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素人学生、アカデミー賞目指して映画作る#3

のっけから広報ですみません!!

今、モーションギャラリーにてクラウドファンディングを行っています。ブログにて書いている様々な困難を乗り越え、作り上げた作品になっています。ぜひ、できるだけたくさんの人に視聴してもらいたいと思っているので、ご支援をよろしくお願いします。リターン枠はワンコインから設けており、ワンコインコースでは鑑賞券のリターンとなっています。


失敗から学んだこと


前回、頑張って6月から4ヶ月間取り組んでいた長編映画は断念し、みんなのモチベーションは下がり、さらにメンバー1人の脱退という「踏んだり蹴ったり」な最悪な状況で終わりました。ただ、この状況からたくさん学ぶことが多くありました。それは、マンパワーを最大限使えず、撮影が滞ったのも、メンバーが抜けてしまったのも関係性が薄いからだったと思ったので『チームワークに置いて1番大切なものは、信頼を築くこと』だと学びました。ですが、【オンライン】というこの状況でコミュニケーションだったり、信頼を築くのは非常に困難です。だから僕は、元々信頼関係を築けず、授業という名目の”義務感”というものでそれを代用し、プロジェクトを進行させていました。ただ信頼関係と言っても、単なる「友情」ということではなく、タスクをこなす上で尊敬し合うことや、密な連絡による情報の透過ということです。そのため、それ以降はコミュニケーションを密にとり、タスクの進捗状況をよく確認し、「うるさい」と思われるほどコミュニケーションをとっていきました。

さて、そんな心の入れ替えをしても状況は変わらず、「映画制作を諦めるか」「長編映画から短編映画に切り替えるか」という2択をせめられていました。自分の意見としては、「プロジェクトを完成させたい」というものが大きく、それをメンバーに話したところ、共感してくれた方も多く、短編映画でも作りたいという気持ちはみんな一緒でした。ただ、新しく誰が脚本を書き、そして誰が監督を行うのか、それが問題でした。前回の失敗より、この二つの業務は同一人物が行うべきであると思ったため、募集をしたのは一名でした。僕は、監督をやりたい気持ちはありましたが、良い脚本を書ける自信も、良い絵を撮る自信もありませんでした。そして沈黙のまま10分が経過したとき、あるメンバーが手をあげてくれました。それが今回の『赤い帽子』の脚本兼監督を務める原くんでした。原くんは「映画への愛は誰にも負けないけど、人を引っ張るのが自信がなく10分ほど考えていた」と言っていました。僕は、逆に前の失敗から人と人のコミュニケーションの大切さを知り、それを実践したいと思っていたため、迷わず、人を引っ張る役目である『プロデューサー』を引き受けました。(ここでようやく、第一回目で話した「今はプロデューサーなのに、一時期監督に立候補したのか」という伏線を回収できました。)
第一回目の記事はコチラ↓


一度話が脱線してしまいましたが、僕がプロデューサーになり、原くんが監督になったというところまでお話ししました。このあと、僕はラボ期間で一番驚くことになります。それは、彼が監督に決まった次の日には0から作品の構成をつくり、その次の日には脚本を仕上げてくれたということでした。短編であるからといって、素人が1日2日で脚本を0からつくれるものではないと思います。また、その早さよりももっとすごいのは、その脚本のできがとてもよく、面白かったため、満場一致でその脚本を制作することになったということでした。僕自身、彼の中にモノ作りの才能を感じました。もちろん、面白いからと言ってリライトしないわけにはいかないので、撮影段階に入る前に何度も精錬させていきましたが。。。

そして!脚本も軌道に乗り、次なる問題は、演者さんでした…


、と今回はここまで!!

次回の更新で「演者さん」についてお話しします。
それでは皆さん、読んでいただきありがとうございます。
また来週〜!!


前回の記事はコチラ↓