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コロナ。セルフガイドラインがない恐怖。

いよいよ日本の感染者数が3桁を超え、色んな話がメディアで報道されています。今回の問題はあらゆる人を巻き込むワクチンがまだ開発されていないウイルスと言う事で、色んな視点から色んな問題が。

一番の問題は感染。これは間違いがない訳ですが、この封じ込め、あるいは行動の制限に関してフェアな「話合い」が出来る情報が流れていない事が、国民が話合いに耐えられない前提で報道がされている事が。これがすごく問題だなと感じています。なんでだろう、ヒエラルキーを問わず、日本人が怒りん坊だからかなw

私も色んな報道やあやしいyoutubeの動画など、イヤイヤながらもバランス良く見ようとしていますが、そのバランスも難しい。けど私にも判断が付かないので、相変わらずリサーチだけをしています。今回は人それぞれに正解がありそう。その中で出て来た事。

■短期的方針
短期的な問題も色々ありますが、1週間もすれば感染者数が爆発的に増えているかもしれない時期。ここは政府の決めた事に従うしか道がありません。文句があれば選挙に行くか、陳情を出すしかない状況。これが私たちが積み上げて来た「大きな事実・前提」のひとつかと。少数の意見がもしデータ的に一つの解決策をだしていたとしても、この時期にその判断を取り入れるのは、手続き的に難しいと思います。貴方が経団連などの各団体にケンカを売れる大物フィクサーなら別かもですが。

あと、まず定義として、これを確認してみます。
東京の方針・・・感染爆発を伸ばすために、「3密の自粛を要請⇒不要不急の自粛を要請」
各県の方針・・・外出自粛を要請
世界の方針・・・MOC(Movement control order)
※例えばマレーシアではすでにロックダウンと言う言葉は使われなくなっています。政府要請としては、言葉が意味を成さないからです。マレーシア政府ではMOC(Movement control order)「行動制限命令」と表現します。これが施行されている間、国は感染数データを元に、段階的に命令措置を引き上げる事ができます。公式報道ではこれをMOCと表しています。なので、海外の政策は日本では取れない事がわかります。命令が出来ない。ただし、感染爆発を起こしてしまった国で、民間がどのように連携して行ったか。この事例は日本人にもすごく参考になります。

中・長期的問題
もはや中長期ではなく短期的問題にも関わって来ますが、経済的な問題があります。
日本の方針・・・個人や企業に対しての支援
(実際は手続きが通らず断念する人も多い、または切羽詰まり過ぎて情報を仕入れられていない業者多数なのだとか)
世界の方針・・・税金、救済など、各国によって違いが。

あと大きな問題として、医療崩壊問題がありますが、ここもメディアでは丁寧な報道がされていないと聞きました。基本的にコロナウイルスにかかった人は、「感染指定病院」での入院となります。そこでのベッド数が足りなくなった場合、軽症者は「受け入れ先ホテルなどで療養」になるとのこと。その枠組みが一杯になった場合は「指定感染病院の医療関係者」が足りなくなり、他の医療関係者「医者、看護師」などに段階的な支援要請が出ると思うのですが、これもおそらく要請で、何人医療関係者が要請に応えてくれるのかはわからないし、自粛も要請の中、医療関係者にだけそれを強制することは出来ないですよね。あと感染から復活した人の抗体も同時に調べる必要があります。それから資源大国ではない国でのゴム手袋などの医療物資確保。これは世界の情勢とも関わって来るので、これまた複雑です。

ひとまず感染が疑われたら下記を調べよう
【感染症指定医療機関の指定状況】
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html

良く国際的な比較の意味無し論が繰り広げられていますが、それは、そもそもの検査数が各国で違うので、感染伸び率のデータが国によって信頼出来ない部分もあるのかと。(どの意見をとるにしても。)

それから経済の問題。日本は自殺大国で、GDPが減ると、自殺者は比例して伸びると言われています。今回の世界の動向を見ていると、日本のGDPもやはり減ることが予想されます。リーマンショックの際にGDP現象と比例して自殺者が増えるデータはすでに取れているので、自殺者の問題が大きくあります。

自殺に関しての調査は、下記のリンクが参考になりました
【一般社団法人 中央調査社】
https://www.crs.or.jp/backno/old/No553/5532.htm

ザックリ言えば、死なない多くの感染者を取るの?自殺者はどうするの?という構図にも見えますが、それもまだ良く解りません。どれも命令や要請、ガイドラインが細かく出されている訳ではないので、自身の立場・各国の立場で判断するしかありません。

私の場合は日本で感染爆発が起きたとしても、日本のお仕事をマレーシアでさせて頂いていたので、日本の状況により、先2、3年、仕事があるかもわかりません。なので基本日本に帰ったらどうしようと言う立場で、自分の行動を決めなければ行けないのですが。。。

いまの所、自分でわかっている事は日本にベースを分ける事。その中で私が行動するとすれば。

①個人的経済に関して
エンタメ・旅行関連の経済的ダメージは、それで生業を立てている自分が一番わかっています。仕事はゼロ。固定費は変わらず。自粛がどれだけ辛いかもわかっている。ただし、日本のシステムを見ていると、子育て支援はあるし、学校も選ばなければ無料だし、自粛をするにしても不満を言わずに我慢が出来そう。会社に対しても保障がある。なのでひとまず日本で何が出来るかを考える。会社を作る。役所のホームページを穴があく程見る。これしか今の自分には出来ません。生き延びるために。

②医療崩壊について
様々な視点で向くべき方向性も2、3改善点がありそう。ただし現状を見る限り、その打開策が国民に広く知られ、舵が切られるまでに時間がかかりそう。医療崩壊がないという概念もあるが、それは医療関係者の良心に委ねられている以上、完全な打開策とは言えないのでは。
なので私の場合はこう考えました。「自分はエンタメ関連で経済的ダメージをかなり受けている。死にそう。だから自分のお姉ちゃん(医療関係者)に感染に関するサポートをするべきだよ!」って言う? 私の場合は言えません。自分は医療で動けないけど人を動かす。その様な気持ちにはなれませんでした。自分の家族や親戚の場合、食品や医療に関わる仕事を四角定規にやり続けて来た(一族が存続するという長い目的ために)。その人達を自分達のために働けとは、言いたくとも言えないです。なので自己判断で自粛を続ける。子供を3人持つ身としても「ワクチンを待たなくとも抗体が出来るから子供は大丈夫!」とは思えないのが実際に子供を育てている私の心情。そして私は自分の免疫力に自信がない。子供3人の子育て・出産を舐めないで欲しい。私の元気は所詮カラ元気。ワクチンが出来るまではコロナにかかりたくない。

③他人の経済について。
知り合いで同じ様な思いをしている人の状態確認を怠らないようにしたい。自殺者の全体の事、その人達の家族背景を考える程、私は賢くない。ただし、知り合いがお店をやっているなら、ソーシャルディスタンスを保ちながらそのお店にしょっちゅう行く。行くリストも決めた。もしかしたら家族1食程度、買い物1回のサポートだけではなく、おしゃべりによって「別の打開策」を一緒に探せるかもしれない。それから住んだ町内会に参加しよう。感染対策をしっかりして営業を続ける人を邪魔しない様にしたい。ただし外に出る以上、2次感染の恐れがあるので、その間は高齢の人と会わない。

私は結構調べ魔ですが、散々世界の情報などを調べても、出来る事、決められる事はいまの所たったこれだけです。

ちなみに話が逸れますが、亡き父から私が中学3年生の時に与えられた言葉があります。それは「政府は世帯・個人の独立のためにある。」と言う言葉。実はこれ、「お父さん、ずいぶん大げさな事言うね」と思ったので、それから何十年も賢そうな人に会っては「政治は何のためにあるんですか?」という質問を重ねて来ました。どの偉い人からも的を得た回答を得られなかったので、その後も父の言葉はそのまま私の中に正解として息づいています。

私も日本政府の一次情報に耳を傾けつつ、怪しみつつ、わからないままに個人や家族の独立。それから周りの人(自分が知っている人)の最低限の独立のために何が出来るか考えたいと思います。

評論し、発信して世界が変わる。私は全くそう思いません。
自分が出来る事、近くの人のために出来る事をします。
私は意見ではなくて、どのように皆が実際に良い行動しているのか、
それだけが本当に知りたいと思っています。

DO MY SHIT.
頑張りましょう❤️




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