく、どこにどんな音が入っているのか何度聞いても把握しきれません。でもごちゃごちゃした印象はなく寧ろストイックな雰囲気を醸し出す絶妙なバランスです。

どうやらこの曲は8人のコンポーザーによるコライトのようで、「空白を埋める手法」で制作されたとのこと。世界観は一貫しつつセクションごとに違った景色を見せてくれます。何よりも8人もの共作で破綻させずに一曲にまとめ上げるプロデュース能力が凄まじいですね!

ITZYはパフォーマンススキルがとても高く、ダンス上級者の踊ってみた動画でも使用されているのをよく見かけます。大注目グループの一つです!

③NCT 127 - 英雄; Kick It

2020年3月、SMエンターテインメント NCT 127の楽曲です。

INTROのギターリフからもうすごいですよね。ワブルベースみのある攻撃的な音作り、一体どうなっているのでしょうか…?

そして展開されるTrapのトラックと癖になるボーカルライン。カンフーのコンセプトに思いきり連呼される『ブルース・リー』が話題になりました。
かと思ったらいきなりRnB風味なコード進行にエレピにコーラス。脳がかき回されます。

2回し目はTrapビートに乗せた軽快なRAP。人数感を活かしたボーカルの遊びが楽しいです。そしてだんだんと音数を増やしていくDropと相変わらず挟まれるお洒落なコードワークのセクション。
ラストではワブルベースや掛け声によって更に畳みかけが加速し、Hybrid Trapのような盛り上がりを見せていきます。

NCTグループの曲はどれもイントロのからぐっと掴まれるものが多くて、大胆な構成やサウンドが面白いです!

④BLACKPINK - Kill This Love

2019年4月、YGエンターテインメント BLACKPINKの楽曲です。

掴みのブラスサウンドがもう最高ですね。この計算されつくした歪み感、大好きです。
Aメロから展開されるTrapはシャッフルしていてじわじわと侵食されていくような期待感があります。畳みかけ後のBメロでは一転して美しい歌メロ。ここでシャッフルが解消されているのが面白いです。
Dropでは待ってましたと言わんばかりのブラスリード!まだここでシャッフルが開始されます。この拍子感の往復にかき回される感じとても良いです。

一貫してマーチング感があり、それをうまくTrapという流行りサウンドに落とし込まれているのが流石です。

この制作に関わっているR.Teeさん。YGのアーティストの作品をよく手掛けていて、サウンドがとても好きです。次の曲も同じR.Teeさんが関わっている楽曲です!

⑤TREASURE - I LOVE YOU

2020年9月、YGエンターテインメント TREASUREの楽曲です。

初めて聞いた時あまりの衝撃で笑いが止まりませんでした。一日中リピートしてしまうほど癖になる楽曲です。

最初はギターと空間の広いボーカルによる爽やかサウンド。A-POPのようなポップな少し切なげな雰囲気です。
そのまま進んでいくのですがBuild upから雲行きが怪しくなり、DropでまさかのBigRoom!MVの雰囲気も一転し、強烈なブラスサウンドにひたすら連呼されるI Love You。そしてそのままTrapに駆け込みRAPセクション。

しかもこのDrop、ブラスリフは3連符でボーカルは8分、途中からのドラムはLatinのリズムという中々のカオスです。この違ったリズムがうまく噛み合っていて聴いていてとても気持ち良いです。

そのあとも爽やかになったり強烈になったりを繰り返し、最後は白の衣装から黒の衣装になってつよつよサウンドの中大団円。
この一曲でのギャップが本当に楽しいです。

デビューして間もないグループですが一曲一曲がとても面白く、今年大注目しています!

今年もK-POPから目が離せない!

主に構成やサウンド面での語りでした。本当に面白いですね、K-POP!
どの曲にも一回目聴いた時に凄まじいインパクトを与える強烈なフックがあって、新曲が楽しみな毎日です。

メンバーや番組などにはあまり詳しくないので今年は更に深く知っていきたいなと思っています!

まだまだ衝撃を受けた楽曲はたくさんあるので語りつくせないですが、また別の機会に語れたらと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?